2021年08月09日
第154回温故知新の会 公開座談会「瑞穂町の農業の現状そして未来」
みなさんこんにちは。
今日は、第154回 けやき館 温故知新の会 公開座談会「瑞穂町の農業の現状そして未来」が開催されました。
講師は3名の認定農業者、井垣貴洋さん、井上祐輔さん、近藤剛さんです。野菜を作っている若手の農家の方3名に集まっていただきました。
〈司会と講師の近藤さん〉
〈講師の井垣さんと井上さん〉
話は瑞穂町の農業の過去、現在、そして展望と3つの構成で進みました。
瑞穂町は畑が多く、昔は大麦、小麦やサツマイモを作っていましたが、今はどんなものを作っているのでしょうか。
現在はネギやバレイショ、ホウレンソウなどが主に作られている野菜だそうです。
ネギは長いこと畑地に植えておける上、周年で収穫ができ、値段も安定しているとのことです。
普段何気なく見ている野菜でしたが、生業として野菜を作ろうとすると、私たちと視点が異なっていることに気づきました。安定して売れる野菜が選ばれるというのは大事ですよね。
〈瑞穂で多く作られた野菜は何でしょう〉
農業というと、高齢化が心配されていますが、講師の方の反応は違いました。若い世代では農業に興味を持つ若者も多いそうです。実際に講師の方にも若手の農業志望の方の連絡がよく来るそうです。
農業の課題は、技術を次世代に繋ぐことですが、農芸高校を含む地元で人材を育て、農業希望者への就農支援をする「人材の地産地消」も大切とのことでした。
新しい農業への展望も語られたところで、無事終了しました。
次回の温故知新の会は、9月11日(土)、体験教室「東京だるまの絵付け体験」講師は内野屋人形店の内野治さんです。ぜひご参加ください。