2020年04月18日
臨時休館中のけやき館 探検!! ②
皆さん、こんにちは。
今日は、企画展示室をご紹介します。
「みずほの蝶」を展示準備してる様子です。
ほぼパネルも飾り終えました。
あとは、標本などを展示する予定です。
学芸員が展示をやっている様子です。
普段見れない光景ですね。
こちらは展示ケースの中にあるリアルなイラストです。
ガラス越しでないほうがイラストの色は良い!!
横から撮影しました。
保存状態のためにガラスは必要ですが、肉眼のほうが絶対いい 😀
こちらはパネルその①です。
ぜひ、他の解説や蝶の写真なども来館してご覧ください!!
図録の準備も整いました。
そちらも手にとって見てくださいね。
お待ちしています。
またどこかを撮影してお届けします。
2020年04月16日
ブログde万葉集と山野草④
けやき館も5/17日までの臨時休館が決定いたしました。
今年は皆様に足を運んで『万葉集と山野草』を愉しんでいただくことが出来なくなってしまいました 😕 。
ッということで、いつにも増して気合をいれて『ブログde万葉集と山野草』をアップしてまいります。
万葉集にはカキツバタを詠んだ歌が7首あるといわれています。そしてこの花の搾り汁は着物の染料などとして利用されていたようです。しかし!カキツバタの花のような紫の色は、古来、高貴な色として尊ばれてきた。それをあらわすには、中国や日本では紫草の根を用いるんです(ムラサキは次回紹介紹介します)。
ところで皆さんは、カキツバタとアヤメの違いわかりますか?「いずれ菖蒲か杜若」っと言われる当館の女性陣もはっきりとした違いはいえませんでした 😆 。
花弁の元がアヤメが網目模様、カキツバタが白の目型模様。アヤメは乾燥した草地に生え、カキツバタは湿地に生えるそうですよ。専門的には色々あるのでしょうが、ざっくりこんな感じで覚えてください。
5月になると上旬にはアヤメ、中旬からはカキツバタが開花。その頃には感染症が落ち着いて日常が戻っていて欲しいですね。
さて、最後に前回クイズの答えです。答えは・・♪ドゥルドゥルドゥル♪
④大伴旅人です!
大伴旅人(おおとものたびと)は今回紹介したカキツバタの歌を詠んだ、大伴家持のお父さんです。万葉集といえば家持ですが、なかなかお父さんの旅人も素敵な歌を詠んでますよ。
長い休館中、大伴家の家計図と旅人の歌などもいずれ紹介しますね。
では、本日の問題です。
Q.『万葉集』に12首の歌を残している女性で、絶世の美女であったと言われ、天智天皇と天武天皇が争ったといわれたのは誰でしょう。
①推古天皇 ②小野小町 ③額田王 ④クレオパトラ
本日もお付き合いありがとうございました。次回はムラサキを予定しています。
2020年04月13日
臨時休館中のけやき館 探検!!
皆さん、こんにちは。
今日は雨で寒いですね。
ただ今、臨時休館中のけやき館です。
来館者の方が、普段見れないような館内をご紹介します。
風除室には、来月のミニ展示「こいのぼり」
これ染めたんです!
実際の作品をぜひ、肉眼で見ていただきたいです。(フラッシュ使用)
入り口はフラッシュをたいて撮影。少し明るいです。
展示室は電気も消えて真っ暗。
ある意味、オバケ屋敷のような雰囲気です。
ちょっと怖いかも・・・。
明日、また他のところをご案内いたしますね。
2020年04月13日
ブログde万葉集と山野草③
雨ですねー 。
STAY HOME の今こそ、けやき館のブログを活用して下さい。
興味を持った物を見つけたら、その事柄をちょっと掘り下げる。こんな時期だからこそ出来ることなのかも知れません。
今回は「ツキクサ 月草(露草)」。
草木を用いた染料は褪せやすいものも多い。そのはかなさゆえに大切に思うこころが強く多くの歌に詠まれたと言われています。
このツキクサは友禅染めの下絵を描くのに現在も使われているようです。
日本各地の畑地や道端に自生していて、当館学芸員によると「写真を撮ることを忘れるくらい当たり前に咲いている」そうです。
今回のお写真は以前当館で「雑草の花 みんな美しい」を開催した久保田さんにご協力をいただきました。ほんと「美しい!!」
お待たせいたしました。前回クイズの答えです。
正解は ③大伴家持 でした。
今回紹介した歌の詠み人大伴坂上大嬢(オオトモノサカノウエノオオイツラメ)は、 大伴家持の正妻と言われています。
では、今回の問題は・・・ちょっと難しいですよ! 😈
Q.「万葉集」に女性として最多の84首を残している大伴坂上郎女の異母兄にあたるのは誰でしょうか?
