2022年07月12日
常設展示室のクイズがバージョンアップしました!
みなさん、こんにちは。
先週、瑞穂第二中学校の生徒たちが、けやき館に職場体験に来たことは、ブログでもお伝えしましたね。
その二中の生徒たちが、常設展示室に設置されている「めくりクイズ」の問題を新しく作ってくれました\(^o^)/
実は三日間の職場体験を通じて、一人一問、問題と解説を作成するというのが、今回の生徒たちへのミッションでした。
常設展示室にあるさまざまな資料や図書コーナーの書籍を見ながら、問題と解答・解説を考えます。下書き用に手書きして、言いまわしなどを配慮しながらパソコンに入力し、印刷・パウチ加工して展示室に設置しました。

完成した「めくりクイズ」がこれ ↓ です。左側が従来の問題、右側が生徒たちが作ってくれた新作問題(3問あります)です。

けやき館にいらした時は、是非このクイズにチャレンジしてみてください。
2022年07月10日
地口絵の写真展が始まりました
みなさん、こんにちは。
例年になく早い梅雨明けで、毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
けやき館では本日10日(日)から、写真展「笑いの原点 地口絵を楽しむ ~多摩の地口行灯~」が始まりました。会期は17日(日)までの約一週間で、短い期間での展示となっています。
写真を撮影されたのは、はむら自然友の会代表で羽村市郷土博物館登録郷土研究員の岡﨑学さんです。本日は展示初日ということで、岡﨑さんご自身が、けやき館にいらしてくださいました。

「地口」とは、よく似た発音や言いまわしの言葉遊びで、江戸の文化を今に伝える笑いの原点の一つです。内容は、単なるダジャレや語呂合わせの類から、ユーモアたっぷりのもの、さらに古典や歴史などの知識を必要とするものまであります。

この地口は「焼酎みまい」、元句は「暑中見舞い」です。地口絵では、飲兵衛(?)の男が焼酎を見ないようにしていますね。
なお、7月17日(日)には、温故知新の会・郷土歴史講演会「地口絵に見るユーモア」が開催されます。講師は岡﨑学さんです。残席が少なくなってきましたので、興味のある方はお早めにお申し込みください。
では最後に問題です。次の地口絵の元句は何でしょう? 地口は「釜むれないに飯しこげるとは」です。ヒントは、百人一首にある和歌の下の句です。答えは、けやき館に来て確認してください (*^▽^*)
みなさんのお越しをお待ちしております。

2022年07月10日
第167回囲炉裏端で語る昔話
みなさま こんにちは
また暑さが戻って来ましたね。これからますます本格的な夏になるなんて・・・
みなさま 水分補給を忘れずに(コーヒーやお茶では本当の意味での水分補給にならないので要注意ですよ~)
活動は朝の涼しいうちに!
ということで、けやき館では10時15分より、囲炉裏端で語る昔話を開催しました。

「横田基地のあれこれ⑦」 語り部;宮坂勝利氏
宮坂さんは瑞穂町役場職員として平成21年に防衛省出向し、横田基地とも関わりを持たれました。
今回はそんな宮坂さんだから撮ることのできた、規制線より内側から見た風景や基地の部屋の写真とともに
横田基地の歴史、横田基地が多摩飛行場だった頃のお話しをしてくれました。
次回の囲炉裏端で語る昔話は、
7月24日(日)「楽しいお話しいっぱい」 語り部;森田麻美氏、戸田祐佳氏です。
みなさんのお越しをお待ちしております。
♪笹の葉さらさら~♪
7月7日は七夕🎋ですね。みなさんは短冊に願い事を書いて笹の葉に飾りましたか?
さて、七夕を目前にした本日、けやき館では竹の葉を使った笹染め体験教室を開催しました。
竹の葉で染まるの!?と思われるかもしれませんが、これが優しい色に染まるんです。
写真は笹の染液にストールを入れている様子です。

この後、媒染をし、染液にもう一度入れて染めました。
染め上がったストールがこちら ⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩⇩

竹の葉でこんなにキレイに染まります✨
ちなみに色が違うのは媒染液の違いです。濃い方が鉄媒染、薄い方がミョウバン媒染です。
鉄媒染は深みのある落ち着いた色に、ミョウバン媒染は自然な発色に近い仕上がりになります。
参加された方は、好みの媒染方法で笹染めを楽しまれていました。
みなさん色むらのない100点満点のステキなストールに仕上がりましたよ。🎉
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
けやき館では定期的に染色体験教室を開催しています。
ご興味のある方はHPまたはお問い合わせください。ご参加お待ちしております。
みなさん こんにちは。
けやき館のブログでは、イベントや展示に関する情報を発信していますが、今回は中学校の職場体験実習についてお知らせします。
職場体験実習とは、生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動のことで、けやき館でも地元中学生を毎年受け入れています。
現在、瑞穂第二中学校の生徒さんが職場体験中です。
その様子の一部をお伝えします。
まずはけやき館の施設を知らなければなりません。
ということで、けやき館の中を案内します。
写真ではバーズアイ瑞穂で瑞穂町の形について、紹介しているところですます。
〈けやき館の施設を見学中〉
そして、歴史や文化についても勉強します。
けやき館は瑞穂町の歴史や文化について情報発信をしている施設なので、町の歴史について知ることは大切です。
〈瑞穂の歴史の 勉強〉
職場体験中に、今度はみずほケーブルさんが取材に来ました。
みずほケーブルに実習に来ている中学生が、けやき館の実習生にインタビューです。

〈インタビュー中の実習生〉
現在けやき館では中学生が実習中ですが、温かく見守ってください。
2022年07月03日
第175回温故知新の会 歴史講演会「日本における武家政権」
皆様、こんにちは。
猛暑の続く中、いかがお過ごしでしょうか。
本日は温故知新の会、歴史講演会「日本における武家政権」を開催しました。
講師は、瑞穂古文書を読む会の渡辺忠夫さんです。
〈講師の渡辺忠夫さん〉
今回は、鎌倉時代から江戸時代まで、約700年間にわたる武家政権の時代について、各幕府の特徴や歴代将軍の事績などを紹介されました。
歴史の中でも、有名な将軍ばかりが取り上げられがちですが、一人ひとりの将軍を取り上げると、意外と知られていない事柄や時代の特徴といったものをよく反映しています。
参加された方からも、むかしの教科書で習った評価と随分違うんですね、と感想を漏らしていた方もいましたが、歴史の見方、考え方も時代とともに少しずつ変わっていっていると感じられました。
次回の温故知新の会は、7月17日(日)13:30~、郷土歴史講演会「地口絵に見るユーモア」、講師は岡崎学さんです。