TEL.042-568-0634

開館時間
9:00〜17:00
休館日
第3月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日

ブログ

20220902

瑞穂中学校 職場体験実施中 ~その2~

みなさん、こんにちは!

暑い暑い💦と思っていた夏も、気がつけば9月になり、季節の移ろいを少しずつ感じるようになりましたね。

けやき館では9月2日まで、瑞穂中学校2年生による職場体験が行われました。

体験内容の一つに、けやき館周辺の史跡見学があります。今回は、水準点・狭山池周辺・狭山神社・五輪様のカキの木などを見学しました。

道すがら、道標石・馬頭観世音碑・常夜灯・庚申塔などの石造物も見て回りました。普段何気なく通っている道も、注意の目を向けてみると、いろいろな歴史的・文化的な遺物が、今でもあちこちに残されているんですね。

また、今回の職場体験では、常設展示室に置かれている「ワークシート」(クイズ)を一人一枚作成するというのが、生徒たちへのミッションの一つでした。常設展示や解説を見ながら考え、問題の選定・写真撮影・PCへの入力までを行いました。

瑞中生が作った「ワークシート」ニューバージョンは、常設展示室に設置してありますので、けやき館にいらした際は是非この「ワークシート」にチャレンジしてみてください。

 

20220831

瑞穂中学校職場体験実施中

みなさん こんにちは。

けやき館では、先月の瑞穂第二中学校に続き、今は瑞穂中学校の職場体験が行われています。

 

職場体験実習とは、生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動のことで、けやき館でも地元中学生を毎年受け入れています。

 

まずは講義の様子から。

瑞穂町の歴史については、約2万年前から人が住んでいたといわれています。

中学校で学んだこと、住んでいるところの歴史などを合わせてお話しました。

〈瑞穂の歴史について〉

 

自然については、狭山丘陵の雑木林がどのようにして現在の姿へとなっていったのか、また、自然に人がどのように関わっていったのかについてお話しました。

〈瑞穂の自然について〉

 

資料館では、古文書も扱います。

今から200~300年前の江戸時代の古文書には何が書いているのか、また、古文書に触れる時の注意点について話し、注意点を守りながら気を付けて撮影をしました。

〈古文書を撮影してみよう〉

 

職場体験実習の一部の様子をお伝えしました。

職場体験はまだ続きますが、温かく見守ってください。

20220717

第176回 温故知新の会「地口絵に見るユーモア」を実施しました

みなさん、こんにちは。

最近は戻り梅雨のようになったり暑くなったり、天候が目まぐるしく変化していますが、いかがお過ごしですか?

本日けやき館では、第176回温故知新の会・郷土歴史講演会「地口絵に見るユーモア」を開催しました。講師は、はむら自然友の会代表で羽村市郷土博物館登録郷土研究員の岡﨑学さんです。

講演では、岡﨑さんご自身が多摩地域の祭礼や地域の祭りで撮影した地口行灯(じぐちあんどん)の写真を使いながら、行灯(灯籠ともいいます)に描かれた地口絵について、絵解きの楽しさを解説してくださいました。

江戸時代の中期ころから始まったとされる地口絵は、ユーモアたっぷりの言葉遊びを表現していて、ウィットに富んだ文言(地口)が愉快な絵に添えられています。

講演の中では、クイズ形式で次のような写真も紹介しました。左の地口は「喰い過ぎけんちん」、右の地口は「太鼓を日で干す」です。 元句は、どちらも有名な戦国大名の名前ですが、分かりますか?

次回の温故知新の会は、隅内利之さんの「論理的思考力を育む課題追求型授業」です(8月7日実施)。

みなさんのご参加をお待ちしています。

 

20220712

常設展示室のクイズがバージョンアップしました!

みなさん、こんにちは。

先週、瑞穂第二中学校の生徒たちが、けやき館に職場体験に来たことは、ブログでもお伝えしましたね。

その二中の生徒たちが、常設展示室に設置されている「めくりクイズ」の問題を新しく作ってくれました\(^o^)/

実は三日間の職場体験を通じて、一人一問、問題と解説を作成するというのが、今回の生徒たちへのミッションでした。

常設展示室にあるさまざまな資料や図書コーナーの書籍を見ながら、問題と解答・解説を考えます。下書き用に手書きして、言いまわしなどを配慮しながらパソコンに入力し、印刷・パウチ加工して展示室に設置しました。

完成した「めくりクイズ」がこれ ↓ です。左側が従来の問題、右側が生徒たちが作ってくれた新作問題(3問あります)です。

けやき館にいらした時は、是非このクイズにチャレンジしてみてください。

20220710

地口絵の写真展が始まりました

みなさん、こんにちは。

例年になく早い梅雨明けで、毎日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか?

けやき館では本日10日(日)から、写真展「笑いの原点  地口絵を楽しむ ~多摩の地口行灯~」が始まりました。会期は17日(日)までの約一週間で、短い期間での展示となっています。

写真を撮影されたのは、はむら自然友の会代表で羽村市郷土博物館登録郷土研究員の岡﨑学さんです。本日は展示初日ということで、岡﨑さんご自身が、けやき館にいらしてくださいました。

「地口」とは、よく似た発音や言いまわしの言葉遊びで、江戸の文化を今に伝える笑いの原点の一つです。内容は、単なるダジャレや語呂合わせの類から、ユーモアたっぷりのもの、さらに古典や歴史などの知識を必要とするものまであります。

この地口は「焼酎みまい」、元句は「暑中見舞い」です。地口絵では、飲兵衛(?)の男が焼酎を見ないようにしていますね。

なお、7月17日(日)には、温故知新の会・郷土歴史講演会「地口絵に見るユーモア」が開催されます。講師は岡﨑学さんです。残席が少なくなってきましたので、興味のある方はお早めにお申し込みください。

では最後に問題です。次の地口絵の元句は何でしょう? 地口は「釜むれないに飯しこげるとは」です。ヒントは、百人一首にある和歌の下の句です。答えは、けやき館に来て確認してください (*^▽^*)

みなさんのお越しをお待ちしております。

20220706

瑞穂第二中学校職場体験中

みなさん こんにちは。

けやき館のブログでは、イベントや展示に関する情報を発信していますが、今回は中学校の職場体験実習についてお知らせします。

職場体験実習とは、生徒が事業所などの職場で働くことを通じて、職業や仕事の実際について体験したり、働く人々と接したりする学習活動のことで、けやき館でも地元中学生を毎年受け入れています。

現在、瑞穂第二中学校の生徒さんが職場体験中です。

その様子の一部をお伝えします。

まずはけやき館の施設を知らなければなりません。

ということで、けやき館の中を案内します。

写真ではバーズアイ瑞穂で瑞穂町の形について、紹介しているところですます。

〈けやき館の施設を見学中〉

 

そして、歴史や文化についても勉強します。

けやき館は瑞穂町の歴史や文化について情報発信をしている施設なので、町の歴史について知ることは大切です。

 

〈瑞穂の歴史の 勉強〉

 

職場体験中に、今度はみずほケーブルさんが取材に来ました。

みずほケーブルに実習に来ている中学生が、けやき館の実習生にインタビューです。

〈インタビュー中の実習生〉

 

現在けやき館では中学生が実習中ですが、温かく見守ってください。

20220703

第175回温故知新の会 歴史講演会「日本における武家政権」

皆様、こんにちは。

猛暑の続く中、いかがお過ごしでしょうか。

 

本日は温故知新の会、歴史講演会「日本における武家政権」を開催しました。

講師は、瑞穂古文書を読む会の渡辺忠夫さんです。

 

〈講師の渡辺忠夫さん〉

 

今回は、鎌倉時代から江戸時代まで、約700年間にわたる武家政権の時代について、各幕府の特徴や歴代将軍の事績などを紹介されました。

歴史の中でも、有名な将軍ばかりが取り上げられがちですが、一人ひとりの将軍を取り上げると、意外と知られていない事柄や時代の特徴といったものをよく反映しています。

参加された方からも、むかしの教科書で習った評価と随分違うんですね、と感想を漏らしていた方もいましたが、歴史の見方、考え方も時代とともに少しずつ変わっていっていると感じられました。

 

次回の温故知新の会は、7月17日(日)13:30~、郷土歴史講演会「地口絵に見るユーモア」、講師は岡崎学さんです。

20220618

七夕飾りと俳句作品を展示しました

みなさん、こんにちは!

