2021年07月04日
第152回 けやき館 温故知新の会 郷土の歳時記「この一葉」
みなさんこんにちは。雨が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、第152回 けやき館 温故知新の会 郷土の歳時記「この一葉」が開催されました。講師は長岡にお住いになり、短歌・俳句・川柳を詠み、絵本作家でもある梅田美枝(よしえ)さんです。
〈講師の梅田美枝さん〉
ご自身の本『一葉』の中から、短歌や俳句・川柳などを選んで紹介されました。
梅田さんの取り上げる作品は、人間観察・自然観察から詠まれるものが多いです。
小春日和の茶の花を詠んだ短歌では、近所を行き来する時に家の畑の縁に咲いた茶の白い花、香りが印象的で、とても懐かしそうに語っていました。
また、家の中ではくず繭をとって真綿にして、綿入れ半纏を作った思い出。桑の実を食べ、口の中がどどめ色に染まったこと。日々のおやつ(ゆでまんじゅうや甘じょっぱい焼餅、さつま団子)の話など、生活に根差した作品であふれています。
〈童話を紹介する梅田さん〉
講演後に話をうかがうと、俳句や短歌が思いつくと、家でも畑でもいつでもメモをして作品をためていたそうです。
ちなみに今日の梅田さんの上着は村山大島紬をリメイクしたものだそうで、お気に入りの一着だそうです。
次回の第153回温故知新の会は「子どもの無限の可能性を引き出し高める授業の創造」です。講師の隅内さんが、瑞穂第三小学校で学んだ教育実践について熱く語る講演です。
こちらもぜひご参加ください。