TEL.042-568-0634

開館時間
10:00〜21:00
休館日
第3月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休館日

ブログ

20201024

始まりました!「昔の道具」展

みなさん、こんにちは。

ようやく秋らしくなって、晩秋の足音と共に紅葉狩りも楽しみな季節になってきましたね。けやき館では、

10月24日(土)から2階の展示ギャラリーで、「見てみよう 昔の道具」展を開催しています。

今年のテーマは、「衣・食・住 ~ちょっと昔、身近にあった道具~」です。

「衣」では、洗濯とアイロン

「食」では、作る・食べる

「住」では、明かりをともす

を中心に展示しています。

11月23日(祝)まで展示していますので、ご家族やお子さん連れでのご来館をお待ちしています。家電製品が

一般の家庭に普及する以前、私たちの身近にあった生活道具を見て、先人たちの知恵と工夫に思いをめぐらせて

みてください。

20201017

企画展「清水家文書展」ギャラリートーク①

みなさん、こんにちは。

今日は企画展「清水家文書展」の関連企画、ギャラリートークの第1回目を開催しました。

 

清水家文書とは、長岡地区に伝わる古文書で、江戸時代、新田開発された長谷部新田に出百姓として移り住んだ清水家に関する文書で、当館が所蔵しています。今回は、清水家文書と長谷部()家文書から、村の歴史を読み解こうという展示です。  

 

展示解説のため、一つ工夫したことがあります。

バーズアイ瑞穂と同じサイズの村絵図を作ってみました。

長谷部新田村絵図をバーズアイ瑞穂と同じ大きさに拡大して、形を微調整してバーズアイ瑞穂にのせてみました。

〈拡大した長谷部新田村絵図〉

 

道や家は現在と一致するところが多く、江戸時代の土地利用の仕方が現在にも大きく影響を与えていることがわかります。

お客様も興味を持って見てくださったようです。

〈拡大した村絵図解説中〉

 

展示室では、古文書を通じてどのようなことが読み取れるのか、どのようなところが現在にも通じているのかなど解説をしました。

〈展示室での様子〉

 

今回参加してくださった方々は、地元の長岡の方が多かったようです。

1時間の解説時間が終わった後も、興味を持ったことについて質問やお客様同士で話し合われていました。

〈展示の意見交換の様子〉

 

今後の企画展のギャラリートークは、10/31(土)と11/14(土)に開催予定です。

10/31(土)は「瑞穂古文書を読む会」のみなさんが中心となって解説をしてくれます。

ぜひお越しください。

20201011

企画展「清水家文書展 -史料からみる村の歴史-」スタート

みなさん、こんにちは。 

1010()より、秋の企画展「清水家文書展 史料からみる村の歴史」が開催されています。 

〈企画展示室入り口〉

 清水家文書とは、長岡地区に伝わる古文書で、江戸時代、新田開発された長谷部新田に出百姓として移り住んだ清水家に関する文書で、当館が所蔵しています。この清水家文書を中心に村の歴史を読み解こうという展示です。

 

〈展示室の様子〉

今回は古文書の展示ということで、ケースに古文書がずらりと並んでいます。

このブログでは、いくつか古文書を取り上げてご紹介したいと思います。

〈開発地譲渡証文〉

この文書は、享保15年に開発地主の長谷部勘次郎から清水八郎右衛門へ、開発地を譲り渡した証文です。長谷部新田は近くの村から百姓を招き、開発を行っていきました。そして、百姓たちは16反の土地を開発地主から譲り受けて開発を始めました。

〈愛宕神社境内図〉

もう一通は、ちょっと謎の多いものです。簡略に描かれた図面で、道や建物から推測すると、恐らく長岡地区の鎮守、愛宕神社の境内図です。いつの時期の様子かわかりませんが、ちゃんと石鳥居も描かれています。今とは境内の様子が異なるので、昔の神社の様子を示す図面の可能性があります。

このように、見過ごされがちな文書にも、光をあてて紹介をしていきたいと思います。

 

期間中、展示品を詳しく解説するギャラリートークを3回行う予定です。

開催日は1017日(土)・1031日(土)・1114日(土)、時間は1415時です。

予約は不要ですので、ぜひお気軽にお越しください。

20200913

写真展のギャラリートークを行いました

みなさん、こんにちは。

9月13日、けやき館では、写真展「花・虫・鳥 狭山丘陵 春~初夏」の関連イベントとして、撮影者三名によるギャラリートークを行いました。雨が降る中にもかかわらず、少なすぎず、多すぎず、程よい参加人数で開催することができました。

