2020年01月26日
第117回囲炉裏端で語る昔話
みなさまこんにちは。
令和2年初めての『囲炉裏端で語る昔話』です。
本年も当館 “瑞穂の民家” にて、語り部の方々に様々なお話をしていただく予定です。
どうぞお楽しみに。
さて本年最初のお話しは、森田要助氏を語り部にお迎えしての、「昔の思い出話」⑥です。
“今夜映画に行こうよ”
盆と正月以外は陽が出ている間は常に働きづめだった時代、瑞穂の人々にとって映画は
仕事の後の最高の娯楽だったそうです。
戦後、先ずは青梅に3館映画館ができ、瑞穂の人々は映画を観に自転車で青梅まで行ってたそうです。
その後、箱根ケ崎にも “昭和館” という映画館が出来ました。と、話が瑞穂の映画館の話に及ぶと、
「私は、その映画館の隣にすんでいた。」
「小さい頃は、よくタダで入れてもらっていた」
「16号沿いに、石原裕次郎がロケに来た」
など、聞き手の皆さんの思い出話も聞くことができました。
また、盆踊りの話にもなり、元狭山地区に伝わる『狭山小唄』をみんなでうたいました。
森田さんは、この『狭山小唄』を是非後世に伝承していきたいともお話しされていました。
本日は語り部も聞き手も囲炉裏を囲んで話したり歌ったり楽しいひとときを過ごしました。
次回の囲炉裏端で語る昔話は、
2月16日(日)関谷忠氏による『加藤神社と目黒のさんま』です。
みなさんのお越しをお待ちしております。