けやき館では、6月18日から風除室で七夕飾り、エントランスホールで俳句の作品展が始まりました。

七夕飾りは、毎年制作をお願いしている「石畑保育園・みずほひじり保育園・東松原保育園」の園児のみなさんが、今年もかわいい短冊を作ってくれました 🙂 子供たちそれぞれの願いごとが、161枚の短冊に込められています。中には、お母さまが裏面に願いごとを書いてくれた短冊もありました。親子そろって願いごとに思いを巡らしている光景が目に浮かびます。

俳句作品は、「瑞穂俳句愛好会」の方々が創作しました。7回目となる瑞穂俳句大会のお題は、「地球にある色を詠む」です。心に浮かんだ思い思いの力作が、今回は三十四句もそろいました。お時間が許す限り、一つ一つをじっくりと味わってほしいと思います。

七夕飾りと俳句作品は、7月7日(木)まで展示しています。

みなさんのお越しをお待ちしています。

20220614

第173回温故知新の会 「瑞穂町の自然環境~土地の生い立ち」を実施しました

みなさん、こんにちは。

梅雨に入り、変わりやすい天候の日が続いていますが、いかがお過ごしですか?

けやき館では6月12日、現在開催中の企画展「遥か太古の瑞穂」の関連イベントとして、第173回温故知新の会・自然に関する講演会「瑞穂町の自然環境~土地の生い立ち」を行いました。

講師は、先月行われたギャラリートークも担当してくださった角田清美さんです。

講演では、主に上総層群が堆積した時代に焦点を当てながら、瑞穂町や多摩地域の地形学的な成り立ちについての話がありました。テーマとしては、「西多摩地方と瑞穂町の地形概観」、「上総層群の堆積と南関東の地質学的な歴史」、「武蔵野台地の形成史と瑞穂町」、「立川断層地と地震」、「大地震に備える」など、多岐にわたる内容を分かりやすく巧みなトークと、数多くの写真や地図・表を使って解説してくださいました。

また講演終了後には、青梅市内の山から掘り出してきたチャートという岩石を使って、火起こしの実演も行いました。チャートは、放散虫(ほうさんちゅう)という海産の原生動物(プランクトン)の死骸が堆積してできた岩石で、「火打ち石」としても知られています。チャートが産出するということは、青梅の山中が遥か太古の大昔は海だったという証拠でもあります。水(海)の中で作られたものが火を起こすなんて、水と火という地球で生まれた相反する二つは、深い関係があって地球上で循環しているんですね。

企画展「遥か太古の瑞穂」は、6月19日(日)までの会期となっています。

また、次回の温故知新の会(「大きな数~9を3つ使ってできる数と宇宙の大きさをkmで表した数と無量大数の中で一番大きな数はどれか?」.講師:滝澤福一さん)は、6月26日(日)の開催です。

みなさんのお越しをお待ちしています。

20220531

YouTubeで紙芝居 その9

みなさん、こんにちは!

5月も今日で最後。明日から6月になり、梅雨の足音が徐々に近づいてきますね💦

けやき館では、館内の常設展示「瑞穂の⺠家」で、「古⺠家で楽しむ紙芝居」を開催しています。本日は第9回目の紙芝居動画をYouTubeにアップロードしました。

今回お送りする作品は、「五郎松・十郎杉」です。

この作品は、町内の殿ケ谷を舞台にした昔話をもとに作ったものです。紙芝居の絵は、現代美術家の相馬博さんが描いてくれました!(^^)!

昔むかし、源頼朝が鎌倉に武士の都を構えた頃、曾我の十郎・五郎の兄弟は、親の仇の工藤祐経を討つために、その命を虎視眈々と狙っていました。

ある日、狩りに出た頼朝の供をする祐経の後をつけた兄弟は、持っていた杖を山の上の見晴らし台に突き刺して、神に祈ったところ……

話しの続きは、ぜひYouTube動画をご覧になってください。

けやき館がお送りするYouTube版「古民家で楽しむ紙芝居」。どうぞ楽しんでご覧ください!

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