2018年03月11日
囲炉裏で語る昔話
こんにちは。
好評をいただいております囲炉裏で語る昔話も本日77回をむかえました。
今回は瑞穂の民家の囲炉裏から多目的室へ場所を移動し、沢山の方にお話を聴いていただくこととなりました。
前半は‘小泉八雲の雪女、奥多摩の山姥’、後半は‘稲むらの火、3.11からの夢’という二部構成を
ボランティアグループおはなし企画のみなさまにより語られました。
雪女、山姥では尺八の音色が聞こえる中、抑揚のついた声で方言を交え、臨場感溢れる朗読となりました。
稲むらの火では、私財を燃やすことで村人を津波から救い、助かった村人が堤防作りに参加することで復興への希望を持つという安政東海地震を題材にしたお話を。
3.11からの夢では、宮城県の中学生がおじいちゃんの旅館に対する思いと
「新しい命は未来への希望だから。
まわりの人たちへ生きる力や元気を与えてくれるから。
そんな素敵な命を生むことが、
今のあなたにできる最高の復興支援だと僕は思うよ」
と、医師からかけられた言葉で相馬市で子育てを決意した女性の話を優しい声にのせてお話しくださいました。
第78回囲炉裏で語る昔話は、
3月18日(日) 午前10:15~ 瑞穂の民家にて開催予定です。