2024年06月09日
特別展 江幡三香 木のえほんWOOK展
特別展「江幡三香 木のえほんWOOK展」がはじまりました。
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会場内にはWOOK(ウック)という大きな木のえほんがいっぱい!
WOOKとは江幡三香さんが子育ての中から生み出した、木のえほんシリーズ<木:wood+本book>という意味の作品名です。
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小さなWOOKもたくさんあります。
ほとんどのものは、手に取って触ってみることができます。
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大きなWOOKはこぉ~んな風にダイナミックに動かしたりして楽しむこともできます。
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そして、けやき館の玄関を入った正面には「おおきな木つみ木」という大型のおもちゃも来ています。
ぜひぜひWOOKを楽しみにお越しください。お待ちしております。
開催期間:令和6年6月8日(土)~7月31日(水)
時 間:9:00~17:00
会 場:2F展示ギャラリー
<関連企画のワークショップ>
おとな向け:6月30日(日)「木のえほん作り」
子ども向け:7月21日(日)「おもしろ動物をつくろう!」
イベント/講座 | 瑞穂町郷土資料館 けやき館 (mizuhokyodo.jp)
ぜひチェックしてみてくださいね。
2024年06月09日
第221回温故知新の会 教育講演会「福ちゃん先生の算数ピクニック」
こんにちは。
本日、けやき館では第221回温故知新の会 教育講演会「福ちゃん先生の算数ピクニック」を開催しました。
町内の小学校で実施している「学びのテーマパーク」で出題している問題を使って、大人たちの凝り固まった頭を解きほぐしながら、最後には「なるほど!」といった頭の体操ができた有意義な時間でした。
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子供たちに自ら学ぶ力をつけさせるには、少し難しい問題を出題すること、でも難し過ぎると興味を示さなくなる、その微妙な匙加減が必要ということもお話されていました。
滝澤先生の教え子の方からは、「昔もこのような学びの時間があったら良かったのに・・。」ともおっしゃられていました。私も同感です。
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久しぶりに頭が活性化された時間でした。
次回6月22日(土)開催の温故知新の会は、文学講演会「狭山丘陵、東へ-水と緑に育まれた人々-」、講師は関谷忠氏です。
お申込みお待ちしています。
みなさんこんにちは。
本日は板碑の拓本体験を実施しました。
板碑は中世の供養塔の一つです。今回は瑞穂町周辺の板碑の拓本をとることで、どのようなことが刻まれているのか読み取ろうという講座です。
〈拓本体験の様子〉
まずは、板碑や拓本をとる意味についてお話します。
今までに拓本をとったことがある方、今日初めて板碑に触れる方、どちらもいらっしゃいました。
拓本をとることで、凹凸がはっきりわからなくなってしまった銘文でも読めることがあります。
また、記録することでその時点での板碑の状態を記録することができます。
次に板碑の拓本をとる手順です。
霧吹きで水分を与えつつ、板碑と紙とを上手く密着させていきます。
〈画仙紙の空気を抜いています〉
板碑全体の空気を抜き、ほどよくタオルなどで湿気をとったら、タンポで板碑全体をムラなく墨を打っていき、完成となります。
〈真剣に拓本をとっています〉
みなさんの拓本がとれたら、埼玉県にある板碑を例にお話をしました。
身近なところにも板碑があったことを知るきっかけになったのではないでしょうか。
〈映像にて埼玉県の板碑の紹介〉
2024年06月01日
染色体験教室「狭山茶染め」
5月29日(水)に染色体験教室「狭山茶染め」を行いました。
新茶の季節ですね。今回、その一番茶葉の不要部分をいただいて絹ストールの贅沢な染めをすることができました。
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お茶染めは昨年に続き2回目で、講師は織り姫会(元みずほ染色伝承会)の方々です。
織り姫会の方々はいつも熱心に取り組んでくださり、けやき館の染色体験活動を支えるなくてはならない方々です。いつも「丁寧に教えてくださる」と評判で、今回は申し込み開始時間からわずか5分で定員いっぱいとなる大人気ぶりでした。
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今回の狭山茶染めは昨年よりさらにグレードアップし、紫色の入った上品なグレーに染め上げられました。この美しい染めは織り姫会の方々の研究の成果です。
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染液として煮出したお茶っ葉はけやき館最寄りの藤本園さんが快く提供してくださいました。不要部分とはいえ贅沢な新茶葉をありがとうございました。
ご参加いただいた皆さま、織り姫会の皆さま、藤本園さんありがとうございました。
次回の染色体験教室は、9月に開催予定の「インド藍の板締め染色教室」です。講師は伝統工芸士である小山典男さんです。どうぞお楽しみに。
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みなさん、こんにちは!
