2018年04月22日
第18回狭山丘陵市民大学
21日、午後1時から第18回狭山丘陵市民大学を開催しました。
この事業は、東村山市・東大和市・武蔵村山市と瑞穂町の合同で行っている事業で、今回のテーマは「狭山丘陵の遺跡と地形」です。
第2回目の21日は、瑞穂町を会場として町内の遺跡を約50名の参加者とともに巡りました。
瑞穂町には現在22か所の遺跡が確認されていて、旧石器時代から縄文時代、古墳時代など、時代も様々です。その中で、今回は旧石器時代の遺跡にスポットを当てて行いました。
集合場所であるけやき館の一室で、当館学芸員である関谷が瑞穂町の遺跡と旧石器時代の遺物について解説を行ったあと、浅間谷(せんげんやつ)遺跡、狭山遺跡、松原遺跡を回り、それぞれの遺跡と発見された遺物の特徴などを解説しました。
参加された方々は、皆さんとても熱心に見学され、それぞれの見学地や道中で沢山の質問をされるなど、大変興味を持たれた様子でした。
当日は天候にも恵まれ、新緑の萌える美しい丘陵の中で、瑞穂町の歴史の一端に触れて頂いた3時間でした