2020年08月30日
第19回イブニングトークけやき館の落語会
昨夜、久しぶりとなります“落語会”を開催しました。
ご出演は、もちろん古今亭始さんです。
新型コロナの感染拡大防止の為、定員も30名にしての開催です。
演目は『棒鱈(赤べろべろの醤油漬け)』『錦の袈裟』。
お客さまからも「久しぶりに元気な始落語を聴けて良かった~」「始さんの演技が真に迫っていて臨場感たっぷりで面白かった」などの声をいただきました。

さらに、何と!始さんはコロナ禍の中、YouTube 配信も始めました。今時のYouTuberです。
「古今亭始 コロナに負けるな!(はじチャン)」をチェックしてみてください。
次回のイブニングトークけやき館の落語会は、9月19日(土)17時開演、演目『明烏』ほかで開催予定です。
お申込みは、9月1日(火)10時より、お電話またはご来館にて承ります。
2020年08月23日
第130回囲炉裏端で語る昔話「二胡とふるさとの昔話」
皆さん、こんにちは。
今日は、囲炉裏端で語る昔話が多目的室にて開催されました。
お題は「二胡とふるさとの昔話」。
初めに二胡という楽器の説明がありましたが、皆さんは知っていますか?
二本の弦を弓で弾きます。ヴァイオリンのイメージでしょうか?
しかし余韻のある音がでます。
それは、弓が何本もの毛で出来ていて、弦を表と裏の両方で挟んで奏でるからだそうです。
3曲演奏してくれました。
『太湖船』は中国大陸を流れる長江のようなゆったりとした曲でした。
『サリーガーデン』はアイルランド民謡で恋の物語だそうです。
『また君に恋してる』は坂本冬美さんが歌って有名ですが、元はビリーバンバンが歌ったそうです。

次にゲストを加えて、昔話をしてくれました。
‟ クリちゃん ”、可愛い男の子です。

『ザクザクババア川』という題で、「牛方」が登場します。
‟ 牛方 ”って分かりますか?
牛に荷物を載せて運ぶ人のことです。
お正月に初荷を持って行くと、お酒が振舞われます。
酔っぱらった牛方を荷台に載せて、牛はちゃんと家に帰ります。
賢いですね~。
その牛方が酔っ払い、しょんべんをしたくなり川で用を足します。
すると、どこからか、ザクザク ザクザクと音がする。
「何だ?」と思い音のする方を見ると、
「川を汚すたわけ者はどいつだ!」と大きな影が立ち上がります。
驚いた牛方は牛の方へ逃げ出しますが・・・
牛は牛方を載せて家までちゃんと帰りましたとさ。
似たような話はあちこちであるそうです。
次回、囲炉裏端で語る昔話は9月6日(日)に行います。
皆さんの参加をお待ちしています。
2020年08月16日
第120回 温故知新の会 「近世の百姓一揆と秩父事件」
皆様、こんにちは。
猛暑の続く中、いかがお過ごしでしょうか。
今日は温故知新の会、郷土歴史講演会「近世の百姓一揆と秩父事件」を開催しました。
講師は、瑞穂古文書を読む会の渡辺忠夫さんです。
講師の渡辺忠夫さん
今回は、百姓一揆、全国の一揆を取り上げつつ、特に近隣の「天明の一揆」と「武州世直し一揆」、そして近代の「秩父事件」までを取り上げられています。
江戸時代は泰平な時代といわれても、地域に矛盾が起こります。
多摩地域で起きた「天明の一揆」は、実は狭山池が一揆の集合場所となり、現在の武蔵村山方面へと向かっていきます。
また、武州世直し一揆でも、箱根ヶ崎宿は拝島方面へと向かう一揆の通り道になっています。身近な場所も、一揆の舞台になっていたことを改めて感じます。
講演中の渡辺さん
色々な一揆を丁寧に、渡辺先生に解説していただきました。
次回の温故知新の会は、9月13日(日)13:30~、体験教室「東京だるまの絵付け体験」、講師は根岸ダルマ屋さんです。
みなさん こんにちは
8月10日より「けやき館夏のわくわく工作教室」がスタートしました。
8月10日~8月26日の月・火・水曜日の7日間、日替わりで工作が楽しめます。
(8月17・18日は休館日のため開催しません)
8月10・24日(月)は「タオルで作るワンちゃん」
8月11・25日(火)は「ペーパービーズブレスレット」
8月12・19・26日(水)は「シロクマの砂絵」
3種類の工作ができます。
初日はタオルで作るワンちゃんを作りました!
タオルをクルクルしてワンちゃんを!フェルトをクルクルしてお花を作りました。

