2017年12月12日
第66回けやき館温故知新の会「尾張藩の鷹場と瑞穂の暮らし」
みなさん、こんにちは。
先日、けやき館の多目的室にて、第66回けやき館温故知新の会「尾張藩の鷹場と瑞穂の暮らし」を開催しました。
江戸時代、瑞穂町を含む武蔵野の村々は、尾張徳川家の鷹場に指定されていました。
今回の講演会では、尾張藩の鷹場支配の特異性と鷹場に指定された村々の実態を、古文書を元に、
瑞穂古文書を読む会の渡辺先生に解説していただきました。
講演会の様子はコチラ。
今回、紹介した古文書は「案山子御免願い(かかしごめんねがい)」と呼ばれる古文書。
鷹場に指定された村々には、鷹場法度(たかばはっと)と呼ばれる決まりごとがあり、
畑や田んぼに勝手にかかしを立てることができませんでした。
その決まりごとに対し、「例年通り、かかしを立てさせてください!」とお願いする際、村の人によって書かれたのが「案山子御免願い」。
当時の人は大変だったんだなぁ・・・ 😐
他にも、鷹狩りの時に同行してきた役人を村の人々がもてなした話など、
他ではなかなか聞くことができないお話を聞くことができました。
この場をお借りして、講演してくださった渡辺先生、そしてお越しくださった皆様に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
けやき館では、他にも歴史や文化に関する講演会を定期的に開催しています。
皆様、ぜひご参加ください!
お待ちしております!