2018年11月30日
第89回温故知新の会「箱根ケ崎獅子舞ーその伝統と継承ー」
季節の変わり目ですが、皆様お変わりありませんか。
このところの小春日和で、事務所からみえる狭山丘陵の紅葉もいま少し楽しめそうです。
お陰様で、けやき館はこの11月で開館4周年を迎えました。
それを記念し、今週23日には、「箱根ケ崎獅子舞ーその伝統と継承ー」をテーマとする講演会を行い、開館を祝いました。
当日は、連休の最終日にもかかわらず、大勢の方にお集まりいただき、職員一同、開館5周年の節目に向けて気持ちを新たにしたところです。
講演は、箱根ケ崎獅子舞保存会の皆さんにお願いし、獅子舞の歴史や演目の映像解説ばかりでなく、将来に向けての取組みなど、参加者を交えての熱心な意見交換も行われました。
また、篠笛と棒使いの上演も行われ、郷愁を誘う笛の音と迫力ある棒の組み合いは、開館4度目の秋に彩りを添えるものとなりました。
この日のために、ひと月前より話し合いと練習を重ねてこられた保存会の皆様には、感謝申し上げます。
ところで、この講演会は、第89回温故知新の会として行いましたが、郷土芸能に関する講演会としては、これがはじめての試みです。
瑞穂は、お祭りが盛んなところ。
けやき館では、今後も同じ郷土芸能の講演会を定期的に開催する予定です。
2018年11月29日
企画展「吉川緑峰展~画業と足跡~」図録を販売中
みなさん、こんにちは。
けやき館では開催中の企画展「吉川緑峰展~画業と足跡~」の図録が完成、販売しています。
吉川緑峰は江戸時代後期から明治時代に画家として活動し、瑞穂町や埼玉県入間市などに作品を残した人物です。
この図録はコンパクトではありますが、企画展で展示している絵画資料は全点収録されています。気になった作品を、図録を見て振り返ってみてください。
大変お待たせしましたが、けやき館窓口にて200円で販売しています。ご来館の際は一度手にとってみてください。


企画展は12月23日(日)まで開催しています。ぜひこちらも足をお運びください。
みなさん、こんにちは!
11月24日(土)に、「大人の朗読会~クリスマスキャロル 他1編~」を開催いたしました。
大人の朗読会は不定期で開催してきましたが、今回で8回目の開催です 😯
今回もFMチャッピーラジオパーソナリティの峰ゆうこさんにご出演いただき、
「クリスマスキャロル」と「ある夜の物語」を朗読していただきました。
今回の朗読会はお隣の耕心館(喫茶ストーリア)での開催。
いつもと違った雰囲気での開催となりました。 🙂

大きなリースがより一層、クリスマスらしさを演出しています 😳
そして今回はなんと!朗読だけでなくハンドベル演奏も行いました 🙂

瑞穂町ハンドベルサークル「ほほえみの会」の方々による演奏。とても素敵でした 😳
けやき館では、季節に合わせて様々なイベントを開催しております。
みなさま、是非お越しください!
お待ちしております 😆
2018年11月25日
第94回 囲炉裏端で語る昔話
三連休の最終日。皆様いかがお過ごしですか?
けやき館では、恒例の囲炉裏端で語る昔話が開催されました。
今日は平山和治氏をお迎えして‘裏宿七兵衛’について語っていただきました。
七兵衛は青梅の裏宿に住み、俊足の盗賊として知られ、中里介山の‘大菩薩峠’にも登場する人物です。
甲州、上州等で盗みを働き、一夜にして舞い戻り、貧者に金品を分け与えたと伝えられています。
青梅市の宗建寺にある七兵衛のお墓には、早く走れるよう願う人たちのお参りが耐えないないそうです。
次回の囲炉裏端で語る昔話は、12月2日に会田宏氏を語り部に開催されます。
こんにちは。
11月17日(土)に、「きもの押絵飾り教室」を開催しました。
15個ある古布のパーツを振袖型にした台紙に貼り合わせていく、ミニ振袖の押絵飾りを作りました。
衿や帯揚げなど、どのパーツも細かい作業が多く、皆さん苦戦していましたが、キレイな完成を目指し夢中で作っていました。

