2月20日 瑞穂に春を告げる“瑞穂のつるし飾り”始まりました。
今年は、干支の“子”、2018年度町内新生児数178人“みずほの赤ちゃん”、友好交流のあるタイ コンケーン市の花
“ゴールデンシャワー”が加わり賑やかなつるし飾りが、耕心館・けやき館で開催されています。
このつるし飾りを制作したボランティアさんの活動を“魔法にかかった布たち”と称し、一枚の布からつるし飾りが
出来るまでの過程と併せ、2階の展示ギャラリーで紹介しています。
1階企画展示室では、当館所蔵のお雛様をはじめ、町内の中学生よりお借りした平成雛。 そして今回は、青梅きもの博物館所蔵の梨本宮方子様のお雛様や十二単を展示しています。 
3月8日まで展示中。
2020年02月16日
第118回囲炉裏端で語る昔話
みなさまこんにちは
本日の囲炉裏端で語る昔話のお題は、『加藤神社と目黒のさんま』です。
加藤神社は瑞穂町にある神社、そして目黒???
先ずは、語り部の関谷忠氏が、加藤神社についてお話ししてくださいました。

甲斐の武田氏の武将だった加藤丹後守景忠と家族、少数の家臣は武田氏滅亡の際、
箱根ヶ崎まで落ちのび、武運つきこの地で討死したと伝わっています。
その加藤一族を葬るための塚(加藤塚)が、加藤八幡(武門の神様)になり、
さらには、地域の人々の健康や厄除けを祈るための神社となったそうです。
瑞穂の人々からは、“加藤様”と親しまれ、現在でも毎年3月15日には、例祭が行なわれています。
その折には瑞穂以外からも、加藤家ゆかりの人々が参加してくれるそうです。
さて、目黒‥‥
先ほどの例祭の折り、瑞穂以外の加藤家と言いましたが、
加藤家は瑞穂で滅亡したわけではなさそうです。
家臣が幼子を背負って逃げ延びたとか諸説ありますが、今でも加藤家の末裔の方々はいろいろな地にいらっしゃいます。そのひとつが目黒なのです。
落語の「目黒のさんま」をご存知ですか?
将軍様が目黒の尾鷹場でさんまを食べますが、その尾鷹場こそ加藤家子孫が治めていた土地だったとか。
もしかしたら、瑞穂からさらに落ちのびた子孫だったかもしれませんね。
瑞穂と目黒がつながりました。
関谷氏の興味深いお話を聞いた後は、聞き手の皆さんも一緒に加藤神社についてなど語り合って、
わいわいと楽しい囲炉裏端となりました。

次回の「囲炉裏端で語る昔話」は、
3月8日(日)戸田祐佳氏、森田麻美氏による「楽しいお話 いっぱい」です。
場所は、体験学習室です。
皆さまのご参加お待ちしております。
皆さま、こんにちは!
本日の親子折り紙教室も、たくさんの方が参加されました。

お題は「コアラとパンダと宙返り馬」。
ご覧のような可愛い動物を作りました。
動く馬は皆さまに大変好評でした。



次回は3月21日(土)です。
皆さまのご参加をお待ちしてます。
2020年02月09日
直伝!ショコラティエと作るバレンタイン
今年のバレンタインは誰にあげるか決めましたか?
手作りチョコをあげたいけれど、手間がかかりそうだな?っと敬遠している方にぴったりな教室が開催されました。
スウィーツショップで見かけるボンボンショコラはお値段もなかなか。自分で作るとなると手間もかかりかなり大変。そこで見た目はボンボンショコラ、中身は市販のクッキー。家庭で誰でもできるチョコレート作りです。
講師にはショコラティエ野﨑和美さんをお迎えしました。

テンパリング(チョコレートを溶かし適切な温度で固めること)と呼ばれる作業をすることで、艶やかな光沢が出て口溶けのよいチョコレートに仕上がるのですが、この温度の管理が大変です。湯煎で温めたり、出して冷ましたり。
適温になったらそこにクッキーをいれコーティング。
転写シートを空気が入らないように載せ、5分ほど冷蔵庫へ。
転写シートをはがしたら完成です!

普段からお菓子つくりをしている方には少し物足りなかったかもしれませんが、チョコレート作りがこんなに大変だとは思わなかったとの声も寄せられました。
皆さんはどんなバレンタインを過ごされますか?
2020年02月09日
来館者20万人達成記念セレモニー
こんにちは。
冬の寒さが厳しくなってまいりましたが、いかがおすごしですか。
今日は、去る1月18日に達成した来館者20万人の来館者を招待して、本日13時から当館ガイダンスホールにて記念セレモニーを開催しました。
記念すべき20万人の来館者は、瑞穂第二中学校美術部のみなさんです。
式典では、杉浦町長から認定証が授与され、続いて鳥海教育長から花束、指定管理アクティオ株式会社の淡野社長より記念品が贈呈されました。
認定証の授与
くす玉を開きました
二中美術部さんの記念撮影
また、イベントには町関係者のほか、町民の方、来館者のみなさんも集まってくださり、暖かい雰囲気の中でお祝いすることができました。
先日のブログでも紹介しましたが、美術部のみなさんは「第4回古民家でたのしむ紙芝居」の「長岡のシバモグリ」の絵を描いていただき、その初披露のために来館していただきました。そこで、ちょうど20万人となり、本日の式典となりました。
けやき館では、更に地域の方々に愛していただける施設となるようこれからも様々な事業を実施して取り組んでいきますので、皆様のご来館をお待ちしています。
2020年02月01日
郷土の食文化「打ち入れうどん」
皆さま こんにちは。
本日、けやき館では「打ち入れうどん」の体験教室を行ないました。
瑞穂町はお米の収穫が少なかったため、小麦を利用した料理が昔から親しまれてきました。
冠婚葬祭の時など、宴席の最後に振舞ったそうです。瑞穂に嫁いできた若奥様たちはお姑さんにうどんが打てて一人前と認められたそうです。
先生のデモンストレーションを見学後、うどん作りスタート。

捏ねて、踏んで、伸ばして。
わいわい言いながら楽しく作業。

畑で取れた野菜を具財にぐつぐつ煮込み、さあ出来上がり! 
また、本日は瑞穂農芸高校の学生4名が参加してくださいました。
薬味には、その農芸高校食品研究部が開発・製造している「瑞穂七色唐辛子」を使用し、
食事の前に「瑞穂七色唐辛子」のPRもしてもらいました。
みんな満足、お腹一杯になったということです。
来年もお楽しみに~。