TEL.042-568-0634

開館時間
10:00〜21:00
休館日
第3月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日

ブログ

20200705

第129回温故知新の会 「甲州道中吉野宿の記録-津久井縣の漆と百姓の減免要求-」

皆様、こんにちは。

梅雨の最中ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 

今日は温故知新の会、歴史講演会「甲州道中吉野宿の記録津久井縣の漆と百姓の減免要求」を開催しました。

講師は、津久井の歴史こぼれ話を語る会の大野洋一さんです。

  

〈講師の大野洋一さん〉

 

今回のテーマは漆と年貢の減免要求です。なかなか難しそうだし、この辺りには漆はないし…と思いがちですが。

話はいかにして、年貢を下げてもらうか。言うは易しですが…。

百姓たちが理路整然と、いかに年貢を完済できない状況にあるかをせつせつと語ります。

猪や鹿に若芽を食べられる。前の代官から上納を増やされ…。

年貢を取る側、納める側、それぞれの立場を説明しながら、いかに年貢減免の要求を行っていくか、丁寧に解説されます。

 

今回の中心となる史料は、大野さんが保管しているもので、広げてみるとこんなに長いです。

これだけのものを読み込むのは大変です。

〈古文書(複製)を広げて解説〉

 

漆も奥が深いです。漆を取る季節による違い、漆を取る手間、何よりも漆の林を維持する苦労。

吉野宿はその負担の重さから、徐々に現物からお金に切り替えていきます。

そんな移り変わりの時期を大野さんは丁寧に、わかりやすく解説されました。

 

会場は新型コロナウイルス感染症の対策をして、距離を取っての聴講できるようにしています。

次回の温故知新の会は、719日(日)1330~ 公開座談会「瑞穂音頭はどのように始まったのか?」です。

 

20200630

七夕飾り

本日もけやき館ブログをご覧くださりありがとうございます。

早いもので6月も今日で終わり。明日からは7月です。1年の半分が過ぎてしまいましたが、令和2年の年明け、誰が今のような状況を予想していたでしょう。

この半年で“三密”“東京アラート”など聞きなれない言葉が日常になり、外出時にはマスクが必須となりました。

大人でもストレスを感じる非日常。小さなお子さんたちは何を思い過ごしていたのでしょう。

なーんて心配を吹き飛ばしてくれる、夢あふれる短冊が東松原保育園と瑞穂ひじり保育園から届き(いつもご協力ありがとうございます)、

けやき館の七夕をにぎやかに飾ってくれています。

 

短冊をのぞいてみると・・・「サンタさんになりたい」(サンタさんになって世界の子供たちにプレゼントをあげたいんだねー。)

「弟と動物園にいきたい」(ステイホームで我慢していたんだ。感染予防をしっかりしてご両親に連れて行ってもらってね。)

「おいしゃさんになりたい」「かんごふさんになりたい」(医療従事者の頑張り見てるんだねー。人のために頑張れる素敵な大人ですよね。)

 

お子さんたちの純粋な気持ちに心が洗われる、そんな今年の七夕飾りです。

会期7月1日~7月7日まで

 

20200628

第128回温故知新の会「算数教育 対話的で深い学び 授業改善と学力向上」

皆様、こんにちは。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、温故知新の会も長らく中止となっておりましたが、本日開催の運びとなりました。

本日は、当館に勤務しております元東京都算数教育研究会副会長の滝澤福一先生の講演です。

アシスタントには、瑞穂第一小学校の教諭2名も参加してくださいました。

「算数教育?」ちょっと難しそうと思われるかと・・・。

昔、授業で九九を暗記したことを思い出しながら聞いていると、今の九九の授業では、ただ暗記するのではなく、どうしてこの数になるのかを考えさせる課題を出して授業を進めていくそうです。

何だか昔習ったのより、難しい内容・・・。

でも、ちょっとしたヒントでなるほど!と納得できる法則があったりと、久しぶりに頭の体操をしました。

 

次回の温故知新の会は、7月5日(日)13:30~ 歴史講演会「甲州道中吉野宿の記録~津久井縣の漆と百姓の減免要求~」、講師は大野洋一さんです。

 

20200627

染色体験教室 桜染め

こんにちは。

本日けやき館では「染色体験教室 桜染め」を行いました。臨時休館明けはじめてのイベントです!

ようやくイベントを開催することができました (わーいわーい😄)

 

「染色体験教室 桜染め」では、桜の枝から抽出した染液を使いストールを染めました。

染め上がりはどんな色になるのかな? ドキドキ・ワクワク

 

まずは、真っ白なスカーフを桜の染液が入った鍋に入れます↓

 

スカーフが勢い良く染液を吸い込み白色から濃いピンク色に!

