2020年01月11日
古文書の読み方講座を開催しました
みなさん、こんにちは。
令和2年が始まり、けやき館では今年最初のイベント「初めての人向け~古文書を読み解く」の第1回目の講座が開かれました。
本日の講師の方は、瑞穂古文書を読む会を立ち上げ、その代表を務める塩島清志さんです。
まず初めに、古文書(「こもんじょ」と読みます!)についての概説と、独特な文書表現や文字について、簡単な説明がありました。
この講座で扱う古文書は、瑞穂町や近隣地域に伝わる江戸時代に書かれた近世文書で、今日は離縁状(いわゆる「三行半」)や狭山池に関する記録を読み解きました。
古文書というと、くずし字などといった難解なイメージを抱く人もいるかもしれませんが、塩島さんの優しい語り口と丁寧な説明で、初めて古文書を見る方も少しずつ解って読めるようになりました。塩島さんも「先ずは見て慣れることですよ」と仰っていました。
今回の講座は3回シリーズで、残りの2回はすでに申し込みを終了していますが、明後日13日には塩島さんによる「泣く子も黙る八州廻り」と題した講演会が開催されます。こちらはまだ席に余裕がありますので、興味のある方はお早めにお申し込みください。