2018年08月05日
企画展「瑞穂の旧石器~氷河期を生きた瑞穂の旧石器人~」を開催中
現在、けやき館では企画展「瑞穂の旧石器~氷河期を生きた瑞穂の旧石器人~」を開催しています。
瑞穂町では、現在縄文時代などの遺跡が22か所確認されています。また、近年の発掘調査によって、旧石器時代を中心とする遺構や遺物も数多く発見されています。
特に、箱根ケ崎駅の西側に広がる松原遺跡とその東に位置する狭山遺跡からは、石器づくりの跡が確認され、尖頭器(石槍)をはじめとする様々な石器が出土し、狭山遺跡からは、東北地方と西南地方から伝わった異なる複数の石器製作技術を示す大変貴重な遺物も発見されています。
この企画展では、こうした発掘調査の成果を中心に、旧石器時代から縄文時代の初めの頃までの遺物と、当時生きていた人々の活動の姿などを紹介しています。
会期は9月9日(日)までです。多くの方々のご来場をお待ちしています。