2021年05月08日
Re 万葉集と山野草 ~むらさき・なでしこ~
GWは皆さまどのように過ごされましたか?
けやき館は、4月26日から臨時休館となり5月12日より開館できることを信じて準備を進めてまいりました(資料整理や収蔵物の虫干しなど休館中だからこそやらねばならぬことが結構あるんです 😆 )。
4月3日~5月16日まで予定されていた『万葉集と山野草』も、『30日まで延長しましょう』という太っ腹な(体形はスリムなんですけどね)館長の一言で、12日以降も2週間程度は皆様にご覧いただけると思っておりましたが残念です。
そこで昨年同様、ご来館いただけなかったファン(?)の皆様にブログでご紹介します。
今年の『万葉集と山野草』のテーマは女性が詠んだ山野草です。
笠郎女(かさのいらつめ)・・・数年にわたり、大伴家持に恋の歌を贈り続けた女性。万葉集には29首の歌が所載されているがその全てが家持へ贈られたものです。 でもでも家持からは2首しか返歌されていないみたいです。笠郎女の歌の才能を引き出すために、家持は敢えて返歌を控えていたと考察する研究者もいます。