この写真展での撮影者の三名を改めて紹介します。右側から、

森林インストラクターの久保田鷹光さん、瑞穂自然科学同好会の宮﨑豊さん、同会の村山俊彰さんです。

初めに、久保田さんから狭山丘陵の概観と花の写真の説明がありました。写真の素晴らしさもさることながら、狭山丘陵の豊かな自然の恵みを、私たちも生き物たちも、ともに享受していることを実感しました。

 

次に、宮﨑さんから虫の写真の説明がありました。「写真は記録として撮っているので、展示用として撮影しているわけではない」とご本人は仰っていましたが、虫たちの輝きの一瞬を見事にとらえている写真ばかりでした。

 

最後は、鳥の写真を撮影した村山さんです。ご自身と宮﨑さんの小学校時代における久保田さんとのエピソードなどを交えながら、鳥の撮影に対して熱く語って下さいました。その中で「撮影していると鳥の方から私に近づいてくるんです」という言葉が印象的でした。

 

最後に質疑応答と撮影者とのフリートークを行いました。参加された方々は、三人から直接話を聞くことができ、満足されていたようでした。

写真展「花・虫・鳥 狭山丘陵 春~初夏」は、9月27日(日)まで開催しています。

これからも皆さんのご来館をお待ちしています。

20200910

写真展が始まりました

ひと頃の暑さに比べ、朝晩はようやく凌ぎやすくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

けやき館では、9月8日(火)から27日(日)までの期間、2階展示ギャラリーにて

写真展 「花・虫・鳥 狭山丘陵 春~初夏」 を開催しています。

 

 

この写真展では、森林インストラクターの久保田鷹光さん、瑞穂自然科学同好会の宮﨑豊さんと村山俊彰さん、季節を問わず狭山丘陵で定期的に撮影を行っている三名の写真40点と狭山丘陵の紹介を展示しています。

 

 

一枚一枚の写真を通して、狭山丘陵で生きる小さな生き物たちの輝きをご覧いただければと思います。また写真展関連イベントとして、9月12日(土)14時から、撮影者三名によるギャラリートークを実施します。皆さまのご来館をお待ちしています。

 

20200816

第120回 温故知新の会 「近世の百姓一揆と秩父事件」

皆様、こんにちは。

猛暑の続く中、いかがお過ごしでしょうか。

 

今日は温故知新の会、郷土歴史講演会「近世の百姓一揆と秩父事件」を開催しました。

講師は、瑞穂古文書を読む会の渡辺忠夫さんです。

 

  講師の渡辺忠夫さん

 

今回は、百姓一揆、全国の一揆を取り上げつつ、特に近隣の「天明の一揆」と「武州世直し一揆」、そして近代の「秩父事件」までを取り上げられています。

 

江戸時代は泰平な時代といわれても、地域に矛盾が起こります。

多摩地域で起きた「天明の一揆」は、実は狭山池が一揆の集合場所となり、現在の武蔵村山方面へと向かっていきます。

 

また、武州世直し一揆でも、箱根ヶ崎宿は拝島方面へと向かう一揆の通り道になっています。身近な場所も、一揆の舞台になっていたことを改めて感じます。

 

  講演中の渡辺さん

 

色々な一揆を丁寧に、渡辺先生に解説していただきました。

 

次回の温故知新の会は、913()1330~、体験教室「東京だるまの絵付け体験」、講師は根岸ダルマ屋さんです。

 

20200624

収蔵品展「村山大島紬-高水勝良氏寄贈資料-」オープン

みなさん、こんにちは。

622()より、収蔵品展「村山大島紬高水勝良氏寄贈資料」が開催されています。

収蔵品展とは、郷土資料館に所蔵されているものを中心に組んだ展示です。  

今回は、昨年の11月に寄贈を受けた、村山大島紬関係資料の展示となります。

 

寄贈者の高水勝良さんは、瑞穂町石畑で織元をしていた家で、家業として村山大島紬の男物を中心に制作していました。それだけでなく、自身でも村山大島紬の反物や裂を収集していたため、貴重なコレクションとなっています。

 

    〈展示ギャラリーの様子〉

 

 村山大島紬の展示ということもあり、反物などや裂などが多く展示されています。

今回の展示では、一つは高水氏の織元としての側面、もう一つは収集家としての側面、この二つの側面に注目しています。

 

高水さんは、男物で精緻な柄を目指して研究を重ねながら制作をしました。

一般的な男物では、反物の横巾に、80柄の亀甲を入れるのに対し、高水氏はより精緻な柄を目指し、106山、119山へと進化していきます。

 

    〈金筬と絣糸〉

 

