2023年07月15日
企画展「昆虫のふしぎ ここがすごい!」
みなさん、こんにちは。
梅雨明け間近で、連日暑い日が続いていますね💦
けやき館では、本日7月15日から企画展「昆虫のふしぎ ここがすごい!」が始まりました。

瑞穂町やその周辺に生息している身近な昆虫を対象に、「変態」・「寄生」・「擬態」・「毒」など、不思議で興味深い生態や特徴にスポットを当てました。昆虫の多様性と、自然界における生存戦略という視点から、身近な昆虫たちの生きざまの一端を紹介しています。

またこの展示では、昆虫の魅力を違った視点から紹介するため、青梅市在住の硝子昆虫作家・つのだゆきさんが制作した33点の芸術的な作品をお借りして展示しています。

なお、2階展示ギャラリーでは、企画展関連展示として「伊藤知紗 絵本原画展~昆虫観察日記~」を開催しています。
両展示とも会期は9月24日(日)までです。
けやき館の夏は、昆虫がいっぱい!🐞 みなさんどうぞ見にいらしてください。
みなさんこんにちは。
先日まで開催していた、特別展「相馬博絵画展-悠久の光、久遠の刻-」も無事終了しました。
相馬さんより、展示していた絵画の一点「光と色の在処」(2023年)を寄贈していただきました。相馬さん、ありがとうございます。
当面は事務所脇のスペースに展示しています。
いつでも見られますので、お気軽にご来館ください。
「光と色の在処」(2023年)
〈事務所脇に展示してます〉
2023年06月25日
歴史講演会「大江戸よもやま話」
みなさん、こんにちは。
けやき館では今日、第198回温故知新の会・歴史講演会「教科書には載っていない 大江戸よもやま話」を開催しました。
講師は、瑞穂古文書を読む会の会員でもいらっしゃる小林良久さんです。

講演では、江戸に住む庶民(町人)にまつわる話や、庶民がかかわった事件・出来事など、題名通り教科書に載っていないような興味深い話やエピソードをたくさん紹介していただきました。

次回の温故知新の会は、7月9日に実施する算数講演会「算数物語~福ちゃん先生の“算数ピクニック”から~」で、講師は滝澤福一さんです。みなさんのご参加をお待ちしています。
みなさん、こんにちは。
けやき館では、6月20日(火)から7月7日(金)までの間、瑞穂俳句会の方々による作品展を開催しています。

今回は「星まつり 五七五」をテーマに、七夕を詠んだ二十八句の作品を展示しています。また、曾我美奈子さんによる星空とけやき館を描いた絵画「樹齢300年大ケヤキ」も飾っていますので、是非ご覧になってください。

同時に、町内の保育園児が作ってくれた七夕かざりも展示していますので、みなさんのお越しをお待ちしております。
2023年06月18日
相馬博絵画展ギャラリートーク
みなさん、こんにちは。
本日は開催中の特別展「相馬博絵画展-悠久の光、久遠の刻-」のギャラリートークを開催しました。
作家の相馬博氏に、創作活動や作品の解説について、様々なお話をしていただきました。
〈ギャラリートークの様子〉
〈作家の相馬博氏〉
もともと油絵を使って創作していましたが、色の発色などに着目してアクリルを用いるようになったそうです。
そして円を描いた“circle”シリーズから、円自体が薄くなり、やがて夜空の星のように、更に色味が増して、今回の新作「悠久の光、久遠の刻」へと移り変わっていきます。
細かい話ですが、相馬氏は色の掛け合いを実験しているそうで、「悠久の光、久遠の刻」でも新たな試みをされたのではないかと思います。
〈作品の目の前で答えてもらってます〉
また、一階エントランスホールでは、瑞穂の伝承紙芝居「五郎松・十郎杉」についても解説をしてくださいました。
抽象作品とはまた異なった印象を受ける作品ですが、色の重ね方、こだわりは共通しているのではないでしょうか。
〈五郎松・十郎杉〉
2023年06月17日
瑞穂の野鳥 探鳥会 ~初夏~
みなさん、こんにちは。
梅雨に入り、変わりやすい天候が続いていますが、いかがお過ごしですか?
けやき館では、第197回温故知新の会・鳥の観察会「瑞穂の野鳥 探鳥会」を実施しました。本来の実施予定日は雨天により延期になったため、好天と無風という絶好の観察会日和になった今日、観察会に行ってきました。講師は、前回の探鳥会でもお世話になった日本野鳥の会奥多摩支部会員の名執修二さんです。

コースは前回と同じで、先ずは狭山池からスタートして、カワセミ・カルガモ・ツバメ・ヒヨドリなどを観察しました。次に狭山丘陵の里山民家に移動して、セキレイ・ホトトギス・シジュウカラ・キビタキなどを見ることができました。

