TEL.042-568-0634

開館時間
10:00〜21:00
休館日
第3月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日

2021年03月

20210302

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介⑤ ~段飾りいろいろ~

みなさんこんにちは。

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介の第6回として、段飾りについてお話したいと思います。

雛祭りのお人形といえば、「段飾り」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

特に七段の段飾りとなると、骨組みの組み立てから、小さな道具、人形の順番に至るまで、年に一度の大作業を四苦八苦しながら準備なさったことと思います。

 

〇木組みの段飾り

 〈木組みの段飾り〉

少し変わった段飾りですよね。今から55年ほど前の段飾りです。

ちなみに、二段目の内裏雛と三段目の三人官女は贈り雛で、それ以外の人形は娘さんが生まれた時のお祝いだったそうで、所沢市や狭山市で購入されたものです。

段飾りというと、お内裏様に三人官女…と続く、十五人飾りと比べると、随分異なります。

しかも、この段は木組みの段で、釘を使わず設置できます。

 〈裏から見た木組み〉

実はこの木組みは、旧蔵者の家の隣の大工さんに作ってもらったものとのことでした。

この段に内裏雛や舞踊人形(汐汲や藤娘)などを並べて段飾りとします。

ですので、十五人飾りのような並び方にはなりません。

昔の雛祭りの写真を見ていると、このように方々からいただいた人形を段に飾っていく姿を目にすることがあります。

 

〇十五人飾り

 〈七段十五人飾り〉

これぞ「雛人形」と思う方も多いと思います。

この雛人形は、平成4年購入と聞いていますので、割と新しいものでしょう。

この頃は大手の人形店の雛人形を買い求めることが多く、この雛人形も「秀月」で買い求めたものとのことです。

この段飾りは、一般的な十五人飾りではなく、四段目に舞を舞っている人形がいます。

「胡蝶」という舞楽の演目の一つで、鈴をもって二人一組になって舞っています。

七段だけあって、とても存在感があります。

 

 

〇最近の段飾り

 〈三段飾り〉

最近の段飾りは住宅事情なども反映され、少し小ぶりだけど豪華な雛人形が人気のようです。

こちらも三段の段飾りですが、とても重厚感があります。でも、組み立てはかなり簡単です。

やはりこちらも、大手の人形店、「久月」の雛人形です。

このように、段飾りを見るだけでも時代の違いが感じられますね。

どの雛人形も子供の成長を願うものですが、少しずつ求められるものが変わっているのがよくわかります。

今回で、企画展「ひなまつり展2021」のご紹介を終わりにしますが、少しでも雛人形に興味を持っていただければ幸いです。

20210301

YouTubeで紙芝居 その2

みなさん、こんにちは。

今日から3月です。まもなく桃の節句。気がつくと、すっかり春めいた陽気になりましたね。

けやき館では、館内の「瑞穂の⺠家」で「古⺠家で楽しむ紙芝居」を開催していますが、本日第2回目の紙芝居動画をYouTubeにアップロードしました。

 

 

けやき館もユーチューバーとして、少しずつ歩みを進めています (^O^)/

そして今回お送りする作品は、「お伊勢山の古狐」です。

 

 

この作品は、町内の⽯畑地区に古くから伝わる昔話をもとに作ったもので、紙芝居の絵は、瑞穂中学校美術部の生徒さんが描いてくれました。

「狐なんかにだまされるものか!」と豪語していた男は、気がつかないうちに、いたずら狐からだまされてしまい‥‥‥

話しの続きは、ぜひYouTubeで紙芝居動画をご覧になってください。

 

 

紙芝居は当分の間、毎⽉⼀回、YouTubeにアップロードする予定です。次回の4⽉は「長岡のシバモグリ」を予定しています。

これからも、けやき館がお送りするYouTube版「古⺠家で楽しむ紙芝居」をどうぞお楽しみに!

20210301

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介④

みなさんこんにちは。

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介の第4回として、展示室を飾った手作り雛について、そして、展示のきっかけになった作家の渡辺一枝さんの著書『ひなまつり』についてお話したいと思います。

 

〇手作りの雛

コーナーの様子〉

・ふうせんかずら雛

けやき館ボランティアの方が作ってくれた縮緬地のお雛様です。

何といっても、小さいのに、とても手が込んでいます。

渡辺さんは大豆を顔にしていました。

・お茶の実雛

瑞穂ならではのお茶の実雛です。

こちらもボランティアさん作です。

つるし飾りのための着物や端切れを使ってくれています。

 

・糸巻き雛

糸巻きをお雛様に見立てています。

こちらはみずほ染織伝承会さんの作です。

羊毛フェルトを頭や飾りにしています。

 

 

 

・石ころ雛

石ころだってお雛様になるんですよ。

これはけやき館職員の作です。

河原の石も、味わい深い雛に変身です。

 

 

〈渡辺さんの写真とけやき館の手作り雛〉

 

けやき館で作ったお雛様と渡辺一枝さんの『ひなまつり』に載せられた写真を展示室では飾っています。

『ひなまつり』は、渡辺さんが自身で手作りした雛、各地で集められた雛を写真つきで紹介した本です。

本の中では「私の子どものお節句は、私のつくった人形で祝ってあげよう」という心持ちで雛を作っていたそうです。

お雛様は、実は手近なものなんですよ、という紹介です。

2021年03月

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