染液から取り出してみると、、、、しっかりと染まっています。

 

 

色を抜けにくくするために、媒染液に入れて洗います。

 

 

桜染めストール完成‼

 

やさしい桜色に染め上がりました。\(・∀・)/ きれ~い!

 

 

けやき館では、今後も染色体験教室を開催していく予定です。ご興味のある方は是非ご参加ください。

どんな色に染め上がるのか考えながらする染色楽しいですよ!

 

 

 

 

 

 

20200616

手ぬぐい自由自在~暮らしの中の工夫~

けやき館ブログへお越し下さりありがとうございます。

臨時休館が開け二週間が過ぎ、東京都の解除のステップに合わせ、けやき館へのご来館者も徐々に増えています。

今日から “手ぬぐい自由自在~暮らしの中の工夫~” を常設展示内 瑞穂の民家にて開催します。(開催というほど大げさなものでは・・・。)

けやき館スタッフや、町内のご協力者の方々からお持ちいただいた手ぬぐいを私の独断と偏見で展示しするという、なんとも公私混同のような展示です。

しかし!その手ぬぐい展示を聞きつけた?落語界のアイドル“古今亭 始さん”(けやき館での公演は大盛況)より、噺家仲間13名の手ぬぐいが届き、うれしい悲鳴となりました。

今回は手ぬぐいを飾るだけでなく、手ぬぐいを利用したブックカバーや眼鏡ケースなども紹介しています。(参考:手ぬぐい使いこなしブック 主婦の友社刊)

ステイホーム期間中は、マスク不足から布マスクを手作りしたり、外に行けないお子様の遊び道具を段ボールで作ったりと、自宅にある物を工夫して生活に生かす方がたくさんいらっしゃったようです。先人の知恵と現代のデジタルの融合を人間のアイデアで味付けすると、素敵なオリジナル作品が出来上がります。

江戸時代から庶民の間に徐々に普及してきた木綿手ぬぐいですが、昭和40年代頃からはタオルやハンカチが一般的になり、家庭ではなかなかみられなくなりました。最近はインテリアの一つとして活用されるなど手ぬぐいの良さが見直されるようになり、グローバルな視点からも再注目されています。

包んで、巻いて、折って、飾って、拭いて・・・アイデア次第で一枚の布が七変化。

ご来館いただいた皆様に手ぬぐいアイデアが湧いてくる、そんなきっかけが作れたらうれしいです。

手ぬぐい自由自在~生活の中の工夫~ 会期:6月16日(火)~7月26日(日)

*けやき館ではご来館者の皆様にマスクの着用、ご連絡先のご記入などのご協力もお願いしております。比較的、平日午前中はソーシャルディスタンスがとりやすいようです。

「大切な人のために 自分のために」ご協力お願いいたします。

20200531

ブログde万葉集と山野草 番外編Ⅶ

新しい生活様式・・・いったいどんな風になっていくのでしょう。with コロナ。資料館も時世の流れを考えなければですね。

今日の番外編は『ちょこっと万葉集』の最後のページから。

経もなく 緯も定めず 少女らが 織る黄葉に霜なふりそね

➡縦糸も横糸もこれといって決めずに様々な色で織りなした布がもみじのようだ

この万葉集の歌は散らばったもみじの葉が織物のようだと詠っています。なんとなく目に浮かぶ光景ですね。

万葉集の中では「黄葉」と表記することがほとんどで「紅葉」は一首のみと言われています。万葉人は紅より黄を愛でたのでしょうか。これは中国の陰陽五行説の影響を受けているらしいです。

ご存知のようにここ瑞穂町は村山大島紬の産地でした。(織柄がよくわかるポスターがあったので掲載しますね。)

模様に合わせ染められた縦糸横糸を機織りで織ると見事な柄の大島紬が完成します。

言葉にすると簡単なようですが、40行程もあるそうです。たくさんの人が携わって作られる伝統産業なんですね。

もみじの季節にはまだまだですが、村山大島紬は6月22日(月)よりけやき館 展示ギャラリーでご覧いただけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20200527

ブログde万葉集と山野草 番外編Ⅵ

パネル展では“ちょこっと万葉集”と題して、本当に私的な小冊子(冊子と呼べないくらいうっすーい!)を配布させて頂きました。これは例年、来館者の皆様から「何かパンフレットのような物はないの?」という熱い要望(?)にお応えする形で、今年初の試みです。

パネル展で紹介した耕心館で見られる山野草の写真や、枕詞の紹介などをしています。

 

今回の展示では染色と山野草にスポットをあてましたが、他にも面白い物をご紹介したくて・・・。

↑こちらは万葉のラップ!よく万葉集は声に出して読むと面白いといわれますが、この天武天皇の歌はまさに声に出してみたくなりますよね。

 

