2021年10月21日
第157回温故知新の会「東京狭山茶手もみ実演」
10月10日(日)・17日(日)に、第157回温故知新の会 地域の産業「東京狭山茶手もみ実演」を開催しました。
講師は東京狭山茶手もみ保存会の皆さんです。
毎年恒例となった手もみ実演ですが、今年はコロナ対策のため、定員数を制限しています。
〈東京狭山茶手もみ保存会の皆さん〉
瑞穂町は狭山茶の産地で、東京の中では一番多く狭山茶を生産しています。
今は機械製茶が中心となっていますが、機械の技術も、元々は手もみの技術を再現したもので、手もみの妙技を披露していただきました。
〈手もみ:葉振るい〉
手もみのお茶は、ホイロという道具を使って揉んでいきます。始めはお茶っ葉そのままだったものが、揉んでいくと少しずつ芯のような形になっていきます(保存会の方は‘松の葉’と表現していました)。
参加者の方も、お茶に触れて湿り気を感じたり、質問をしたりと、和気あいあいとした雰囲気で進行しました。
〈参加者の方も体験しています〉
お茶の入れ方講座では実際に手もみ茶のお茶を試飲して、いつものお茶との違いにびっくり。
最後に手もみのお茶にお湯を注ぐと…
一枚の葉になりました。
〈松の葉のようなお茶っ葉が…〉
〈一枚の葉になりました〉
東京狭山茶手もみ実演は来年度も実施を検討していますので、ぜひご参加ください。