2024年07月22日
特別展関連企画「おもしろ動物を作ろう!」
7月21日(日)に「おもしろ動物を作ろう!」を行いました。
このワークショップは、現在開催中の「江幡三香 木のえほんWOOK展」の関連企画です。
6月30日にはおとな向けの「木のえほん作り」を行いましたが、今回は子ども向けです。
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講師は彫刻家でありおもちゃ作家である江幡三香さんです。
江幡さんが作品づくりをするときに出る、使われない部分-木っ端-を使っておもしろい動物を作ってみよう!というワークショップです。
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はじめに、使いたい木っ端を選びます。木の実やかんなくずなどもあります。
おもしろい形がたくさん!選ぶのもワクワクします。
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どんなふうにしようかなぁ~。
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やすりがけをして、木工用ボンドやホットボンドでくっつけていきます。
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裏ワザ!竹串を使ってつなげるようにドリルで穴をあけてもらう子も!
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時間が経つにつれ、どんどん集中力が増して熱中していく姿も見られました。
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最後は、みんなの作品をならべて発表会です。
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その名の通り“おもしろ動物”がたくさん出来上がりました‼
すべてをご紹介したいところですが…泣く泣く一部をご紹介。
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↑ ワニさん。りんごを口の上に乗せています。
ご参加いただいた皆さま、江幡さん、ありがとうございました。
2024年06月20日
けやき館の七夕かざり&瑞穂俳句会の俳句展示
みなさん、こんにちは。
今日も暑いですが、ようやく梅雨入りが目前になってきましたね。
けやき館では、今年も風除室で「けやき館の七夕かざり」と「瑞穂俳句会の俳句展示」を行っています。
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七夕かざりでは、石畑保育園・東松原保育園・みずほひじり保育園の園児のみなさんが、願い事を書いてくれた短冊176枚を飾りました。
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俳句展示では、瑞穂俳句会の16人の方々が「星まつり五七五 ~大けやきと耕心館を詠む~」のお題で、二句ずつの俳句を短冊にしたためました。
風除室のドアが開くたびに、風に揺られて涼しさを運んでくれます。
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七夕かざりと俳句作品は、7月7日(日)まで展示しています。けやき館にいらした際は、是非足を止めてご覧になってください。
みなさんのお越しをお待ちしております。
みなさんこんにちは。
本日は板碑の拓本体験を実施しました。
板碑は中世の供養塔の一つです。今回は瑞穂町周辺の板碑の拓本をとることで、どのようなことが刻まれているのか読み取ろうという講座です。
〈拓本体験の様子〉
まずは、板碑や拓本をとる意味についてお話します。
今までに拓本をとったことがある方、今日初めて板碑に触れる方、どちらもいらっしゃいました。
拓本をとることで、凹凸がはっきりわからなくなってしまった銘文でも読めることがあります。
また、記録することでその時点での板碑の状態を記録することができます。
次に板碑の拓本をとる手順です。
霧吹きで水分を与えつつ、板碑と紙とを上手く密着させていきます。
〈画仙紙の空気を抜いています〉
板碑全体の空気を抜き、ほどよくタオルなどで湿気をとったら、タンポで板碑全体をムラなく墨を打っていき、完成となります。
〈真剣に拓本をとっています〉
みなさんの拓本がとれたら、埼玉県にある板碑を例にお話をしました。
身近なところにも板碑があったことを知るきっかけになったのではないでしょうか。
〈映像にて埼玉県の板碑の紹介〉
2024年05月19日
地域めぐり「二本木から箱根ケ崎の歴史散歩」に行ってきました
皆さん、こんにちは。
五月も半ばを過ぎ、暑い日が続くようになりましたね。
昨日、けやき館では第220回温故知新の会「二本木から箱根ケ崎の歴史散歩」を開催しました。講師は毎年お世話になっている角田清美さんです。
