2020年11月15日
第136回 けやき館 温故知新の会 郷土歴史講演会「紀元二千六百年と瑞穂第一国民学校-児童が「海ゆかば」を歌った時代-」
皆様、こんにちは。
今日は第136回 けやき館 温故知新の会 郷土歴史講演会「紀元二千六百年と瑞穂第一国民学校」を開催しました。
講師は、瑞穂古文書を読む会の村田貞雄さんです。
〈講師の村田先生〉
〈講演中の村田先生〉
今回は紀元2600年(西暦1940年)頃の話ということで、昭和15年の瑞穂町の町名の由来について、瑞穂第一国民学校(現在の瑞穂第一小学校)についてお話がありました。
瑞穂第一国民学校の生徒だった時の村田さんのエピソードの一つに、10月30日の「教育勅語奉戴日」があったそうです。
全校の教員児童が最敬礼している前に「教育勅語」が運ばれ、校長が読み上げます。
全員最敬礼の中、校長が「朕惟フニ…」と厳かに拝読します。
また、校長の訓示の場面では「天皇」という「ことば」を発する直前、校長が「気をつけ!」の号令をかけ「畏れ多くも天皇陛下に置かせられましては」と続いたそうです。
当時を知る言葉であり、重みがありました。
この他にも短歌を通じて当時の世相を語っていただきました。
〈コロナ感染症対策のため、席を空けて講演しています〉
次回の温故知新の会の講演会は、12月6日(日)13:30~ 歴史講演会「江戸の町奉行-与力・同心・岡っ引き-」です。