うっとうしい季節、梅雨に入りましたね。
けやき館の入り口にミニ展示「梅雨」を飾りました。
折り紙で折ったあじさい、色紙に貼ったホタルやアジサイがあります。
現在、企画展「近代制服図鑑」、パネル展「『源氏物語』に詠まれた万葉の草花」
が開催中です。
みなさんどうぞご覧になってください。
お待ちしております。
2024年05月26日
第207回囲炉裏端で語る昔話
みなさん、こんにちは!
今日は、囲炉裏端で語る昔話を開催しました。
お題は「地域の農業・今昔」、語り部は池谷功さんです。
今の農業が継続されるには、若い人に伝えていくことが大切。
なぜ廃れてなくなっていったのか?
これからどうしていけば続いていくのか?
考えてもらいたい、未来の農業を!
というお話でした。
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次回は6月16日(日)です。
お題は「小学校の思い出」、語り部は町田陽生さんです。
みなさんのご参加をお待ちしています。
2024年05月19日
地域めぐり「二本木から箱根ケ崎の歴史散歩」に行ってきました
皆さん、こんにちは。
五月も半ばを過ぎ、暑い日が続くようになりましたね。
昨日、けやき館では第220回温故知新の会「二本木から箱根ケ崎の歴史散歩」を開催しました。講師は毎年お世話になっている角田清美さんです。
角田さんの歴史散歩は、けやき館でも人気の講座です。今年は都県境にある入間市の壽昌寺からスタートしました。壽昌寺は臨済宗建長寺派のお寺で、角田さんによると多摩地方には臨済宗のお寺が多いとのことでした。
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途中の道すがら、さまざまな説明があり、地形・地名はもとより歴史やその由来、樹の高さの測り方、話が脱線してお茶の説明から世界史まで、次から次へと私たちを話で魅了してくださいました。もちろん参加された方々も大満足でした。
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日差しが強く暑い日にもかかわらず、参加者の皆さんお疲れさまでした。そして角田さんありがとうございました。来年もまた楽しみにしています。
2024年05月18日
第20回「古民家で楽しむ紙芝居」
みなさんこんにちは。
五月とは思えない暑さでしたが、いかがお過ごしですか。
今日は、常設展示室 瑞穂の民家で「古民家で楽しむ紙芝居」を開催しました。
〈古民家で楽しむ紙芝居の様子〉
1作目は「松原稲荷の狐」で、以前瑞穂第二中学校美術部が絵を描いてくれた紙芝居です。
昔むかし、箱根ケ崎地区にある松原稲荷には、悪戯好きの古狐がいて、お供え物がないとしばしば人里におりてきて…。
2作目は「オオムラサキのおかあさん」です。
オオムラサキのおかあさんが、卵を産むのはエノキ。
エノキを探しに旅に出るという話です。
〈オオムラサキのおかあさん〉
紙芝居の後には、オオムラサキに関するクイズもしました。
次回の古民家で楽しむ紙芝居は、9月の予定です、お楽しみに。
暑いですね。
夏を予感させられるような日差しです。
みなさま水分補給を忘れずに!
本日の親子折り紙教室は、「チューリップ」でした。
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今チューリップ?と思われるかもしれませんが、
チューリップの花束、華やかな気持ちになりましたよ。
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次回の親子折り紙教室は
6月15日土曜日 10時15分~ 「ひまわり」です。
みなさまのご参加お待ちしています。
こんにちは。
けやき館では、いろいろな方のご協力を得て、展示やイベントを実施いています。
今回はそうしたエピソードを少し紹介します。
先日、一冊の絵本が当館に届きました。
絵本作家・イラストレーターの伊藤知紗さんからでした。絵本は出版されたばかりの『カニのダンス』(福音館書店・ちいさなかがくのとも6月号 / 文・越智典子 絵・伊藤知紗)です。
〈カニのダンス 表紙〉
伊藤さんには、昨年開催の「伊藤知紗 絵本原画展~昆虫観察日記~」(2023年7月15日〜9月24日)で、『うんちみたいなむしがいた』と『むし、おきあがれるかな』の原画を展示されていただく際に、協力していただきました。
やわらかな画風と、自然観察に基づいた題材選びは、大人も多くの気づきがあることでしょう。
今回の『カニのダンス』は作画担当ということで、実際に神奈川の三崎口や関西方面に出かけて干潟のスナガニを観察されていたそうです。
新刊本 てくてく日記 (fc2.com)
伊藤さんに案内していただいた時も、葉の裏や枝などで越冬するチョウたちを丹念に観察されていました。こういったポイントをいくつもめぐって観察しているのは本当にすごいことです。
今回のカニの絵本でも、舞台となる入り江の様子やカニのユーモラスな動きも必見です。
伊藤さんの絵本は、図書コーナーに配架していますので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください。