TEL.042-568-0634

開館時間
10:00〜21:00
休館日
第3月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日

ブログ

20210606

昆虫展のギャラリートークを行いました

みなさん、こんにちは。

けやき館では、企画展「身近な昆虫、ここが面白い!」関連イベントのギャラリートークを行いました。5月22日の予定でしたが臨時休館により延期となり、ようやく実施することができました。

解説を担当したのは、今回の企画展をプロデュースした当館の谷亀学芸員と、展示に使用している写真の大半を提供してくださった瑞穂自然科学同好会の宮﨑豊さんです。

初めに、展示パネルや昆虫標本をもとに、瑞穂町に生息する昆虫や不思議で興味深い生態を持つ昆虫について、解りやすい解説がありました。

続いて、舘野鴻 氏の絵本原画のコーナーでは絵の繊細さだけでなく、見方や着目ポイントなどについて細かな部分まで一枚ずつ紹介しました。

最後のフリートークでは、参加者の方と同好会員・担当学芸員が一緒になって、小さな昆虫をのぞき込んでいました。

企画展「身近な昆虫、ここが面白い!」は、会期を延長して7月4日(日)まで開催しています。

これからも、みなさんのご来館をお待ちしています。

 

20210605

父の日工作教室

みなさんこんにちは。

 

ジメジメ・ムシムシ….雨の多い季節、6月に入りましたね。 😥

そんな6月でも、Happyなイベントがありますね。そう【父の日】🎉

家族のために頑張るお父さんへ、ありがとうを伝える日。なんでも、父の日は母の日同様にアメリカ発祥のイベントらしいです。

ちなみに、今年の父の日は2週間後の6月20日(日)。みなさんプレゼントを準備しましたか?

 

けやき館では、父の日に素敵な贈り物ができるように、今年も父の日工作教室を開催しました。

贈り物として作ったのは「カードケース」です。

革によく似たフェイクレザーとメッセージカードにイラストやメッセージを書いたら、針と糸を使いチクチクと縫い合わせて作って行きます。

  

「縫い合わせていきます」なんて簡単に書きましたが、実は、針の動きがとてもややこしいのです💦

にもかかわらず、しっかりと最後まで縫い上げて完成させた参加者のみなさん。すごい!!

 

  

 

最高に素敵なプレゼントが完成しました。 😀

父の日工作教室は、明日も開催しています。(要予約)

みなさんも素敵なプレゼントを作ってみませんか。

 

 

 

 

 

20210605

Re 万葉集と山野草 ~たまかづら~

たまかづらと聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?

私は、源氏物語の玉鬘。源氏のライバル頭中将の娘です。

万葉集の玉葛はつる性の植物です。このたまかづらを詠んだ相聞歌をご紹介します。

初夏のこの時期、ハイキングの途中で白い綺麗なごとうづるを見かけることがあるかもしれませんね。

20210605

ブログで紹介 ~ 企画展「身近な昆虫、ここが面白い!」(最終回)

みなさん、こんにちは。

六月になり、梅雨入りが近づいてきましたが、いかがお過ごしですか。

けやき館は今月から開館し、企画展「身近な昆虫、ここが面白い!」の会期は7月4日(日)まで延長することになりました‼(‥‥内心、ホッと安堵しております‥‥)

この企画展では、瑞穂町周辺に生息している虫たちのなかで、面白くて不思議な生態をもつ昆虫たちにスポットを当てながら、身近にいる昆虫の「知られざる一面」を、パネル・写真・標本・絵本原画などを用いて、幅広く紹介しています。

「ブログで紹介~」の最後となる今回は、「危険な外来種」と「狭山丘陵の異変」についてです。私たちの身近には、すでにさまざまな外来種が生息しています。国は外来種の中でも、在来の生物を圧迫したりして生態系を損ねたり、農林水産業に被害を与えたり、その恐れがある生き物を「特定外来生物」に指定しています。今回の展示では、近年になってから国内に侵入した外来種だけを集めた標本箱も展示しています。

 

アカボシゴマダラは、中国大陸から持ち込まれ人為的に放蝶されたと考えられる繁殖力が強いチョウです。狭山丘陵においては、日本の国蝶でもあるオオムラサキと幼虫の食草が同じエノキなので、競合しながらオオムラサキなどの生存を圧迫しているのではないかと考えられています。

 

クビアカツヤカミキリは、瑞穂町内では未確認なものの近隣自治体では確認されており、幼虫がサクラ・ウメ・モモなどバラ科の樹木内部を食い荒らし枯死させる恐れがあります。ソメイヨシノの被害割合が高いことから、近い将来お花見ができなくなってしまうかも!と想像するだけでも心配です。

 

ところでみなさんは、「ナラ枯れ」という言葉を聞いたことがありますか? ここ数年、9月頃になると狭山丘陵の中で葉が枯れている樹木が見られるようになっています。これは、病原菌を持ったカシノナガキクイムシ(体長5㎜程で茶褐色をしています)というコウチュウが、樹木に穴をあけ集団で穿入(これを「マスアタック」といいます)し、菌糸を木の内部に広げてしまうためです。ナラ類・シイ類・カシ類に被害が大きく、狭山丘陵では、すでにコナラの被害が確認されています。葉が赤茶けていたり、樹の根元に木くずと糞が混ざったフラスという粉状のかたまりが散乱していた場合は、カシノナガキクイムシによる「ナラ枯れ」の可能性があります。

今回の企画展を通して、身近な昆虫や身近な自然について、みなさんに少しでも関心や興味を持ってもらえれば、というのが展示担当者としての願いです。開館し会期も延長されましたので、みなさんのご来館をお待ちしております。

また、延期されていたギャラリートークを6月5日(土)14時から開催します。瑞穂自然科学同好会のメンバーが、昆虫ワールドを熱く語りますので、どうぞお楽しみに!

