みなさん、こんにちは!
10月15日(日)、けやき館の多目的室にて「楽器の分解・組み立てワークショップ!サックス編」を開催しました。
今回は、楽器調整師の渥美順平さんをお招きし、サックスをリアルタイムで分解、組み立てをしていただきました。
更に!今回はなんと、耕心館館長も壇上にあがり、渥美さんと高橋館長による楽器トークも行いました♪
楽器トークの様子がこちらです。

高橋館長が音程について説明する傍ら、渥美さんが真剣な面持ちでサックスを分解・調整しています。
高橋館長の話によると、音程の高低は塞いでいる音孔(おんこう)の数によるとか。
塞いでいる数が少なければ音は高くなり、塞いでいる数が多ければ低い音になるとのこと。
たしかに、リコーダーも塞いでいる数が多いほど低い音がでますよね。
続いて、組み立てをしている様子がこちら。

(渥美さんの手元を壁に投影して、分解・組み立ての様子をリアルタイムで見られるようにしてあります。)
楽器の分解・組み立てをリアルタイムで見られるのって珍しいですよね。
ご参加いただいたお客様も食い入るように画面を見ていました。
ところで渥美さんが分解・組み立てをしているこのサックス、誰のだと思いますか?
実はこのサックス、高橋館長の私物なんです!
高橋館長、なんと昔はプロサックス奏者として活躍していたとか!

渥美さんが分解し、調節し、組み立てたサックスで高橋館長が演奏している様子です。
皆さん、高橋館長の演奏に聞き惚れていました。
そして、ワークショップ終了後には楽器のお医者さんミニ相談会を実施。
このコーナーではお客様に楽器をお持ちいただき、渥美さんに楽器の診察していただきました。

楽器をお持ちでないお客様も、興味深そうにご覧になられていますね。
相談するお客様も、相談に応じて調整する渥美さんも真剣そのもの。
お二人とも楽器をとても大切にしているのが伝わってきました。
そして、そして・・・余談ではありますが、
今回、出演していただいた渥美さんと高橋館長は、高橋館長がプロだったときからのお知り合いだとか。
これはツーショットで写真を撮らなければ!とお願いしたところ、お二人とも快く引き受けてくださいました。

お二人とも、旧知の仲ということもあり、時々冗談を交えながら、和やかな雰囲気での開催となりました。
ご参加いただいたお客様、出演していただいた渥美様、誠にありがとうございました。
今回ご参加いただけなかったお客様も、10月21日(土)まで、特別展「楽器解剖展」を開催していますので、是非、けやき館にお越しください。
職員一同、お待ちしています。