 写真の筬と絣糸は、106山用に用意されたものです。

筬は細かく、耐久性にも優れた金筬を用います。

糸は白と黄色、黄緑色に染めた糸に絣板で染色をして絣糸にしたものです。

精緻になればなるほど技術は高度になり、糸も厳選されたものになっていきます。技術、こだわりの一端をうかがうことができます。

 

 

    〈額装した村山大島紬裂〉

 

 二つ目の収集家としての側面ということで、村山大島紬の裂を額装して飾っています。

反物を額装すると、絵画のように見えますね。

時代ごとの流行、技術を見ることができます。

 

    〈衣桁掛けの村山大島紬着物〉

 

着物も飾っています。

写真では伝えきれていませんが、色とりどりの柄でじっくり見ていただきたいものばかりです。

 

 

収蔵品展「村山大島紬」は、2F展示ギャラリーで726日まで開催しています。

ぜひお越しください。

 

20200621

「みずほの蝶」展 ギャラリートークを行いました

みなさん、こんにちは。

けやき館では6月20日(土)に、開催中の「みずほの蝶」展・関連プログラムとして、ギャラリートークを行いました。緊急事態宣言が解除されてから、けやき館で実施する初めてのイベントです。

お話をしてくださったのは、瑞穂自然科学同好会の村野隆夫さんです。

村野さんは、今回の展示で蝶の写真を提供してくださった方です。ご自分の足で丹念に撮影を続けてこられ、それぞれの蝶の写真について、撮影の季節・時間・場所などを説明してくださいました。

また、瑞穂町周辺には約70種の蝶が生息しているそうですが、昔と今の自然環境の変化、温暖化や食草の違いなどによって、見られる蝶にも変化が起こっているとのことでした。

真面目な話とともに、撮影時の苦労話や、実際に撮影する際のアドバイスなどを交えながらのトークは、蝶好きにはたまらないひと時になりました。

「みずほの蝶」展は7月26日(日)まで開催しています。皆さんの来館をお待ちしています。

 

20200616

企画展「みずほの蝶」③ 後期展示スタート

みなさんこんにちは。

このところ暑さが厳しさを増していますが、お変わりありませんか。

 

さて、企画展「みずほの蝶」も今日から後期展示がスタートします。

後期展示は、チョウの写真が大幅に入れ替わって、40点のチョウのパネルを展示しています。

〈壁面のチョウの写真①〉

 

〈壁面のチョウの写真②〉

 

〈モンシロチョウの写真③〉

③の写真は、後期展示のモンシロチョウの写真です。

身近なチョウですが、改めてみるとこんな姿をしているんだ、と感じる方もいるのではないでしょうか。

家の周りでも、野山でも、チョウを見かける機会はあるでしょう。

もう一度、身近なチョウを再発見してみましょう。

 

もう一つ、今までご紹介していませんでしたが、「チョウと食草のトランプ」について。

これは4種のチョウを13枚ごとに描いたトランプで、卵から幼虫、さなぎ、成虫、そして産卵までを紹介しています。

なんとジョーカーはチョウの天敵の寄生バチ。ユニークなトランプです。

あまりチョウの成長について触れることができなかったので、このトランプを展示しました。

〈チョウと食草のトランプ〉

 

週末の20日(土)、14時からギャラリートークも開催します。

前期にいらした方もぜひお越しください。

20200610

企画展「みずほの蝶」② チョウの雑学

みなさんこんにちは。

 

今回は、趣を変えて、チョウの雑学を一つ。

皆さんはチョウを数える時に、なんと数えますか。

「一羽」「一匹」、どちらも使うでしょう。

ただ、企画展「みずほの蝶」では、「一頭」としています。

 

チョウを「頭」と数えるのは、学術的な場で用います。

ですので、学者や動物園、博物館などでは「頭」を使っています。

チョウを「頭」と数えるのは、西洋の動物園で「head」を用いていたことに由来するといわれています。

西洋の動物園では珍しいチョウを飼育しているところも多く、種類に関係なくチョウも「head」で数えられていたそうです。そのうちこの「head」が昆虫学者の間でも用いられ、チョウを「head」で数えることが定着したそうです。

 

では、なぜ日本でチョウを「頭」と呼ぶようになったのでしょうか。

飯田朝子『数え方の辞典』(小学館、2004年)によると、明治のはじめに英文の博物学書を翻訳していた人が、チョウの記述の中に「head」と言う単語を見つけて、「頭」と直訳したものと思われ、それが現代に定着したという説を紹介しています。

 

チョウの数え方一つにもエピソードがあるのですね。

 

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