2023年03月19日
第192回温故知新の会 公開座談会「身近な植物で染める草木染め」
こんにちは けやき館です。
本日、第192回温故知新の会 公開座談会「身近な植物で染める草木染め」を開催しました。
パネラーは、《村山大島紬伝承会》 小山典男さんと〈みずほ染織伝承会〉 岩田さん・高橋さん・町田さん・宮﨑さんです。
染色に関する様々なことについて、お話をしていただきました。

身近に自生している植物を使って行う染色、想像以上の出来栄えになった時の感動が皆さんを虜にしているようです。
当館2階展示ギャラリーにて3月26日(日)まで「みずほ染め織り作品展」を開催中です。
綺麗な色に染められた作品を展示していますので、染色にご興味ある方、是非ご観覧ください。
次回の温故知新の会は、4月16日(日)体験講座「火おこし」です。
皆さまのご参加をお待ちしております。※お申込み受付中
詳しくは、けやき館ホームページをご覧ください。
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2023年03月18日
みずほ染め織り作品展ギャラリートーク
みなさまこんにちは
今けやき館では、3月26日(日)まで「みずほ染め織り作品展」開催しています。
今日は、関連イベントのギャラリートークを11:00より行いました。
けやき館を好きな皆様にはおなじみですね。村山大島紬。
ものすごい複雑な技術、気の遠くなるような工程を経て美しい柄を織り出します。
村山大島紬伝承会の先生が織られるところを間近で見せて頂きました。
写真では分かりづらいですが、柄が出来上がるように糸が染められているのですよ。
つまり糸を並べただけでも、柄が出るということです。すごすぎ😲
緯糸で柄を出すバージョン、経糸で柄を出すバージョン、2種類の機の体験もできました。

緯糸で柄を出す。
経糸で柄を出す。
私もやらせていただきました。

①足を踏む、②交差した経糸と緯糸の間にシャトルを渡す、③トントン糸を整える ①に戻って左右反対(あってるかな~?)
ってこれ実際やってみるとそう簡単には出来ないんですよ。脳トレです。
流れるように作業を進める先生方本当にすごいです。
立ち寄ってくれた小学生も体験してくれました。


次回のギャラリートークは(最後になります)3月25日(土)11:00~12:00
皆様も、機織り体験してみませんか?
ご来場お待ちしております。
今日はあいにくの雨ですが、ちょっといいこともありましたよ。
花粉を気にせず、朝の空気を吸い込めました😊
本日の親子折り紙教室では、雨の日でも気持ちが華やかになる「ヒメカリス」の花束を作りました。

こんな風にレースと合わせて飾っても素敵です。

みなさん雨の中参加していただき、ありがとうございました。


先生方が丁寧に教えてくれます。折り紙も用意しています。
大人の方でも、親子でもお気軽にご参加ください。
次回は、「かぶととアヤメ」4月15日(土)10:15~11:45です。
みなさまのご参加お待ちしていまーす❣
2023年03月12日
第180回囲炉裏端で語る昔話
皆さん、こんにちは!
本日、多目的室にて囲炉裏端で語る昔話が開催されました。
戸田さんと田中さんによる「楽しいお話いっぱい⑨」です。
たくさんのお子さんが参加されて、楽しいお話しや、手遊び歌、ゲームなどが
行われ、笑い声に満ちてました。

次回は3月26日(日)、おはなし企画さんによる「ハッピーエンド コレクション」です。
皆さんのご参加をお待ちしています。
皆さん、こんにちは!
3月11日(土)からみずほ染め織り作品展が始まりました。
11時から12時までギャラリートークが開催され、たくさんの方が来てくださり賑やかでした。
機織りの実演をされました。



3月26日まで開催してます。
すてきな染物のストール、リメイクされた洋服などが展示されてます。
ぜひご覧下さい!
お待ちしております。
こんにちは けやき館です。
本日けやき館の落語会を開催しました。
出演は、お馴染みの古今亭始さん!

