2021年09月15日
瑞穂中学校職場体験がありました
皆さんこんにちは。
さて、今回は先日行われました、中学校の職場体験の様子をお伝えします。
けやき館では瑞穂町の中学校の職場体験を受け入れています。
職業体験とは、中学生が実際の職場で作業をしたり、講義を受けたりして、実際に働く人々の知識や技術に触れ、働くことの意義について考えてもらうことが目的です。
けやき館でも講義や実習などを取り入れて、瑞穂町のこと、郷土資料館のことを知っていただけるような時間割を組んでいます。
今回は瑞穂中学校の職場体験の一コマをご紹介します。
〈瑞穂町の歴史を知ろう〉
この写真は1日目の瑞穂町の概要について勉強している様子です。
郷土資料館は瑞穂町の歴史や文化について情報発信をしている施設なので、町の歴史について知ることは大切です。資料館や地域の史跡など、色々な町の歴史を勉強しています。
〈展示解説の体験〉
普段は展示を聞く側の生徒さんが、実際に展示を解説してみたら…。3日目の様子。
人に物事を伝えるためにはいろいろな力が必要です。知識はもちろん、聞きやすい声量や話すリズム、論理的に話す力、視線を誘導するための身振り手振り…。
始めは準備に大変そうでしたが、実際に本番をやってみると、みんな緊張しつつも、はっきり、わかりやすく伝えてくれました。
職場体験の生徒さんと職員で解説を聞いていましたが、後から来館した方も一緒に解説を聞いてくださいました。
〈月見団子をつくろう〉
最終日の5日目には、「ミニ展示 お月見」の準備を体験しました。
今回のミニ展示では、全国各地の月見団子を紹介しようということで、樹脂粘土を使って5種類の月見団子を生徒さんに作ってもらいました。
それぞれ形や色を工夫して、各地の月見団子を再現してくれました。
職場体験は9月6日~10日の5日間で行いました。話を聞いてみると、実習前と終了後では資料館の仕事に対するイメージが変わり、「いろいろなことをやっているんですね」「コミュニケーションがとても大切ですね」などと言った話しがでました。
中学生が制作した「ミニ展示 お月見」は20日まで、ワークシートは常設展示室に置いています。
瑞穂中学校の職場体験生の皆さん、お疲れ様でした。