TEL.042-568-0634

開館時間
10:00〜21:00
休館日
第3月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日

ブログ

20210404

第142回囲炉裏端で語る昔話

みなさま こんにちは

 

昔から日本人は、疫病退散、無病息災、豊穣、生活のちょっとしたことを、

ちょっとしたものや自然に(例えば、お井戸様、お蚕様、お天道様)お願い事をする

〇〇信仰が行われてきました。

私も、最近は願わずにはいられない日々が続いています。

今日のお話は、そんな今の状況にぴったりの「浅間神社と富士山信仰」でした。語り部は、関谷忠氏でした。

コロナの影響で「囲炉裏端で語る昔話」も何回も延期になり、本日が2021年初めての開催となりました。

本来は、常設展示室内の瑞穂の民家にある囲炉裏を囲んで、語り部と聞き手が親密な雰囲気の中で、

気軽に会話が弾むようなイベントですが、今回は多目的室で密にならないように、

関谷氏もマスクを着用の上マイクでお話してくださいました。

次回は、語り部におはなし企画さんをお招きして行う予定です。

 

 

 

 

20210404

ミニ展示 お花見

こんにちは。

今年の桜は、一気に開花し既に葉桜となっている場所も多いようです。

けやき館の風除室では、4月2日から“お花見”と題し春のフラワーアレンジメントを飾っています。

入学式も近いことからお花の横にはランドセル。(ピカピカのっというわけにはいかず、かなり使い込んでいますが。)

けやき館スタッフ一同から、新たない一歩を踏み出す皆様への想いをお花に託し・・・。

20210327

けやき館の落語会を開催しました

こんにちは けやき館です。

 

春ですね~。けやき館横のグラウンドの桜も満開です!

本日、けやき館の落語会を開催致しました。

ご出演は、もちろん⁈古今亭始さんです。

 

今日も切れのある口調で落語を披露してくださいました。

演目は、『長屋の花見』『井戸の茶碗』。

皆さんに元気な始落語を楽しんでいただきました。

 

 

次回の落語会は、6月のイブニングトーク落語会を予定しています。

始さんの落語をどうぞお楽しみに!!

20210318

モリのいる場所 写真展

温かい春の日差しが気持ちいいですね。

けやき館からのお知らせです。

映画「モリのいる場所」が4/4(日)に上映予定です。

(緊急事態宣言の為3/14から延期)

(すでに満員となっております。)

これに伴い、写真家、藤森武氏が守一を3年間撮り続けた中から厳選した9作品を展示しております。

藤森氏は、映画「モリのいる場所」藤田武のモデルとなった人物で、映画では加瀬亮さんが演じています。

ご来館の際には、是非足をとめてご覧ください。仙人と呼ばれた守一氏の素顔が見られるかもしれません。

 

 

 

 

20210307

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介⑧

みなさん こんにちは。

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介の第8回として、展示室入り口のお雛様についてお話したいと思います。

 

〇友永詔三さんのお雛様

企画展示室の前のケースのお雛様は、造形作家の友永詔三さんの作品です。

友永さんには、昨年の12月から1月にかけて開催した「造形作家 友永詔三の世界」でたくさんの作品を展示させていただきました。

NHK連続人形劇プリンプリン物語の人形美術担当として知られていますが、雛人形も作っていたのですね。(木彫が本職でした!)

帝国ホテルのギャラリーで飾られていたものですが、今回特別にお借りしました。

 

 〈友永詔三さんの雛人形〉

どちらも幻想的な雰囲気が漂っています。

左側のお雛様はひなまつりの期間が過ぎると蓋をしてリンゴの置物になります。一年中楽しめる置物ですね。

瑞穂のお雛様、手づくりのお雛様、郷土のお雛様、いろいろと紹介しましたが、どの雛人形にも作り手の想い、雛人形を飾って祝う想いが感じられるのではないでしょうか。

今回で、企画展「ひなまつり展2021」のご紹介を終わりにしますが、少しでも雛人形に興味を持っていただけたら幸いです。

20210306

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介⑦ ~地域に残るお雛様 2~

みなさん こんにちは。

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介の第7回として、各地に伝わる雛人形の続きについてお話したいと思います。

 

