2020年05月08日
ブログde万葉集と山野草⑧
お待たせいたしました。「ブログde万葉集と山野草⑧」のお時間です。
今日は韓藍(カラアイ)、鶏頭(けいとう)です。
韓(中国)から渡来した藍(染料)という韓藍を詠んだ歌は4首あります。大事に庭で育てた韓藍を女性に見立てた恋の歌ですね。先日番外編でご紹介した山部赤人も一首詠んでます。
我が屋戸に 韓藍蒔き生ほし枯れぬれど 懲りずてまたも蒔かむとぞ思ふ
訳:庭に植えて育てたからあいは枯れてしまったけれど、懲りずにまた撒いてみようと思う。(一度消えた恋の炎をまた燃やしてみようと思う)
ではでは前回の問題のお答えです。万葉集は7~8世紀の歌が載っているんですねー。っということで正解は②番でした。
今日の問題は、このブログを読んでくださるくらいの皆様なら簡単です。
Q.万葉集は全部で何巻あるでしょうか?
答えは5/10up予定です。
STAY HOME期間中、我が家では家族4人でスマホアプリの絵しりとりを楽しみました。例年のGWは家になどいない子供たちが、タブレットを使った能トレコミュニケーションを提案してくれて、いつにない休日を過ごしました。
知識とアイデアがあればこのような状況でも、もっともっとけやき館を知ってもらえる術はあるのだろうと自分の無力さを感じつつ、ブログを更新してまいります。