2020年08月23日
第130回囲炉裏端で語る昔話「二胡とふるさとの昔話」
皆さん、こんにちは。
今日は、囲炉裏端で語る昔話が多目的室にて開催されました。
お題は「二胡とふるさとの昔話」。
初めに二胡という楽器の説明がありましたが、皆さんは知っていますか?
二本の弦を弓で弾きます。ヴァイオリンのイメージでしょうか?
しかし余韻のある音がでます。
それは、弓が何本もの毛で出来ていて、弦を表と裏の両方で挟んで奏でるからだそうです。
3曲演奏してくれました。
『太湖船』は中国大陸を流れる長江のようなゆったりとした曲でした。
『サリーガーデン』はアイルランド民謡で恋の物語だそうです。
『また君に恋してる』は坂本冬美さんが歌って有名ですが、元はビリーバンバンが歌ったそうです。
次にゲストを加えて、昔話をしてくれました。
‟ クリちゃん ”、可愛い男の子です。
『ザクザクババア川』という題で、「牛方」が登場します。
‟ 牛方 ”って分かりますか?
牛に荷物を載せて運ぶ人のことです。
お正月に初荷を持って行くと、お酒が振舞われます。
酔っぱらった牛方を荷台に載せて、牛はちゃんと家に帰ります。
賢いですね~。
その牛方が酔っ払い、しょんべんをしたくなり川で用を足します。
すると、どこからか、ザクザク ザクザクと音がする。
「何だ?」と思い音のする方を見ると、
「川を汚すたわけ者はどいつだ!」と大きな影が立ち上がります。
驚いた牛方は牛の方へ逃げ出しますが・・・
牛は牛方を載せて家までちゃんと帰りましたとさ。
似たような話はあちこちであるそうです。
次回、囲炉裏端で語る昔話は9月6日(日)に行います。
皆さんの参加をお待ちしています。