〇地域に残るお雛様

前回はお守りとしてのお雛様や神社・お寺に伝わるお雛様について紹介しました。

今回は伝統工芸や地域の習俗と結びついたお雛様についてお話します。

・伝統工芸としてのお雛様

薩摩糸びなは、鹿児島県指定伝統的工芸品です。

特徴は、顔がなく、麻糸が髪に見立てていること、そして、着物は何枚もの紙を重ね十二単衣とし、きらびやかな「垂れ絵」が描かれています。

〈薩摩糸びな〉

 

大内人形は、指定伝統的工芸品(経済産業大臣指定)の大内塗の技法を用いた雛人形です。大内塗は山口県で室町時代以来の歴史があるとされていますが、白木の人形に塗り師が漆を何度も塗り重ねて作られています。

おちょぼ口の表情が何ともいえません。

〈大内人形〉

 

鳥取県鳥取市用瀬といえば、流し雛で有名な地域ですが、田舎雛と呼ばれる雛人形も用瀬の柳屋さんで作られていたそうです。

現在は休業中とのことで、求めることはできませんが、郷土玩具の愛好家からは人気が高いそうです。伝統は失われやすいものです。

ちなみに向かって左が男雛(烏帽子あり)、右が女雛(冠あり)です。

〈田舎雛〉

 

・八朔のお雛様

以前、松本の七夕雛を紹介した時に触れましたが、夏にお雛様を飾る地域もあります。

長崎県壱岐市でも八朔(旧暦81日に豊作を祈願する日)用の紙雛(「ヒメゴジョサマ」)を作って、贈る風習がありました。

ヒメゴジョサマには、オキヌという着せ替え用の紙雛と一対の茶袋があり、初めて八朔を迎えた女の子の家へ、この八朔雛におしろい花を添えて持って行きました。雛を贈られた家では表座敷の長押(なげし)にそれを貼りつけ、おしろい花は神棚へ供えました。

雛祭りと夏の行事が合わさった、不思議な祝い方ですが、雛祭りの地域での受け入れの多様さを感じます。

〈壱岐の島八朔雛〉

 

こうした郷土の雛人形を見ていると、雛祭りの原形を見ているようですね。

20210305

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介⑥ ~地域に残るお雛様 1~

みなさん こんにちは。

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介の第6回として、各地に伝わる雛人形についてお話したいと思います。

 

〇地域に残るお雛様

・お守りとしてのお雛様

お雛様の中には、神社などで授与されるものもあります。

例えば、淡島神社の守雛や熊野速玉大社(新宮)のなぎ人形、青島雛は、お守りとして今でも授与されています。そもそもお雛様は、玩具(おもちゃ)というよりは、お守りとしての役割が強かったそうです。

〈淡島神社の守雛・絵馬〉

〈なぎ人形〉

〈青島雛〉

〈平家雛〉

赤間神社、平家雛のお雛が抱かれているように見えるのは、安徳天皇を模したからでしょうか。

 

・流し雛

郷土の雛といえば、流し雛を思い浮かべる方がいるのではないでしょうか。

特に春の風物詩として、多くの観光客が訪れ、イベントとなっているところもあるようです。

先にも触れたように、雛人形はお守りとしての役割もありますが、それは神社などで配られる、穢れをうつす人形(ひとがた)の風習が雛祭りの元にあるとされているからです。

特に流し雛は、川に自身の穢れ、災厄を流すという風習のため、穢れを祓うという元来の形に近いお雛様と考えられます。

〈流し雛(鳥取県用瀬)

〈粉河流し雛〉

和歌山県和歌山市加太の淡島神社は、雛流し、人形供養の神社として有名です。粉河で行われる流し雛も、紀ノ川を流れ、河口に近くあるこの淡島神社へ流れると考えられていたそうです。

20210302

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介⑤ ~段飾りいろいろ~

みなさんこんにちは。

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介の第6回として、段飾りについてお話したいと思います。

雛祭りのお人形といえば、「段飾り」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

特に七段の段飾りとなると、骨組みの組み立てから、小さな道具、人形の順番に至るまで、年に一度の大作業を四苦八苦しながら準備なさったことと思います。

 