参加者は野鳥好きの方ばかりで、その中のお一人の方が、「名執さんと歩いていると鳥の数が増える」と仰っていました。私たちが普段気づかないような鳥までも、次々に見つけて教えてくれるからなんですね。
今年度は、この後にも名執さんの講演会を12月3日(日)、探鳥会を2月4日(日)に予定しています。どうぞお楽しみに。
次回の温故知新の会は、6月25日(日)に実施する小林良久さんの「教科書には載っていない 大江戸よもやま話」です。
皆さんのお申し込みをお待ちしております。
みなさんこんにちは。
明日、6/3(土)より、2階展示ギャラリーにて、特別展「相馬博絵画展-悠久の光、久遠の刻-」が開催されます。
現代美術家の相馬博氏による、新作を含む11点を展示しています。
相馬氏は宇宙や空の光をモチーフに創作した抽象画を数多く発表しています。
今回の展示でも、漆黒と窯変天目のような散りばめられた光彩の美しさを体験してください。
〈展示ギャラリーの様子〉
タイトルの名を冠する「悠久の光、久遠の刻」です。
〈悠久の光、久遠の刻〉
相馬氏の在廊日は、今のところ以下のように予定しています。
6月3日(土)、4日(日)、10日(土)、18日(日)、24日(土)
7月1日(土)、2日(日)
時間13:00〜17:00
なお、在廊の予定は変更することもあります。ご注意ください。
また、関連イベントとして、6月18日(日)14時~15時、相馬氏によるギャラリートークを予定しています。
こちらは予約不要で参加できますので、お気軽にご参加ください。
これからも、不定期に展示について取り上げていきますので、当ブログも楽しみにしてください。
2023年05月30日
「狭山丘陵南麓の歴史散歩」に行ってきました
皆さん、こんにちは。
今週から6月に入り、天候もしばらく良くありませんね🌂
5月28日(日)、けやき館では第196回温故知新の会「狭山丘陵南麓の歴史散歩」を実施しました。講師は、けやき館で何度もお世話になっている角田清美さんです。当初の日程では2週間前に行うはずでしたが、雨天により延期し、ようやく実施することができました。

箱根ケ崎駅を出発し、御嶽神社→神明神社→阿弥陀堂→福正寺→阿豆佐味天神社へと、町内の寺社・史跡などを巡りました。スタート直後から角田さんの解説が盛りだくさんで、建物一棟・通り一本でも歴史的・地理的に意味がある場所では、その都度わかりやすい説明がありました。参加した方々も角田さんに積極的に質問しながら、充実した歴史散歩になりました。

帰り道の途中には、今も多摩だるまを製造しているお宅におじゃまして、工程途中のだるまを見て触れて、実際に作っている方から貴重なお話を伺うことができました。
次回の温故知新の会は、6月11日の「瑞穂の野鳥 探鳥会」です。
(定員に達したため、お申し込みは締め切っています)
2023年05月27日
体験講座「板碑の拓本体験」
みなさん、こんにちは。
本日は「板碑の拓本体験」を開催しました。
板碑は中世の石造物の一つとして知られていますが、今回は企画展関連展示「瑞穂・武蔵村山の板碑」の関連として実際の板碑を使い拓本をとるという体験をしました。
拓本の利点の一つは、道具をそろえることができれば、資料を汚さず、原寸大の文字や模様などを写し出すことができる点にあります。
〈拓本の取り方〉
〈思い思いにとっています〉
〈乾燥中〉
この企画は、進藤進氏のご協力で実施することができました。
みなさん、苦労しながらも、思い思いに拓本を取って、中世に触れていました。
2023年04月16日
193回 温故知新の会・体験教室「火おこし」
みなさん、こんにちは。
早いもので、4月も後半となりましたね。
本日、けやき館では第193回温故知新の会・体験講座「火おこし」を行いました。講師は、東京都キャンプ協会の元理事で、レクリエーションやキャンプ活動の普及に努めていらっしゃる飯田弘さんです。
今回は、火おこしのために「舞ぎり式」・「火打石式」・「光学式」・「電気式」の4種類の道具を用意していただきました。

舞ぎり式を実演する飯田さん
先ず飯田さんがお手本を実演し、仕組みや注意点などを説明したあと、参加者が大人も子供も一緒になって火おこしを体験しました。

レンズを使う光学式を体験する参加者
参加者のみなさんが一通り体験した後は、飯田さんが用意したマシュマロを火鉢で軽く炙り、クラッカーに挟んで食べました。

次回の温故知新の会は、けやき館の谷亀学芸員による「狭山丘陵北麓の植物散策」(4月30日実施。すでに定員に達したため、お申し込みは終了しています)です。