20200524

ブログde万葉集と山野草⑫

晴天の日々から、先週は梅雨のようなお天気でしたね。本格的な梅雨になる前の、ぐずついた天気のことを“走り梅雨”と言うのだそうです。その走り梅雨もあけ今日からは気温も上がるそうです。

万葉集のパネル紹介最後を飾るのはツルバミです。

大伴家持が「年若い恋人より糟糠の妻だよ。お前さん。」と部下を諭している歌だといわれています。橡を用いた染色は触媒によって様々な色に変わり、素染めでは亜麻色、灰汁を使うと黄茶色系、鉄媒染で黒っぽい色(つるばみ色)になります。橡色に染めた衣は褪色しにくく堅牢なので庶民の服とされました。派手さより堅実さをツルバミになぞらえ説いている歌が万葉集には6首あります。

さて、前回のクイズの答えです。

そうです! ②防人 です。

北九州の防衛にあたった兵士で任期は三年。のちには東国出身者に限られるようになった。親元、妻子を残してなど万葉集には家族とはなれる悲しみの歌が多く見られます。

万葉集は日本最古の歌集として、身分の上下や立場にとらわれることなく自由闊達に詠まれた多彩な表現が魅力となっています。万葉集初心者マークの私は、万葉集の詠み人や時代背景を知るために簡単な子供向け歴史漫画などを読み返しています。「あれ?何だっけ。聞いたことある。」そんな小さな興味をそのままにしないで、本やネットで調べる時間が持てるのがSTAY HOMEです。

本日でブログde万葉集と山野草(パネル)は終了ですが、まだお伝えしたいことが・・・番外編はもう少し続けさせてください。

では、次回は番外編で。

 

 

20200522

ステイホームでけやき館③

みなさま こんにちは

緊急事態宣言が解除された地域もありますが、ここ瑞穂町は東京都、まだまだステイホームでお楽しみ下さい。

はい、おなじみになってきましたか?けやき館のジオラマです。だるまくんも1個います。でも、今日は何か雰囲気が違いませんか?

実は当館のジオラマは、初夏(ちょうど今頃でしょうか)の雑木林の一日を音と光で体験できるのです。お聞かせできなくて残念ですが、キレイな鳥のさえずりや、雷や雨の音も再現されています。

 

夜にはフクロウの鳴き声が‥‥(ムードあります)

そしてこちらの夜の樹液のレストランには、いろいろな昆虫が集まってきていますね。

カブトムシ(オス、メス)、ノコギリクワガタ(オス、メス)、ベニスズメ、ベニシタバです。わかりますか?

昼の樹液レストランもありますよ。こちらも沢山集まっていますね。

オオスズメバチ、オオムラサキ(オス、メス)、ゴマダラチョウ、ヒカゲチョウ、カナブン、クロカナブン、シロテンハナムグリです。(最後に貼った写真で名前をかくにんしてくださいね。)

レストランには、昼も夜も蝶がやってきてますが、けやき館では、6月1日(日)からの開館にあわせ、企画展「みずほの蝶」を企画展示室で開催します。(最終日7月26日)企画展に関しては、他のブログで詳しくご案内しておりますが、ステイホームでけやき館では、ぬりえをご案内したいとおもいます。

おうちでのんびりいろいろな色で、素敵な蝶を完成させてくださいね。

こちらのぬりえに色付けをしていただきご来館の際にお持ちいただけたら、たくさんの仲間と一緒に貼らせていただきます。

あと一息、みなさまおうちで楽しいひと時をお過ごしくださいませ。

そして、近々けやき館でお会いできることを願ってます。

 

樹液レストランの昆虫たちの名前です。

 

20200519

ブログde万葉集と山野草 番外編Ⅴ

番外編ファンの皆様お待たせしました。(何度も言うけど待ってないって?)

今日は『万葉集と山野草』の展示にご協力いただいた方々のホームページのご紹介です。

まず、泣く子も黙る“国立科学博物館”通称“科博”です。VRを初め、クイズやぬりえなどSTAY HOMEで楽しめるホームページです。https://www.kahaku.go.jp/

次は、神戸薬科大学薬用植物園です。植物図鑑には四季折々の植物が紹介されています。https://www.kobepharma-u.ac.jp/botanical-gardens/gallery/

ご近所からは青梅市郷土博物館です。次回企画展の情報や収蔵品のデータベースなどがご覧いただけます。https://www.city.ome.tokyo.jp/site/provincial-history-museum/3188.html

こんな時期だからこそゆっくりホームページで博物館、植物園巡りを楽しんでください。

他にも個人の方にご協力いただいきました。こちらは個人情報もあるのでご紹介は控えさせて頂きますね。

沢山の皆様のご協力に感謝申し上げます。

 

 

 

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