2019年09月22日
第109回温故知新の会「雑草の花と観察、そして花写真」
みなさんこんにちは。連休、いかがお過ごしですか。
今日は第109回温故知新の会 自然に関する講演会「雑草の花と観察、そして花写真」が開催されました。
講師は森林インストラクターの久保田鷹光さんです。
講師の久保田鷹光さん。
瑞穂町周辺には畑が広がり、そこにはいろいろな花が咲きます。
一口に畑に咲く花といっても、お茶畑、野菜畑、農道、耕作放棄地…。そこには人の生活とともに生きる植物たちがいます。
久保田さんは季節ごと、観察できる花々をきれいな写真とともに紹介してくれました。
春はナズナの他、オオイヌノフグリやタチイヌノフグリなどの帰化植物、増えすぎて問題となっているナガミヒナゲシの種の飛ぶしくみ。
秋になると、ちぎると「シュンギク」のにおいのするベニバナボロギク、冬越しをするためのタンポポの姿や種のタイプ。
一般の方には雑草は嫌われ者になりがちですが、実は弱い生き物でもあり、人との生活の中で生きていく植物であるともおっしゃっていました。
後半には開催中の写真展「雑草の花、みんな美しい!」の展示解説もしていただきました。
今日の観客の皆様は、植物や写真にとても関心を持っている方が多く、外来植物の対処について、雑草とされる植物にも薬効があるものもある、カメラの撮り方は…など、久保田さんとの間で穏やかに質疑が続いていました。
写真展「雑草の花、みんな美しい!」は明日、9月23日(月)までとなっています。
次回の温故知新の会は第110回 東京狭山茶手もみ実演(10月13日、27日)となっています。
こちらもふるってご参加ください。