2019年05月26日
第101回温故知新の会「かしこいカラスの本当のひみつ」
みなさん こんにちは。
今日は、真夏のような暑さでしたね。まだ暑さに慣れていないので、バテていませんか?
そんな中 けやき館では、カラスについての講演会を開催しました。
講師は、科学ジャーナリストでサイエンスライターの柴田佳秀さんです。
開始早々、”カラス検定”!!
1.カラスは一度恨みをもつと、どこまでもストーカーのように付きまとうようになる?
2.カラスにはボスがいて統率よく行動している?
3.カラスはゴミ収集日を知っている?
4.カラスの死体を見ないのは、UFOが持ち去るから?
などなど・・
答えは、すべて × !! 実は、都市伝説だそうです。
そして、都会で見るカラス ”ハシブトガラス”についてのお話。
ハシブトガラスの好物は、肉 それも脂身。
ゴミの集積所で悪さをするのは、このカラスたちです。
でも、その原因を作っているのは、実は私たち”人間”なんです。
沢山の残飯を出し、ゴミ出しのルールを守らないなど、カラスにおいしい餌を与えているのは私たちなんですって。
ゴミ袋は、”動物の死骸と同じ”。だから、鋭いクチバシで中身を突いて好物の”肉”などを引きずり出す。
他にも色々なお話をしてくださいました。
結論!「人間のおなかの肉が増えるとカラスが増える!」ということだそうです。
次回6月16日(日)の温故知新の会は、郷土歴史講演会「武蔵御嶽神社の鎧と鞍―鎌倉武士の装―」です。
みなさまのお越しをお待ちしております!