みんなカワイイワンちゃんができあがりました。

今年の工作教室は予約制となりますが、まだ空きがございますよ。
お待ちしております。
こんにちは。
山の日である8月10日に、お隣の耕心館と一緒に「けやき館・耕心館 夕涼み映画会」を行いました。
上映した映画は「僕のワンダフルジャーニー」です。昨年の映画会で上映し好評だった「僕のワンダフルライフ」の続編になります。
内容は、大好きな飼い主の幸せを守ろうと奮闘するけなげで可愛いワンちゃんの物語。
犬らしいカワイイ行動にクスッ、飼い主を思う気持ちにジーンとくる笑って泣ける温かい物語でした。

余談ですが、今回は上映前にミニミニ縁日を開きました。(初の試み!)
金魚すくいと・サメ釣りを参加者の方に楽しんでいただきました。
金魚すくいよりサメ釣りが難しく、手こずる方もいましたが最後はちゃんと釣れていました。 😀
上映前から盛り上がりました。

皆さん、こんにちは!
毎日暑いですね。
今日は折り紙教室を開催しました。
お題は「折り紙のパッチワーク」

パッチワークのように、部品を作り、組み合わせて作ります。
見本は魚ですが、四角いコースターなども作れます。
活気があって、皆さん楽しそうに作っていました。


次回は、9月19日(土)です。
皆さんの参加をお待ちしています。
2020年08月10日
特別展「ニシタマ・シネマエイジ」始まりました
みなさん こんにちは。
けやき館では、特別展「ニシタマ・シネマエイジ‐どの街にも映画館があった‐」の開催が始まりました。
近隣地域にあった映画館とその貴重な関連資料を紹介、西多摩地域にみられた古き良き時代の映画文化を振り返ります。
会期:8月7日(金)~9月22日(火)
時間:10:00~21:00
場所:企画展示室
会期中の休館日:8月17日(月)・18日(火)
2020年08月09日
第131回温故知新の会「第5回平和へのメッセージ」
みなさま こんにちは。
本日けやき館では、毎年終戦記念の8月に行っている「平和へのメッセージ」を開催しました。
今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、昨年までの内容から時間短縮を図った内容にしての実施です。
講演の進行を池田美江子さんに、語り部の本橋善子さんと内野ちよ子さんには、幼少期の戦争体験談をお話していただきました。
《本橋善子さん》
《内野ちよ子さん》
《池田美江子さん(画像中央)》
8月15日は終戦記念日です。世界各地では、今もなお悲惨な戦争やテロが起きています。日本で暮らす私達は戦争とは無縁のようですが、
本講演を機に、一人一人が「平和」のありがたさについて考える機会になればと思います。
次回の温故知新の会は、8月16日(日)郷土歴史講演会「近世の百姓一揆と秩父事件」です。
2020年08月09日
第129回囲炉裏端で語る昔話
みなさま こんにちは
特別な夏のお盆休みいかがお過ごしですか?
猛暑+マスクで今まで以上に苦しい夏となりましたが、くれぐれも熱中症に気をつけて楽しく過ごされますように。
本日の囲炉裏端で語る昔話は
瑞穂町役場企画課長 宮坂勝利氏に 「横田基地のあれこれ⑤」を お話していただきました。

宮坂氏は入間市生まれで、幼い頃から入間基地から飛び立つ飛行機に親しんでいたそうです。
また瑞穂町役場から、日本初の防衛省と地方公務員の人事交流で、北関東防衛局に出向されていたこともあります。
だから、宮坂氏の横田基地のお話や写真には臨場感がありました。
今日のお話の中心は “横田の常駐機” (横田基地の飛行機は大人気ですね)



その中でも輸送機の C-130のお話をしていただきました。
東日本大震災の時、壊滅的な被害を受けた仙台空港が何とか整備され、一番最初に物資を輸送して降り立ったのが、
横田基地から飛んだC-130でした。そこから支援活動が始まりました。
横田基地でも、世界中から支援のための各国のC-130が飛んできてきてたそうです。
支援活動の写真も見せていただいたのですが、災害時の事ではありますが、
日本のために昼夜を問わず働き続けてくれる人々と飛行機は、美しくてかっこいいなあと思ってしまいました。
次回の囲炉裏端で語る昔話は、
8月23日(日) 村上氏と入藏氏による 「二胡とふるさとの昔話」です。