角田さんの歴史散歩は、けやき館でも人気の講座です。今年は都県境にある入間市の壽昌寺からスタートしました。壽昌寺は臨済宗建長寺派のお寺で、角田さんによると多摩地方には臨済宗のお寺が多いとのことでした。
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途中の道すがら、さまざまな説明があり、地形・地名はもとより歴史やその由来、樹の高さの測り方、話が脱線してお茶の説明から世界史まで、次から次へと私たちを話で魅了してくださいました。もちろん参加された方々も大満足でした。
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日差しが強く暑い日にもかかわらず、参加者の皆さんお疲れさまでした。そして角田さんありがとうございました。来年もまた楽しみにしています。
こんにちは。
けやき館では、いろいろな方のご協力を得て、展示やイベントを実施いています。
今回はそうしたエピソードを少し紹介します。
先日、一冊の絵本が当館に届きました。
絵本作家・イラストレーターの伊藤知紗さんからでした。絵本は出版されたばかりの『カニのダンス』(福音館書店・ちいさなかがくのとも6月号 / 文・越智典子 絵・伊藤知紗)です。
〈カニのダンス 表紙〉
伊藤さんには、昨年開催の「伊藤知紗 絵本原画展~昆虫観察日記~」(2023年7月15日〜9月24日)で、『うんちみたいなむしがいた』と『むし、おきあがれるかな』の原画を展示されていただく際に、協力していただきました。
やわらかな画風と、自然観察に基づいた題材選びは、大人も多くの気づきがあることでしょう。
今回の『カニのダンス』は作画担当ということで、実際に神奈川の三崎口や関西方面に出かけて干潟のスナガニを観察されていたそうです。
新刊本 てくてく日記 (fc2.com)
伊藤さんに案内していただいた時も、葉の裏や枝などで越冬するチョウたちを丹念に観察されていました。こういったポイントをいくつもめぐって観察しているのは本当にすごいことです。
今回のカニの絵本でも、舞台となる入り江の様子やカニのユーモラスな動きも必見です。
伊藤さんの絵本は、図書コーナーに配架していますので、興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
2024年05月05日
生きものミニ展示はじめました
気温が上がり、生物の活動が活発になってきました。
風除室で、冬の期間を中心に目を楽しませてくれたシクラメンからの
展示替えとして、
ミニ展示「何の生きものがいるのかな?」を始めました。
けやき館では、生体の展示が可能な唯一のスペースです。
小さな水槽に入れる候補をあれこれ考えつつ、
隣の耕心館の山野草のおススメも含めていくつか展示することにしました。
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まずは今の季節に、色とりどりの花を咲かせているタツナミソウの
鉢をいくつかお借りしました。
(最上段は色の濃いアカボシタツナミソウの購入品を栽培したものです。)
「タツナミ」の和名の由来など、知りたい方はぜひのぞいてみてください。
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<耕心館にあるタツナミソウの各色の群落>
水槽の生き物も、その時々で変わりますのでお楽しみに!
2024年05月04日
昆虫標本展のギャラリートークを行いました
みなさん、こんにちは。
ゴールデンウィークの真っ最中ですが、いかがお過ごしですか?
けやき館では昨日(5月3日)、昆虫標本展(会期:5月26日まで)のギャラリートークを実施しました。お話ししてくださったのは、この展示で標本箱を貸してくださった岡部廣さんです。展示してある22点の標本箱一つ一つについて、丁寧にわかりやすく解説をしてくださいました。
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参加された方からも、昆虫にまつわるご自身の体験談や疑問点などについて、その都度質問しながら和気あいあいとしたギャラリートークになりました。中には、5月3日の東京新聞に昆虫標本展とギャラリートークの記事が掲載されたので、その新聞記事を見て参加してくださった方もいらっしゃいました。
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ゴールデンウイーク最終日の5月6日(月・振休)にも、14時からギャラリートークを行いますので、お時間のある方は是非いらしてください。
2024年04月26日
五月人形と鎧兜がお目見え!
早いもので、4月も終わり5月が近づいてきましたね。
端午の節句に合わせ、郷土資料館の風除室に5月人形がお目見えしました。
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<鯉のぼりの飾りが立体でかわいいですね>
さらに、ガイダンスホールで
本物の兜と鎧の展示を行います!