約2時間30分かけてステキな「きもの押絵飾り」が完成しました。

只今、けやき館で展示している「みずほ染織伝承会作品展」の中にも、きもの押絵飾りを展示しています。
開催期間は、12月28日(金)15時までです。
ぜひ、展示を見にお越しください。
2018年11月18日
第88回温故知新の会「お茶のすべて」
みなさん こんにちは。
本日の温故知新の会の講演会は、日本茶インストラクター協会所属、全国手もみ茶振興会
東京狭山茶手もみ保存会会員の友野秀一さんにお茶に関するお話をしていただきました。
前半は、お茶の歴史について、
後半は、お茶に関することをクイズ形式で紹介。
例えば・・
・同じ木から緑茶、紅茶、ウーロン茶を造ることはできるか?
・狭山茶は全国茶生産量では何番?
・現在飲まれている深蒸茶はいつ頃から造られた?
などなど。
1時間半の講演で、様々なお茶に関する話を聞くことができました。
寒くなってきたので、みなさん温かい緑茶を飲みましょう!
2018年11月18日
企画展「吉川緑峰展~画業と足跡~」ギャラリートーク
みなさんこんにちは。
今日は、開催中の企画展「吉川緑峰展ー画業と足跡ー」のギャラリートーク(担当学芸員による展示解説)を行ないました。
今回は企画展の主担当の北爪が解説をしています。
吉川緑峰は、入間郡二本木村(現在の埼玉県入間市宮寺)の出身で、江戸時代末期から明治初期にかけて、画家として活躍しました。瑞穂町にもゆかりがあり、吉野岳地蔵堂や福正寺観音堂の龍の天井絵などを残しています。
また、今回の企画の趣旨は緑峰の絵画とともに、吉川家に伝わる資料から、事業(お茶や水車、新道の開発など)に関わった緑峰の姿を示すことでした。
こうした内容をご参加いただいた方とお話しながら解説をしました。
今回ご参加いただいた方々はみなさん熱心に聴いていらっしゃいました。緑峰の残したものは大きかったのですね。
企画展「吉川緑峰展ー画業と足跡ー」は12月23日(日)まで開催しています。
また、次回のギャラリートークは12月1日(日)です。こちらもぜひ足を運んでみてください。

こんにちは。
11月17日(土)に「第43回親子折り紙教室」を開催しました。
今回は12月のクリスマスに備えて、リースとサンタさんを作りました 🙂


みなさん、夢中で作っていました 😀
来月の親子折り紙教室は、12月15日(土)(10時15分から11時30分まで)です!
予約不要なので、お気軽にお越しください 😉
お待ちしてま~す!
2018年11月05日
第87回温故知新の会 絣板製造実演
11月4日午後1時00分から、「絣板製造実演」の5日目を開催しました。
実演をしていただいたのは坂田勝長さん。坂田さんは昭和7年に石畑に生まれ、村山大島紬の糸を染める際に使用する絣板を造る職人として、長く活躍されてこられた方です。昭和42年にはそれまでの功績が高く評価され、第一回日本商工殿堂表彰大会において、総裁賞を受賞されました。
この糸染めの方法は「板締め染色」と呼ばれ、村山大島紬の大きな特徴です。
今回の実演は、先月31日から今日までの5日連続での公開で、本日が最終日でした。期間中は大変多くの方のご来場をいただき、めったに目にすることのできない技術を楽しみに来場された方や、また「何の作業をされているんですか?」と珍しそうに覗き込まれる方など様々でしたが、独特の形をした道具を使って板にシャクッ、シャクッ、と軽快に溝を彫り、次々と絣板を造っていく見事な技に、皆さん目を見張っていました。
また、坂田さんのとても懇切で解りやすいお話に皆さんすぐに引き込まれた様子で、ユーモアを交えたお話に、会場となった展示室の一角には笑い声が響くなど、とても楽しい実演公開となりました。

2018年11月04日
第93回囲炉裏端で語る昔話
皆様、こんにちは。
今日は、第93回囲炉裏で語る昔話「横田基地のあれこれ②」が行われました。
語り部は宮坂 勝利氏。
昔の横田基地から飛行機を写した写真で、瑞穂町の景色が分かると、みなさん興味深くご覧になっていました。
飛行機のB-29のBの意味はボンバー爆撃機、Cはキャリー輸送機、Fはファイター戦闘機など分かりやすく面白い内容でした。

次回は11月25日(日)「裏宿七兵衛伝説」
語り部は平山 和治氏です。
皆様のご来館をお待ちしています。