2018年03月25日
瑞穂町の星空
本日はうららかな春の陽気。瑞穂の桜もまもなく見ごろです。
そんな中、けやき館では「瑞穂町の星空」という、当館はじまって以来の天文に関する講演会が開かれました。お話は瑞穂町在住の長岡薫さん。小学生の頃より星空を見続けてきたアマチュアの天文家です。
講演会前半は、天体撮影の方法と瑞穂町からみるこのできる天体のこと。遠い宇宙から届くかすかな光をどのように集めて撮影するかのお話です。天体望遠鏡に特殊なフィルターを付けて眺めると、瑞穂の明るい夜空にも星々の鮮やかなきらめきが潜んでいることに気付かされました。
休憩をはさんでの後半は惑星と月について、画像を見ながら木星の大赤班や月のクレーターの話をうかがいました。
聞くところによると、長岡さんは今回がはじめてのご講演。そうとは思えない分かりやすいお話に、大人から子供まで70名ほどの方々が熱心に耳を傾けていました。
講演会の前後には、伝承の広場で太陽と月の観測を行いました。
長岡さんの仲間の天文家も加わり、天文の話に輪が広る一日でした。