2019年11月24日
第115回囲炉裏端で語る昔話
みなさま こんにちは。
紅や黄色、美しい紅葉の季節ですね。
けやき館から見える景色も日ごと色とりどりとなって、毎日楽しみです。
さて、本日の「囲炉裏端で語る昔話」は、宮坂勝利氏による、『横田基地のあれこれ』でした。
こちらのシリーズは今回で3回目です。
本日は、“横田基地と東日本大震災の関わり”についてお話ししていただきました。
2011年3月11日、成田も羽田も封鎖され着陸できない民間旅客機が降り立ったのは、横田基地でした。
乗客は基地で一晩を過ごすことになります。基地からはピザやバンド演奏を提供し、人々を励ましたそうです。
次の日には、米軍ヘリコプターが宮城に向かい、被災地の状況を確認します。
それから横田基地は、輸送基地としてあらゆる物資、人を運び、“ともだち作戦” のベース基地として、
24時間体制で被災地の支援復興に力を尽くすことになります。
当時は瑞穂でも飛行機がいつも以上にたくさん飛んでいるのがわかったそうです。
また、福島でも活躍した横田基地消防隊の車両や、各国の隊員の様子、支援の現場など、普段見る事ができない映像
を見ながら、興味深い話を聞かせてくれました。
次回の囲炉裏端で語る昔話は、
12月1日(日)田中庄次氏による、『飛行機の話』です。
みなさまのお越しをお待ちしております。