〇木組みの段飾り

 〈木組みの段飾り〉

少し変わった段飾りですよね。今から55年ほど前の段飾りです。

ちなみに、二段目の内裏雛と三段目の三人官女は贈り雛で、それ以外の人形は娘さんが生まれた時のお祝いだったそうで、所沢市や狭山市で購入されたものです。

段飾りというと、お内裏様に三人官女…と続く、十五人飾りと比べると、随分異なります。

しかも、この段は木組みの段で、釘を使わず設置できます。

 〈裏から見た木組み〉

実はこの木組みは、旧蔵者の家の隣の大工さんに作ってもらったものとのことでした。

この段に内裏雛や舞踊人形(汐汲や藤娘)などを並べて段飾りとします。

ですので、十五人飾りのような並び方にはなりません。

昔の雛祭りの写真を見ていると、このように方々からいただいた人形を段に飾っていく姿を目にすることがあります。

 

〇十五人飾り

 〈七段十五人飾り〉

これぞ「雛人形」と思う方も多いと思います。

この雛人形は、平成4年購入と聞いていますので、割と新しいものでしょう。

この頃は大手の人形店の雛人形を買い求めることが多く、この雛人形も「秀月」で買い求めたものとのことです。

この段飾りは、一般的な十五人飾りではなく、四段目に舞を舞っている人形がいます。

「胡蝶」という舞楽の演目の一つで、鈴をもって二人一組になって舞っています。

七段だけあって、とても存在感があります。

 

 

〇最近の段飾り

 〈三段飾り〉

最近の段飾りは住宅事情なども反映され、少し小ぶりだけど豪華な雛人形が人気のようです。

こちらも三段の段飾りですが、とても重厚感があります。でも、組み立てはかなり簡単です。

やはりこちらも、大手の人形店、「久月」の雛人形です。

このように、段飾りを見るだけでも時代の違いが感じられますね。

どの雛人形も子供の成長を願うものですが、少しずつ求められるものが変わっているのがよくわかります。

20210301

YouTubeで紙芝居 その2

みなさん、こんにちは。

今日から3月です。まもなく桃の節句。気がつくと、すっかり春めいた陽気になりましたね。

けやき館では、館内の「瑞穂の⺠家」で「古⺠家で楽しむ紙芝居」を開催していますが、本日第2回目の紙芝居動画をYouTubeにアップロードしました。

 

 

けやき館もユーチューバーとして、少しずつ歩みを進めています (^O^)/

そして今回お送りする作品は、「お伊勢山の古狐」です。

 

 

この作品は、町内の⽯畑地区に古くから伝わる昔話をもとに作ったもので、紙芝居の絵は、瑞穂中学校美術部の生徒さんが描いてくれました。

「狐なんかにだまされるものか!」と豪語していた男は、気がつかないうちに、いたずら狐からだまされてしまい‥‥‥

話しの続きは、ぜひYouTubeで紙芝居動画をご覧になってください。

 

 

紙芝居は当分の間、毎⽉⼀回、YouTubeにアップロードする予定です。次回の4⽉は「長岡のシバモグリ」を予定しています。

これからも、けやき館がお送りするYouTube版「古⺠家で楽しむ紙芝居」をどうぞお楽しみに!

20210301

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介④

みなさんこんにちは。

企画展「ひなまつり展2021」のご紹介の第4回として、展示室を飾った手作り雛について、そして、展示のきっかけになった作家の渡辺一枝さんの著書『ひなまつり』についてお話したいと思います。

 

〇手作りの雛

コーナーの様子〉

・ふうせんかずら雛

けやき館ボランティアの方が作ってくれた縮緬地のお雛様です。

何といっても、小さいのに、とても手が込んでいます。

渡辺さんは大豆を顔にしていました。

・お茶の実雛

瑞穂ならではのお茶の実雛です。

こちらもボランティアさん作です。

つるし飾りのための着物や端切れを使ってくれています。

 

・糸巻き雛

糸巻きをお雛様に見立てています。

こちらはみずほ染織伝承会さんの作です。

羊毛フェルトを頭や飾りにしています。

 

 

 

・石ころ雛

石ころだってお雛様になるんですよ。

これはけやき館職員の作です。

河原の石も、味わい深い雛に変身です。

 

 

〈渡辺さんの写真とけやき館の手作り雛〉

 

けやき館で作ったお雛様と渡辺一枝さんの『ひなまつり』に載せられた写真を展示室では飾っています。

『ひなまつり』は、渡辺さんが自身で手作りした雛、各地で集められた雛を写真つきで紹介した本です。

本の中では「私の子どものお節句は、私のつくった人形で祝ってあげよう」という心持ちで雛を作っていたそうです。

お雛様は、実は手近なものなんですよ、という紹介です。

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