TEL.042-568-0634

開館時間
9:00〜17:00
休館日
第3月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日

ブログ

20250323

企画展「友禅染と双子織」ギャラリートーク&手描き友禅染体験

みなさんこんにちは。

昨日、企画展「友禅染と双子織」の関連イベントとして、ギャラリートークと手描き友禅染体験を行いました。

前半のギャラリートークでは、野田双子織作家の益田さん、東京手描友禅作家の鷹取さんが、それぞれの着物の制作工程や作品についてお話していただきました。

益田さんのグラデーションの素晴らしい着物、鷹取さんの繊細な色使いの着物に皆さん興味深く話を聞かれていました。

〈野田双子織の工程を解説をする益田さん〉

〈東京手描友禅の着物を紹介する鷹取さん〉

ギャラリートークには30人ほどの方が参加してくださいました。着物に対する興味、関心の高さがうかがえます。

 

そして、後半には鷹取さんによる、手描き友禅染体験です。

〈体験教室の様子、ぼかしについて〉

〈先生の見本〉

事前に金線糸目で植物の下絵を描いていただいたトートバックに、顔料で色挿しをするという体験です。

鷹取さんからは、ぼかしを入れる工夫や色使いについてのレクチャーをしていただき、思い思いに色を入れていきます。

「葉だから緑、花だからピンクでなくて良いのですよ」というお話を受け、それぞれお話をしながら思い思いの色挿しをします。ぼかしにこだわる方、色とりどりに塗り分ける方、青にこだわりを持つ方…。

あっ、確かに皆さんの個性が出ていますね。

〈体験の様子、和やかに進んでいます〉

〈完成した作品〉

皆さん楽しんで体験され、最後に鷹取さんによる金線糸目で名前を書いてもらい完成です。

今回は手軽にできるように工夫されたもので、色挿し、乾燥の後、(糊を落とす工程なしに)すぐに持って帰っていただけました。

鷹取さん、益田さんありがとうございました。

展示は4/6(日)まで開催しています。また、在廊されている日もありますので、お気軽にご来館ください。

20250323

第225回囲炉裏端で語る昔話

みなさん、こんにちは。

春めいた陽気になりましたね。

この暖かさで桜の開花宣言もされました。

今日は、囲炉裏端で語る昔話が開催されました。

「あなたに贈る昭和のお話~ようこそ!喫茶けやき~」というタイトルです。

舞台には喫茶店があり、そこに訪れるお客さんと、店主のマスターとの話、

店にある本から読み聞かせにというスタイルでした。

懐かしい喫茶店、昔入ったお店を思い出すのでは・・・。

次回は4月20日(日)、本橋善子さんによる「思い出を語ろう」③です。

皆さんのご参加をお待ちしております。

 

20250316

第239回温故知新の会 郷土歴史講演会「町史編纂資料にみる 瑞穂の宗教」

みなさんこんにちは。

今日は第239回温故知新の会 郷土歴史講演会「町史編纂資料にみる 瑞穂の宗教」を行いました。

講師は当館学芸員の関口健氏です。

〈講師の関口健氏〉

瑞穂町史の編纂に伴い、町内の寺社に関わる資料も記録として残されました。『瑞穂町史』には通史編のみで、資料編はありませんが、こうした記録をもとにして元狭山神社の合祀に関する解説や町内の修験についての解説がありました。

