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20230212

第179回囲炉裏端で語る昔話

みなさま こんにちは。

本日の囲炉裏端で語る昔話は、塩島清志さんによる「伊勢参宮道中日記」でした。

塩島さんは瑞穂古文書を読む会の代表をされていて、今回も古文書を読んでの成果を報告されていました。

 

〈講師の塩島清志さん〉

 

「伊勢参宮道中日記」は、江戸時代の文化2年(1805)のもので、殿ケ谷の小峰家とその一行が正月から4月までかけて、お伊勢参り、そして熊野、金毘羅、善光寺詣でなど津々浦々を出かけています。

お伊勢参りは江戸時代の庶民にとって、一大イベントだったので、その記録として記されていたと思われます。

 

〈みなさん真剣に聞いてます〉

 

この記録、なかなか難解なようです。文字が読みにくい、どの場所を通ったのかわからない箇所もあるなど…。

また、他の記録と比べると、かなり安く全体の旅行を済ませているようです。

正月から4月まで(農閑期)なので、寒い時期に「野宿もしたらしく、寒かっただろう」という話もありました。

実際の旅行も楽しさだけでなく、苦労も多かったはずです。でも、全国の名所を見て、学んで、帰ってきたのでしょう。

 

次回の囲炉裏端で語る昔話は  3月12日(日)10時15分~、戸田さん・田中さんによる「楽しいお話いっぱい」⑨です。

みなさまのお越しをお待ちしております。

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