2021年04月11日
ブログで紹介~企画展「身近な昆虫、ここが面白い!」(その1)
みなさん、こんにちは。
桜の季節は終わりましたが、さまざまな草花が咲き誇るようになり、まさに春爛漫の時期になりましたね。
けやき館では、4月10日から企画展「身近な昆虫、ここが面白い!」がスタートしました。毎年恒例になった自然科学系展示の第4弾で、令和3年度最初の企画展です。
この展示では、瑞穂町周辺に生息している虫たちのなかで、面白くて不思議な生態をもつ昆虫たちにスポットを当てながら、身近にいる昆虫の「知られざる一面」を、パネル・写真・標本・絵本原画などを用いて、幅広く紹介しています。
今回の展示は、以下のテーマによって構成されています。
①昆虫の概観説明と瑞穂町で見られる昆虫のパネルによる解説、関連する標本展示。
②不思議な生態をもつ昆虫の紹介パネルと関連する標本展示。
③昔懐かしいジャポニカ学習帳の表紙に使われた、歴代の昆虫写真のパネル展示。
④絵本作家 舘野鴻氏が描いた昆虫や生き物の絵本原画。
①の概観では、虫と昆虫の違い(実は、虫と昆虫ってイコールじゃないんです!)や、体の仕組み、「変態」のパターン、世界のさまざまな昆虫、などを紹介するとともに、珍しい標本も展示しています。
瑞穂町で見られる昆虫では、町内に生息している昆虫の種数(その数、なんと1,618種もいるんです!)、チョウ目(もく)・コウチュウ目など、代表的な昆虫について写真を用いて紹介しています。その中には、私たちが苦手としている「黒光りする例のヤツ」も登場します(-_-;)
また企画展の関連イベントとして、
・4月18日(日) 第146回温故知新の会 自然に関する講演会「ブータンシボリアゲハの再発見」
講師:進化生物学研究所 主任研究員 山口就平 氏
・5月22日(土) 企画展ギャラリートーク
解説:瑞穂自然科学同好会会員
を実施します。講演会は予約制ですが、まだ席に若干の余裕がありますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。
「身近な昆虫、ここが面白い!」は6月20日(日)まで開催しています。今後も展示内容を紹介するブログを発信しますので、どうぞお楽しみに。