TEL.042-568-0634

開館時間
10:00〜21:00
休館日
第3月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日

2022年03月

20220304

ひなまつり展2022のご紹介②

みなさんこんにちは。

「瑞穂のつるし飾り」に合わせて、今年も企画展示室にて「ひなまつり展2022」を開催しています。

今回も「ひなまつり展2022のご紹介」として、展示の中から一つ選び、紹介したいと思います。

 

今回は、市松人形です。

〈市松人形〉

市松人形って雛祭りの時に飾るの?と思われかもしれません。

雛祭りの時に市松人形を飾るのは関西の風習で、「よく飾られていましたよ」と寄贈された方から聞きました。

市松人形は着せ替えの一種で、関西では「いちまさん」「いちまにんぎょう」と呼ばれ、女の子の遊び道具として親しまれています。

このお人形は、寄贈された方のおばあ様が京都の「松屋」(現在は閉店)で買い求めたもので、7~80年ほど前と伝えられています。

ひな祭りの時には、4月3日(旧暦)前後の一週間ほどお雛様とこの市松人形を一緒に飾っていたそうです。

 

昔のお雛様は、今のように形式が定まっていないので、こんな飾り方もしていたようです。

〈大正時代の町の雛祭りの様子〉

 

〈拡大すると、色々なお人形がいます〉

大正時代と伝えられる町のお雛様の飾りですが、手前にお人形が飾られています。

お雛様の今昔について紹介しました。

20220301

ひなまつり展2022のご紹介

みなさん こんにちは。

「瑞穂のつるし飾り」に合わせて、今年も企画展示室にて「ひなまつり展2022」を開催しています。

そこで、今年も展示担当者が展示の中から一つ選び、紹介したいと思います。

今回は、「大海道細淵家」の雛人形です。

大海道細淵家は、けやき館・耕心館の元々の地主で、この地域の豪農として知られ、このお雛様も代々家に伝えられてきたものです。

〈大海道細淵家のお雛様、ガラスが反射してすみません〉

このお雛様は、何といっても大きさです。男雛の高さは冠の先の部分まで含めると、約60cmにもなります。

展示をする時に抱えて持つのですが、お雛様を持った時の手にはずっしりとした感覚が残ります。

また、顔の表情も気品があり、古風な趣があります。キリリとした顔をぜひご覧ください。

 

お雛様って、後ろ向きはどうなんだろう、と気になりませんか。

そんな方のために、こんな写真を用意しました。

〈女雛、資料用のため背景が適当ですみません〉

しっかり作り込まれているのがわかりますね。

気になった方はぜひ「ひなまつり展2022」に足をお運びください。

3/6(日)まで開催しています。

2022年03月

2022年03月