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戦国時代から江戸時代にかけての当世具足で、
実際に武将が身に着けた痕跡があります。
けやき館や耕心館一帯に居を構えていた大海道 細渕家へ
お嫁に来た方の実家の発智家に由来するものです。
発智家は川越藩の家老の家柄で、特に篤志家で有名な庄平氏から贈られたものだそうです。
(発智庄平氏は地元の小学校の校長や信用組合から銀行の頭取に就き、渋沢栄一とも交流がありました。
孤児院の経営などを担い、霞ヶ関カンツリー倶楽部も創立した方です。)
鍬形(兜前方の装飾)と二枚胴のうるみ色が特徴です。
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迫力のある兜と鎧をぜひ間近でご覧ください。
2024年04月14日
狭山丘陵 春の探鳥会を実施しました
4月13日は朝から爽やかな晴れ空が広がり、絶好の探鳥会日和でした。
今回も日本野鳥の会 奥多摩支部会員の名執修二さんを講師に、さらに自然保護協会会員の菅沼さんのサポートをいただき、野山北・六道山公園の赤坂谷戸から公園管理所(インフォメーションセンター)、展望デッキ、エヶ入(えげいり)谷戸まで往復するコースを回りました。
今回は幸先のよいスタートで、最初に双眼鏡をのぞく練習をしている時に、なんとオオタカが赤坂谷戸の上空に現れました!
するとカラスが集団で騒ぎ出し、オオタカに対しモビング(擬攻撃)を行っている様子が観察できました。
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<写真の矢印の先にうっすらとオオタカの姿が写っています>
その後は主に聞こえてくる様々な鳴き声から、その鳥のイラストを見せていただきながら解説を受けました。
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<関連する鳥の姿はイラストで確認しました>
鳴き声の他にも、アオゲラのドラミング音をエヶ入谷戸の背後で頻繁に聞くことができました。
耳が慣れてきたところで、全員無言で耳を澄ませるバードリスニングも体験しました。
そして、マヒワの集団がコナラの若葉についた蛾の幼虫をついばんでいる様子を探していたところ、探鳥会の終了直前に観ることができました!
この日の探鳥会で、実際に姿を見られた種は順にオオタカ、カラス、アオジ、マヒワなどで、
鳴き声が聞けた種は他にウグイス、ヤマガラ、コマドリ、ガビチョウ、アオゲラ、シメです。
これからの爽やかな季節に、あなたも鳥の観察に出かけませんか?
2024年04月09日
「昆虫標本展 ~人と昆虫~ 」が始まりました
みなさん、こんにちは。
けやき館では、4月5日からエントランスホールにて、「昆虫標本展~人と昆虫~」を展示しています。昨年の企画展「昆虫のふしぎ、ここがすごい!」でもお世話になった岡部廣さんから、22箱もの標本箱をお借りすることができました。
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定番のカブトムシ・クワガタムシをはじめ、チョウ・ガ・ハエ・カイコ・セミ・コガネムシなどなど‥‥。所狭しと標本箱が並んでいます。
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この他にも今回のテーマ「人と昆虫」にちなんで、切手に描かれた昆虫、蜂蜜とミツバチ、トンボと日本酒など、私たち人間の暮らしと密接にかかわってきた昆虫を紹介しています。そして何よりも見ていただきたいのが、標本箱の美しさ‼昆虫たちが整然と並んでいる様は圧巻です。
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さらに今回の提示では、岡部孝司氏が撮影した昆虫写真も20点展示しています。
たくさんの昆虫標本と美しい昆虫写真を是非見にいらしてください。会期は5月26日(日)までです。
なお、5月のゴールデンウイーク中に、岡部廣さんがギャラリートークをしてくださることになりました。日時は、
5月3日(金・祝)・5月6日(月・振休)
両日とも14時から15時
になります。みなさんのお越しをお待ちしております。