2019年10月13日
第112回囲炉裏端で語る昔話
みなさま こんにちは
台風19号が過ぎ、良い天気になりました。
みなさま、無事に過ごされたことと願っております。
さて、この行灯、美しい布がはられています。
こちらの生地が“村山大島紬”です。
本日の囲炉裏端で語る昔話は高橋公江さんをお迎えし、
「瑞穂のはたおり」についてお話ししていただきました。
瑞穂の機織りといえば、“村山大島紬”
この“大島”とは、奄美大島のことです。何故奄美?と私も思っておりましたが、
この行灯のように美しい模様、これが奄美の紬の模様に似ていることから大島をつけて
村山大島紬といわれるようになったそうです。
ですから村山大島紬に対して、奄美の紬を“本場紬”といったりもするそうです。
農家の副業として行われていた機織りがいかに当時の瑞穂の人々の生活を支えていたか、
また“日本のシルクロード”(八高線から横浜線)にまでおよぶ養蚕の話などが、
高橋さんの優しい語り口で語られ、心地よい囲炉裏端となりました。
「みずほの機織り」は、第2回も行われる予定です。(日程は未定)
皆さまお楽しみに。
次回の 囲炉裏端で語る昔話は、
10月20 日 『水道の始まり』語り部:くっちゃべり会 関谷氏、中村氏のお二人です。
皆さまのお越しをお待ちしております。