2021年03月07日
企画展「ひなまつり展2021」のご紹介⑧
みなさん こんにちは。
企画展「ひなまつり展2021」のご紹介の第8回として、展示室入り口のお雛様についてお話したいと思います。
〇友永詔三さんのお雛様
企画展示室の前のケースのお雛様は、造形作家の友永詔三さんの作品です。
友永さんには、昨年の12月から1月にかけて開催した「造形作家 友永詔三の世界」でたくさんの作品を展示させていただきました。
NHK連続人形劇プリンプリン物語の人形美術担当として知られていますが、雛人形も作っていたのですね。(木彫が本職でした!)
帝国ホテルのギャラリーで飾られていたものですが、今回特別にお借りしました。
〈友永詔三さんの雛人形〉
どちらも幻想的な雰囲気が漂っています。
左側のお雛様はひなまつりの期間が過ぎると蓋をしてリンゴの置物になります。一年中楽しめる置物ですね。
瑞穂のお雛様、手づくりのお雛様、郷土のお雛様、いろいろと紹介しましたが、どの雛人形にも作り手の想い、雛人形を飾って祝う想いが感じられるのではないでしょうか。
今回で、企画展「ひなまつり展2021」のご紹介を終わりにしますが、少しでも雛人形に興味を持っていただけたら幸いです。