2019年04月27日
野鳥展ギャラリートーク
みなさんこんにちは。
みずほの野鳥展、好評開催中です。
今日(4月27日)は、みずほの野鳥展ギャラリートークが行なわれました。
講師は野鳥展の協力をしていただいている瑞穂自然科学同好会より、池谷文夫さんが担当されました。同好会の方々は瑞穂町を中心に、長年にわたり動植物を観察されてこられており、そうした知見を今日もたくさん聞くことができました。
展示している写真の数々は、全て同好会のメンバー撮影の写真です。長い時間をかけて一枚一枚撮った写真なのです。
池谷さんのお話の中に、鳥は10年一昔というお話がありました。10年経つと、だいぶ鳥相が変わっているということです。鳥をめぐる環境も、めまぐるしく変わっているのですね。
写真一枚からでもいろいろな情報を拾うことができます。キジの羽ばたく様子、ハクセキレイとセグロセキレイの性格の違いなど話は尽きません。長く観察してきた知見が活かされていました。
剝製も、体長、羽根の色、体の特徴から食べるもの、生活の様子まで話はどんどんと広がっていきました。今回もギャラリーの方はとても熱心に聞いてくださいました。終了後の質問も、普段の疑問を池谷さんに聞いていて、とても盛り上がっていました。
次回のギャラリートークは後期の6月1日(土)、14:00からとなっています。写真も入れ替わっていますので、どうぞご参加ください。
また、関連の講演会として、第101回温故知新の会「かしこいカラスの本当のひみつ」を5月26日(日)に科学ジャーナリストの柴田佳秀さんをお招きして行ないます。
ぜひ足をお運びください。