2025年01月26日
第236回温故知新の会 歴史講演会「逸話で語る 赤穂四十七士「堀内伝右衛門覚書」から」
本日けやき館では、第236回温故知新の会 歴史講演会「逸話で語る 赤穂四十七士 堀内伝右衛門覚書 から」を行いました。
講師は、瑞穂町文化財保護審議会会員の佐藤誠さんです。佐藤先生は、現在、赤穂大石神社非常勤学芸員をされております。

佐藤先生のお話は、堀内伝右衛門の性格の話から始まり、近松勘六の家僕・勘三郎が労をねぎらうために蜜柑と餅を配った話や、
堀部弥兵衛と潮田又之丞の「寝言と歯ぎしり」と言った人間味あふれる話が各所にあり、あっという間に時間が過ぎたという感じです。
あの有名な討ち入りの話ということで、興味・関心のある方々の参加が多く、最後の質問コーナーでは多くの質問がありました。
参加者のからも大変良かったというお声を沢山いただきました。
次回の温故知新の会の講演会は、第238回自然に関する講演会「身近に暮らす動物たち」、講師は瑞穂自然科学同好会の村山俊彰さんです。
皆様のご参加をお待ちしております。
令和7年1月22日、
手ぶらでどうぞ
写経会
を開催しました。講師は府中市にある普賢寺(ふげんじ)の僧侶 緑川明世(みどりかわ みょうせい)さんです。

写経の道具はすべて用意されていて、皆さん手ぶらで参加することができました。
最初に数分の瞑想をし、明世さんの澄んだお声を聞きながら姿勢と呼吸を整え、気持ちを落ち着かせました。

心身がリラックスしたところで写経開始です。
部屋全体に程よい緊張感があり、みなさん大変集中して取り組まれました。

書き終えたものは普賢寺へ納経され、護摩の日に焚き上げられます。

「とても静かで落ち着いた時間を過ごせた」というお声があり、有意義な写経会となりました。
ご参加くださった皆さま、講師の緑川明世さん、ありがとうございました。
2025年01月25日
日本茶体験講座 体を温めるほうじ茶の色々
令和7年1月18日、日本茶インストラクター リーダー早川博子氏を講師として招いて、
日本茶体験講座
日本茶を楽しむ 体を温めるほうじ茶の色々
を開催しました。

早川博子氏は、日本茶インストラクター協会所属で、日本テレビ「世界一受けたい授業」に出演されたり、
日本各地で公演を行ったり講師を務め、また海外の博覧会やセミナーでも活躍中です。
はじめに、日本茶について種類や製造工程を簡単に説明をしていただきました。

つぎに、用意された9種類のお茶(煎茶、玉露、紅茶、ほうじ茶など)を飲み比べました。

また、産地や原料の違ういろいろなほうじ茶や、ドライフルーツを加えたほうじ茶を、
お菓子と一緒に楽しみました。
(ドライマンゴーを加えたほうじ茶)
早川氏のジョークを交えた楽しいお話を聞きながら、
個性や香味の異なるさまざまなお茶をいただきました。

参加された皆さんは、早川氏の話を、メモを取りながら興味深く聞き、
また、いままで体験したことがなかった新しい味わいに驚かれていました。
美味しいお茶を、お菓子とともにいただきながら楽しみ、
奥深いお茶の文化についての知識を深めることができました。
ご参加された皆様、また、早川先生、素敵な時間をありがとうございました。
また、ぜひ、このような講座を企画したいと思います。
2025年01月22日
大ケヤキの冬芽とヤドリギの実(貴重な機会です!)
けやき館のシンボルツリーの大ケヤキを1月21日に剪定しました。
造園業者さんがクレーンで枝を吊りながら、高所作業車で建物3階ぐらいに相当する高さの枝を伐ってくれます。

今回は特別に、「伐る枝にヤドリギが付いていたら回収したい」とお願いし、立派な雄株と雌株の塊を手に入れることができました。
ヤドリギの葉や枝は生薬「桑寄生(そうきせい)」として使われ、漢方では独活寄生丸(どっかつきせいがん)に配合され、腰痛や関節痛に効果があるそうです。((公社)日本薬学会webページより)


雌株には透明感のある果実が付き、鳥のレンジャクの仲間が好んで食べます。葉も実も高い位置にあり、間近で見られるのは貴重な機会です。
けやき館の風除室にて、枯れるまで展示予定です。