始さんは今回で何と!けやき館の落語会26回目の出演だとか。
落語会にご参加の皆さまのお陰で、ここまで回数を重ねてこられました。
始さんとお客様に感謝!
本日の演目は、『辰巳の辻占』『長屋の花見』などを披露していただきました。
大いに盛り上がった落語会となりました。
次回のけやき館の落語会は、6月開催予定です。
これからもけやき館の落語会をどうぞ宜しくお願いします!
けやき館のinstagramもチェックしてくださ~い。
2023年03月05日
第191回温故知新の会 郷土歴史講演会 「西多摩の神仏分離と瑞穂町」
みなさんこんにちは。 今日は、第191回温故知新の会 郷土歴史講演会「西多摩の神仏分離と瑞穂町」を開催しました。
講師は当館学芸員の関口健氏です。
明治維新となり、瑞穂町をはじめ各地の寺社で「神仏分離」が進められました。この結果、今までは習合していた寺社が別れ、~寺、~神社などとして、現在あるような神社、寺院というあり方となります。
そんな一大転機となった神仏分離について、西多摩郡の事例や瑞穂町の事例を紹介しました。

〈会場の様子〉
神仏分離の大きな特徴としては、江戸時代にお寺と檀家との間にあった寺檀関係を神社と氏子との間で築き、(実際に運用はされないものの)村民を把握しようとしたという制度であるとのことでした。
神仏分離というと、廃仏毀釈を思い浮かべることが多いですが、西多摩郡では御嶽神社などで行われている事例があるものの、大きなものではなく、村の鎮守などでは廃仏毀釈はほとんどなかっただろうとのことです。
瑞穂町の神仏分離の事例も、他の西多摩郡の事例と同様で、明治時代初期に神仏分離の準備が行われて、粛々と進められていったとのことです。
会場からも、身近な問題として、興味を持って聞いている方が多くいました。
次回は第192回として、公開座談会「身近な植物で染める草木染め」です。みずほ染織伝承会による、草木染めの染色の取り組みについて紹介します。
こちらもぜひご参加ください。
2023年02月18日
第15回「古民家で楽しむ紙芝居」
みなさん、こんにちは。
今日は早春のうららかな日和で、とっても過ごしやすい一日でしたね。
けやき館では、第15回「古民家で楽しむ紙芝居」を開催しました。上演したのは、「狭山谷の天狗」と「うぐいすのホー」の2作です。

「狭山谷の天狗」は、町内の石畑地区に伝わる昔話で、絵は瑞穂中学校美術部の生徒さんが描きました。
「うぐいすのホー」は、もうすぐやって来る桜の季節にピッタリのお話でした。

「古民家で楽しむ紙芝居」全9作品は、YouTubeでもご覧いただけます。
次回の開催は5月20日(土)の予定です。どうぞお楽しみに!
春にいっぽ近づいたような今日。いかがおすごしですか?
けやき館では親子折り紙教室を開催しました。今回は「つるのおひなさま」です。

いろいろな色や模様で作ってみるのも楽しいですね。

大人の方だけでもご参加いただけます。
次回は3/18土曜日「ヒメノカリス」という花束を作ります。
みなさまのお越しをお待ちしております。
2023年02月12日
第179回囲炉裏端で語る昔話
みなさま こんにちは。
本日の囲炉裏端で語る昔話は、塩島清志さんによる「伊勢参宮道中日記」でした。
塩島さんは瑞穂古文書を読む会の代表をされていて、今回も古文書を読んでの成果を報告されていました。

〈講師の塩島清志さん〉
「伊勢参宮道中日記」は、江戸時代の文化2年(1805)のもので、殿ケ谷の小峰家とその一行が正月から4月までかけて、お伊勢参り、そして熊野、金毘羅、善光寺詣でなど津々浦々を出かけています。
お伊勢参りは江戸時代の庶民にとって、一大イベントだったので、その記録として記されていたと思われます。

〈みなさん真剣に聞いてます〉
この記録、なかなか難解なようです。文字が読みにくい、どの場所を通ったのかわからない箇所もあるなど…。
また、他の記録と比べると、かなり安く全体の旅行を済ませているようです。
正月から4月まで(農閑期)なので、寒い時期に「野宿もしたらしく、寒かっただろう」という話もありました。
実際の旅行も楽しさだけでなく、苦労も多かったはずです。でも、全国の名所を見て、学んで、帰ってきたのでしょう。
次回の囲炉裏端で語る昔話は 3月12日(日)10時15分~、戸田さん・田中さんによる「楽しいお話いっぱい」⑨です。
みなさまのお越しをお待ちしております。