2020年08月16日
第120回 温故知新の会 「近世の百姓一揆と秩父事件」
皆様、こんにちは。
猛暑の続く中、いかがお過ごしでしょうか。
今日は温故知新の会、郷土歴史講演会「近世の百姓一揆と秩父事件」を開催しました。
講師は、瑞穂古文書を読む会の渡辺忠夫さんです。
講師の渡辺忠夫さん
今回は、百姓一揆、全国の一揆を取り上げつつ、特に近隣の「天明の一揆」と「武州世直し一揆」、そして近代の「秩父事件」までを取り上げられています。
江戸時代は泰平な時代といわれても、地域に矛盾が起こります。
多摩地域で起きた「天明の一揆」は、実は狭山池が一揆の集合場所となり、現在の武蔵村山方面へと向かっていきます。
また、武州世直し一揆でも、箱根ヶ崎宿は拝島方面へと向かう一揆の通り道になっています。身近な場所も、一揆の舞台になっていたことを改めて感じます。
講演中の渡辺さん
色々な一揆を丁寧に、渡辺先生に解説していただきました。
次回の温故知新の会は、9月13日(日)13:30~、体験教室「東京だるまの絵付け体験」、講師は根岸ダルマ屋さんです。