〈明治期の修験に関する資料〉

また、講演終わりには編纂資料の一部も来場者に手に取っていただきました。

身近な話題だけに、関心をもって資料を手に取られる方、質問をされる方がいらっしゃいました。

次回の温故知新の会は3月30日(日)、公開座談会「農業に夢を託して ~元狭山地区の農業を考える~」です。ぜひご参加ください。

20250316

第224回囲炉裏端で語る昔話

みなさま こんにちは

今日は春の冷たい雨となりましたが、

けやき館では元気な子どもたちの声でいっぱいになりました。

今日の囲炉裏端で語る昔話は

戸田祐佳さん、三木仁美さん、池和田志げ里さん、田中佳子さんによる、

「楽しいお話いっぱい⑬」でした。

お子さま達も参加して、楽しい会になりました。

次回の囲炉裏端で語る昔話は、

3月23日㊐ 10:15~11:30 お話し企画 30 による

「あなたに贈る昭和のお話」です。

みなさんのご参加お待ちしております。

20250315

けやき館の落語会 三遊亭歌司独演会

本日けやき館では、3年半ぶりのご出演となる三遊亭歌司師匠の落語会を開催しました。

久しぶりの歌司師匠の落語会ということで、予約開始早々に満員に。

開演前には、高校の同級生だったという方も訪ねて来られ、久しぶり(60年ぶり?)の再会にお二人の会話も弾んでおりました。

演目は、『宿屋の富』と『妾馬』。

師匠のいぶし銀の落語で、お客様に大いに楽しんでいただきました。

次回のご出演をお楽しみに!

20250315

第119回親子折り紙教室

みなさん、こんにちは!

昨日までは春が来たような暖かな日でしたが、今日から少し寒くなるようです。

体調など崩されませんように・・・。

今日は折り紙教室が開催されました。

お題は「組箱」です。

折り紙によってイメージがいろいろ変わるのが面白いです。

次回は4月19日(土)です。

お題は「親子かぶと」です。

皆さんのご参加をお待ちしています。

 

20250315

企画展「友禅染と双子織」始まります

みなさん、こんにちは。

けやき館ではひなまつり展も終わり、新しい展示がはじまります。

2階展示ギャラリーで、企画展「友禅染と双子織 ~動物からできる布と植物からできる布~」が始まります。

東京手描友禅作家の鷹取麻利子氏と野田双子織作家の益田廣美氏の作品が展示されています。

〈展示室の様子〉

今回はお二人の作品を展示するだけではなく、動物からできる布である絹、植物からできる布である棉がどのように布になるか、その過程も展示しています。瑞穂町も以前は機織りや養蚕が盛んであり、かつて身近だったものたちです。

〈回転まぶし…養蚕の様子〉

 

〈棉から布へ〉

鷹取さん、益田さんの作品も、それぞれの特徴を活かしつつ、見どころがあります。

〈益田さんの着物:万筋、鷹取さんの帯:霞に桜〉

展示は3/15(土)より4/6(日)まで開催します。

また、関連イベントとして、ギャラリートークは3/22(土)13:00~13:30の予定で実施します(予約不要)。

こちらもぜひ足をお運びください。

20250309

第223回囲炉裏端で語る昔話

みなさま こんにちは

本日の囲炉裏端で語る昔話は

「子供の頃の思い出②」 でした。

子供の頃って、いつのこと?

お話ししてくださった、本橋善子さんは今年卒寿を迎えられるそうです。

そんな本橋さんの子供の頃の思い出は、戦時中の思い出でもあります。

サツマイモで作る水あめ、きっととっても甘くておいしかったでしょう。

本橋さんは、近所の方に教えてもらった作り方をしっかり記録、

お話しを聞いているだけで、立ちのぼる湯気やあま~い匂いを感じられます。

その頃おうちの玉子が1個20円で売れていたそうです。

今ちょっと値上がりしていますが、スーパーで手に入る玉子とそんなに変わらないことに

驚きました。

今日の参加者の皆さんの中にも同じ地域で同じ時代を生きてこられた方もいらっしゃいます。

みなさんで、それぞれの思い出を語り合って楽しいひと時を過ごしました。

次回の囲炉裏端で語る昔話は

3月16日(日)10時15分~11時30分 「楽しいお話いっぱい⑬」

語り部:戸田祐佳さん、三木仁美さん、池和田志げ里さん、田中佳子さん

です。

皆様のお越しをお待ちしております。

 

 

20250215

瑞穂の匠

けやき館・耕心館では、「第19回瑞穂のつるし飾り」が賑々しくはじまりました。
けやき館では、一足早く、前週の2月8日(土)から「ひなまつり展」とともに「瑞穂の匠」も開催されています。