宿主の枝のケヤキの小さな冬芽ともども、ぜひご覧ください。
2025年01月19日
第221回囲炉裏端で語る昔話
皆さん、こんにちは!
だんだんと寒くなってきましたね。
今日は囲炉裏端で語る昔話が開催されました。
お題は「戦争体験記」、語り部は田中庄次さんです。
田中さんは実際に基地で飛行機の整備士として働いていらっしゃいました。
右も左も分からない中、いきなり飛行機に乗せられた時は、中にたくさんイスがあり
急いで座るように言われ、逆向きに座ってしまったとか。
楽しいお話はいろいろありそうです。


次回は2月9日(日)、平山和治さんによる「長岡の昔話」です。
皆さんの参加をお待ちしています。
みなさま こんにちは
今日の折り紙教室は「寿鶴」です。
はなやかですね。

羽のひろげ方がちがうんですよ。
折り紙によっては、また違った雰囲気も楽しめます♡

今日も先生方が丁寧に教えてくださいました。


次回の折り紙教室は、「おひなさま」2月15日㊏10:15~11:45です。
みなさまのご参加お待ちしています。

2025年01月13日
第235回温故知新の会 郷土歴史講演会「瑞穂町のすがた~地形・歴史・風土など~」
本日けやき館では、第235回温故知新の会 郷土歴史講演会「瑞穂町のすがた~地形・歴史・風土など~」を開催しました。
講師を瑞穂町文化財保護審議会会長の久保田吉範さんに行っていただきました。
瑞穂町の地形は狭山丘陵がすぐ近くということもあり坂が多いのですが、八高線を通すために急坂だったところを平らに造成したことなど、画像を使っての説明でわかりやすい内容でした。
また、昔の町並みを写した風景写真は、興味深いものばかりでした。
次回1月26日(日)の温故知新の会は、「逸話で語る 赤穂四十七士―「堀内伝右衛門覚書」から―」 、講師は赤穂大石神社非常勤学芸員、瑞穂町文化財保護審議委員の佐藤誠さんです。皆様のご参加をお待ちしています。
皆様 こんにちは。
けやき館では、1月11日(土)に新春スペシャル二人会を開催しました。
ご出演は、昨年9月真打に昇進した古今亭伝輔さんと、二つ目の春風一刀さん。
今年最初の落語会を大いに盛り上げていただきました。
演目は、伝輔さんが『粗忽長屋』『骨釣り』
一刀さんが『犬の目』『庭蟹』を披露。
最後には恒例のジャンケン大会を開催、お二人手作りの色紙と名入りの手ぬぐいを勝者にプレセント。
ジャンケン大会も大いに盛り上がりました。
次回の落語会もどうぞお楽しみに!
2025年01月04日
ミニ展示「干支飾り『巳』2025」
新年明けましておめでとうございます。
けやき館は1月4日から開館しております。
2025年の干支は『巳』ということで、けやき館でも
干支飾りを制作しました。


おめでたいダルマや羽子板などの他、
2月からの一大イベントであるつるし雛飾りの新作、
本物のアオダイショウの皮を使ったアート作品、
多摩ダルマの型(収蔵資料)など、
ぜひ間近で、ご覧ください。
ここでお年賀写真を撮って、送るのもいいですね。
風除室でもミニ展示として干支の飾り、
また金運上昇の縁起物としてマンリョウ(万両)、センリョウなど(千両)などの
鉢植えなど、珍しいオクリョウ(億両)まで揃えて展示しています。
(狭山丘陵に全て揃っており、これはなかなかすごいことです)


1月11日までの期間限定の展示です。
(ダルマは1月7日から合格必勝ダルマに変わります)
今年の「けやき館初め」に、ぜひお越しください!
2025年を迎え、年頭のご挨拶を申し上げます。
昨年は震災、水害の多い1年でしたが、本年は皆様が穏やかに過ごせる年になりますよう切に願います。
瑞穂町郷土資料館けやき館は、昨年11月に開館10周年を迎えました。
これまで多くの方のご協力のもと、運営を行ってくることが出来ました。
この場をお借りして心より感謝申し上げます。
近隣地域の方々のご利用も増え、来館者はもうすぐ35万人に達しようとしています。
当館では、本年も瑞穂町の魅力を発信し、興味・関心を持っていただける展示や講演会、イベントを沢山開催してまいりますので、
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
職員一同、皆様のお越を心よりお待ちしております。
指定管理者 アクティオ株式会社
瑞穂町郷土資料館 けやき館
館長 小俣文江