2020年10月17日
企画展「清水家文書展」ギャラリートーク①
みなさん、こんにちは。
今日は企画展「清水家文書展」の関連企画、ギャラリートークの第1回目を開催しました。
清水家文書とは、長岡地区に伝わる古文書で、江戸時代、新田開発された長谷部新田に出百姓として移り住んだ清水家に関する文書で、当館が所蔵しています。今回は、清水家文書と長谷部(良)家文書から、村の歴史を読み解こうという展示です。
展示解説のため、一つ工夫したことがあります。
バーズアイ瑞穂と同じサイズの村絵図を作ってみました。
長谷部新田村絵図をバーズアイ瑞穂と同じ大きさに拡大して、形を微調整してバーズアイ瑞穂にのせてみました。
〈拡大した長谷部新田村絵図〉
道や家は現在と一致するところが多く、江戸時代の土地利用の仕方が現在にも大きく影響を与えていることがわかります。
お客様も興味を持って見てくださったようです。
〈拡大した村絵図解説中〉
展示室では、古文書を通じてどのようなことが読み取れるのか、どのようなところが現在にも通じているのかなど解説をしました。
〈展示室での様子〉
今回参加してくださった方々は、地元の長岡の方が多かったようです。
1時間の解説時間が終わった後も、興味を持ったことについて質問やお客様同士で話し合われていました。
〈展示の意見交換の様子〉
今後の企画展のギャラリートークは、10/31(土)と11/14(土)に開催予定です。
10/31(土)は「瑞穂古文書を読む会」のみなさんが中心となって解説をしてくれます。
ぜひお越しください。