この「瑞穂の匠」は、平成29年から耕心館ではじまり、令和4年よりけやき館に場所を移し、毎年“春”をテーマとした作品が並びます。

匠である出展作家は、瑞穂町に在住し活動している方々です。
押し花アートの町田友一氏、ステンドグラスの八百下樹実子氏、木目込み人形の山﨑真壽妥(泰子)氏と、今回は新しく、木彫の石田和雄氏、色鉛筆画の池谷功氏が加わりました。

ここでは匠のみなさんの作品を一部チラ見せでご紹介いたします。

最初に会場でみなさんをお出迎えしてくれるのは、木目込み人形の山﨑氏の作品群です。今年も素敵なおひなさまがたくさん並び、見ごたえがあります。その中でも、今年の目玉は“光る君へ”の世界です。是非じっくりご覧ください。

その次に、壁に輝くのは町田氏の押し花アートです。花だけでなく、葉や樹皮も巧みに用いられた見事な色彩感覚です。展示を担当しました私のイチオシは、左から2番目の「春のこもれび」です。他にも、ご自身の盆栽のもみじの紅葉の葉が使われている作品もあります。ぜひ、遠くからと近くとでの見え方の違いもお楽しみください。

色鉛筆画の池谷氏の作品「瑞穂の風景」10点です。ライフワークとして、瑞穂の風景を描き、その紹介を書かれています。今回はその中でも“春”にちなんだ風景を展示しています。なじみの風景がみごとに描かれ、至近距離で観た時に、色鉛筆で描かれていることに気づき驚かされます。紹介文とともに瑞穂の魅力を味わってください。

石田氏は、木彫です。こちらの立雛に見惚れます。人形のもつ雰囲気に加え、金で描写された文様<截金(きりがね)>の技も光ります。截金とは、金箔を文様型に切り本体の立体に貼り付ける技です。何本もの線状模様に圧倒されます。もう1点の「稚児文殊像」も何ともかわいらしい文殊さまと獅子に見惚れてしまいます。

そして、会場を一段と華やかに彩っているのは、八百下氏のステンドグラスです。可愛いおひなさまがたくさん並びます。今年は、段飾りのおひなさまも。私が注目しているのは、バラのランプです。バラの花が半立体の面で捉えられ構成されたブーケになっているのです。ステンドグラスならではの表現でもあり大変魅力的です。

このように魅力たっぷりの作品が、けやき館2Fギャラリーに並んでおります。
ぜひぜひ、実際に作品を観て体感しにいらしてください。

この「瑞穂の匠」展、「ひなまつり展」、「瑞穂のつるし飾り」ともに3月3日(月)まで開催しております。
見ごたえ充分、ぜひぜひ足をお運びください。

 

20250215

ひなまつり展2025 和紙人形実演

みなさん、こんにちは。

昨日から瑞穂のつるし飾りも始まり、多くのお客様で賑わっています。

これから当ブログにて、瑞穂のつるし飾り(ひなまつり展2025)の見どころについて、不定期にお知らせしていきます。

1回目は和紙人形の実演です。瑞穂のつるし飾り期間中の11時~12時まで、毎日ボランティアの皆さまが実演されます。

〈和紙人形実演の様子〉

実は、瑞穂のつるし飾りを始める前、和紙人形を作って耕心館で飾り、好評いただいたため、翌年からつるし飾りを始めるようになったということで、今回は手軽に作ることができる、きれいな和紙人形を実演しようとなりました。

〈和紙人形製作中〉

針を使う必要がないので、どなたでも取り組みやすいです。

作りたいと思う方、実演中に型紙を配布しています。ぜひ、実演中のボランティアさんにお声がけして、型紙をもらってください。

〈作り方の手順を説明しています〉

早速、ボランティアの方が作り方について説明されています。

また100セット限定ですが、和紙人形セットも耕心館にて販売していますので、こちらもぜひご利用ください(売り切れ次第終了)。

みなさんもぜひご来館いただき、瑞穂のつるし飾りを楽しんでください。

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