2020年11月15日
企画展「清水家文書展」図録販売開始!
みなさん こんにちは。
遅ればせながら、企画展「清水家文書展」の図録が販売となりました。
〈企画展「清水家文書展」図録の表紙〉
展示のハイライトとして、いつでも手軽に展示を振り返って見られるように編集しています。
図録になっていると、文書の写真も見やすくなっているものも多くあると思います。
図録では42点の文書を取り上げ、再構成しています。
〈図録を開くと…〉
〈長谷部新田への出百姓の図版〉
簡単に紹介すると…
1、長谷部新田の開村
享保期の長谷部新田の開村当初について取り上げ、近隣からくる出百姓について、新田開発における工夫や苦労について紹介しています。
2、長谷部新田の検地
宝暦期の長谷部新田と東善院(下師岡新田)・能仁寺との菩提寺をめぐる相論、宝暦9年の検地を取り上げ、長谷部新田が村としての体裁を整えていく様子を示しています。
3、長谷部新田のくらしと清水氏
長谷部新田の江戸時代後期の文書から、鷹場関係、村政に関わるような史料から、文書から見える清水氏まで取り上げています。清水弥平次家が糠商売をきっかけに村内で有力な百姓となる様子がよくわかると思います。
4、長岡村の成立と近代
明治時代になっても、すぐに全てが変わってしまうわけではありません。村が江戸時代から明治時代へとどのように引き継がれていくのか、また近代の産業の一つ、養蚕について取り上げています。
〈年表も注目〉
企画展「清水家文書展―史料からみる村の歴史―」の図録は、受付で購入できます。値段は200円です。
ぜひ一度手にとってみて下さい。