①大伴家持 ②大友宗麟 ③大友康平 ④大伴旅人
答えは次回 ブログde万葉集と山野草④で(木曜日にUP予定です)。
4月13日(月)寒い雨の一日です。体調管理にご留意ください。
2020年04月12日
ブログde万葉集と山野草②
自宅でお過ごしの皆さん!お待たせしました。
『万葉集と山野草②』のお時間です 😛
万葉集の土針はエンレイソウ、メハジキ、ツクバネソウなど諸説ありますが、ここではエンレイソウとして紹介させていただいております。
お隣の耕心館の庭に見られるエンレイソウ(延齢草・・・なんか縁起いい名前ですね)。学名のトリリウムは3を基数にしたユリという意味です。3枚の輪生する大きな葉の中心に3枚弁の小さな花を咲かせます。
今はシロバナエンレイソウが咲いています。
日本ではエンレイソウ、シロバナエンレイソウ、オオバナエンレイソウ、ヒダカエンレイソウ、コジマエンレイソウなどが見られるそうです。余談ですが、北海道大学の校章はオオバナエンレイソウだそうです。
では、前回の問題の答えです。
正解は ④の梅 でした。 ちなみに 一位は 秋の七草の 萩です。
そして第二回目の問題は
今回ご紹介した歌は作者が“詠み人知らず”でしたが、『万葉集』に最も多くの歌を残す歌人は誰でしょうか?
①大友金村 ②大伴旅人 ③大伴家持 ④大友宗麟
次回ブログde万葉集と山野草③で正解を発表しまーす。
お子様の成長の願いを込めて!
こんな時期だから敢えて休館の館内にこいのぼりを展示しました。
本来は沢山のご来館者の方に見ていただきたかったのですが、今はとにかく一日も早い収束を願いブログでお披露目です。
こいのぼりプロジェクト(担当者である私の暴走)は、昨年末より開始。瑞穂町の伝統産業『村山大島紬』にかかせない板締めを来館者の皆様に知って頂きたいという思いから始まりました。
日本の伝統工芸士 小山典男氏にご協力いただき、2月初旬に板締め染色をしていただきました。
その後染め上がった生地をこいのぼりに成形。ここではみずほ染織伝承会の高橋さんにご協力をお願いし、私の苦手な針と糸を駆使して完成にいたりました。
龍門という滝を「鯉」が登ると、やがて「龍」となって天を駆け上がるという、「登龍門」の伝説からこいのぼりは生まれたと言われています。「鯉が龍になるように、たくましく育ってほしい」という子供への願いが託されているのです。
自宅学習が主になった今、お子さんたちの元気な声が学校や公園から聞こえる日が早く戻ってきますように。
2020年04月09日
ブログde万葉集と山野草①
昨年の今頃は、カタクリの郷、桜などを鑑賞しながら大勢の方がけやき館へ足を運んでくださいました。
2階展示ギャラリーで控え目に開催していた“万葉集と山野草”。
『令和』の出典が万葉集と周知され、足を運んでくださる方も日に日に増え、今年も楽しみにしていた方もいらっしゃたのでは?ないでしょうか。
感染拡大防止のため、8日から休館となったけやき館。
“万葉集と山野草”のコアなファンのために、ブログで万葉集と山野草を開催しちゃいます。パチパチパチ 😛
今日は記念すべき第1回目(この先何回開催できるか・・・?)。
この季節にちなんで
桜を取り上げてみました。
現代ではお花見といえば桜ですが、奈良時代、花と言えば梅だったそうです。これは遣唐使が関係しているといわれています。
そして桜は、『さ』は田の神様、『くら』は神様の座る場所という説があるくらい神聖なものとして祭られていたそうです。
では、最後に問題です!
Q.「万葉集」の中で二番目に多く詠まれている花はなんでしょう。
①かたくり ②桜 ③藤 ④梅
正解答えは、ブログde万葉集と山野草②をご覧下さい。
2020年04月08日
ご入学、ご進学おめでとうございます。
例年とは違う入学式、始業式。
けやき館の前を元気よく通学する小学生の姿が見られずに、いつもの四月とは違う寂しさを感じます。
けやき館も5月6日(水)まで臨時休館です。
そこでけやき館スタッフ一同より進学、進級のお祝いの写真をアップします。
新入生の皆さんへ ご入学おめでとうございます 😛 。