20210601

YouTubeで紙芝居 その5

みなさん、こんにちは。

緊急事態宣言の再延長でステイホームの時間がまだまだ続きますが、こんな時こそ「YouTubeで紙芝居」はいかがですか?

けやき館では、館内の「瑞穂の⺠家」で「古⺠家で楽しむ紙芝居」を開催していますが、本日、第5作目の紙芝居動画をYouTubeにアップロードしました。

今回お送りする作品は、「樽の口の大蛇」です。

この作品は、町内の栗原新田や箱根ケ崎を舞台にした昔話をもとに作ったものです。紙芝居の絵は、瑞穂中学校美術部の生徒さんが描いてくれました (^○^)

昔むかし、樽の口に棲む、それはそれは恐ろしい大蛇に怯えていた村人たちは、ついに意を決して立ち上がったところ‥‥‥

話しの続きは、ぜひYouTube動画をご覧になってください。

紙芝居は当分の間、毎⽉⼀回、YouTubeにアップロードする予定です。

けやき館がお送りするYouTube版「古民家で楽しむ紙芝居」。どうぞ楽しんでご覧ください!

20210528

Re 万葉集と山野草 ~さくら~

今年は一人、けやき館のとなりのサッカーグランドに咲く桜を見ながらお弁当を食べました。

「サクラ」の語源には日本神話に登場する木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)の呼び名に由来するという説、「美しく咲く」という意味の「咲麗(さきうら)」からきたなど諸説あるそうです。

今回の展示ではこの“桜”を介した相聞歌をご紹介しました。

20210526

Re 万葉集と山野草 ~ねぶ~

ねむの木(ネムノキ)の花は初夏6~7月に開花する、水鳥の産毛のようなふわふわとした淡いピンク色の可愛らしい花です。

この花を詠んだのが、モテモテ大伴家持の年上の友人‘紀郎女’です。

バツイチの紀郎女は、歌の上での恋の駆け引きを家持とするほど気心の知れた仲だったといわれています。

ねんねの ねむの木 眠りの木
そっとゆすった その枝に
遠い昔の 夜(よ)の調べ
ねんねの ねむの木 子守歌

薄紅(うすくれない)の 花の咲く
ねむの木蔭(こかげ)で ふと聞いた
小さなささやき ねむの声
ねんね ねんねと 歌ってた

故里(ふるさと)の夜(よ)の ねむの木は
今日も歌って いるでしょか
あの日の夜(よる)の ささやきを
ねむの木 ねんねの木 子守歌

こちらは美智子上皇后様がお書きになった詩。

千年の時を経て、ねむの木は歌い継がれている・・不思議な感じです。

20210523

Re 万葉集と山野草 ~番外編 小満~

5月21日は二十四節気の小満。

草木枝葉がすくすく育つ頃で初候(節気を約5日で分けた第一のもの)は、『蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)』で孵化した蚕が桑の葉を盛んに食べて成長する時期とのこと。

今では桑畑も見られなくなりましたが、養蚕は古くから日本で行われており、この瑞穂町でも明治以前、箱根ケ崎で90余戸の家で養蚕をしていた記録があります。

たらちねの 母が飼ふ蚕の 繭隠り いぶせくもあるか 妹に逢はずして

 作者不詳 巻十二 二九九一番

(訳)たらちねの母が飼う蚕が繭ごもりするように、妻に逢えないままだと 心がこもってうっとうしい

恋人に会えない鬱鬱とした気持ちを、蚕が繭にこもる様子にたとえたものです。

けやき館の常設展示には養蚕農家の模型なども展示しております。また隣接する耕心館は養蚕をしていた面影を残す建物となっておりますので、緊急事態宣言解除後、このブログを思い出しながらご来館ください。

 

 

 

20210520

Re 万葉集と山野草 ~つきくさ~

以前、当館で講演してくださった気象予報士 佐藤公俊さんが置いていかれた “日本の365日季節の道しるべ” マガジンハウス刊の5月19日の欄には、東風(あゆ)という言葉が紹介されています。

『東風(あゆのかぜ)いたく吹くらし奈呉の海人の釣りする小舟漕ぎ隠る見ゆ』は万葉集の大伴家持の歌。東風とは北陸地方で使われる言葉で初夏から盛夏にかけて吹く東風で海を荒らす風だそうです。

この歌を詠んだ大伴家持の妻が今日紹介する、大伴坂上大嬢です。

 

20210518

Re 万葉集と山野草 ~つぼすみれ・はぎ~

皆様いかがお過ごしですか。今年の関東の梅雨入りは早まりそうですね。

自宅で過ごすお供に『万葉集と山野草』が興味のきっかけになると嬉しいです。

今日は大友田村大嬢の歌をご紹介します。(田村⇒邸があった場所。)

大友田村大嬢の所載歌は全て異母妹の大伴坂上大嬢(前回のブログ姫百合編で紹介した大伴坂上郎女の娘)へ贈ったものらしいです。

年の離れた異母妹が可愛くて仕方なかったということです。

次回は、この愛され妹 ‘大伴坂上大嬢’の歌をご紹介しますね。

 

 

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